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NPO会計・税務リクツとコツ
中尾さゆり(税理士・准認定ファンドレイザー)

NPO法人ボランタリーネイバーズ(https://www.vns.or.jp/)理事長
税理士法人TAG経営(https://tagkeiei.tkcnf.com/)社員税理士
個人としての、NPOの会計税務専門家

さまざまな立場の経験を活かして、
バックオフィサー・経営者向けにリクツとコツをかいています。

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7/22志金循環と1%支援制度〜有識者が選ぶ/市民が選ぶ[2010年07月22日(Thu)]
1%支援制度フォーラム2010@一宮市「志金循環と1%支援制度」

日時:2010年7月22日(木)13:30-17:00
場所:一宮地場産業ファッションデザインセンター
主催:一宮市 協力:愛知県
参加者:150−200人くらい?

 1%支援制度は、市民による投票によって市民活動団体に支援金が交付される制度です。1%といっても必ずしも市民税の1%相当額が交付されると決まっているわけではなく、また有権者となる市民の枠も自治体によってさまざま。

 個人的な関心としては、市町村が実施しているNPO支援助成金と1%制度はどこが違うのかというところにあります。
 今の私の答えとしては「有識者が選ぶか、市民が選ぶか」というところ。有識者が選ぶ場合、たいてい制度の趣旨や選定基準に沿って選ぶことになります。市民が選ぶ場合は(意識調査をしたわけではないので推測ですが)共感できるか、いいな・応援したいなと思うところに投票すると思われます。
 で、どうやって市民が選ぶかが問題。いずれの市町村も市民が選択する過程を通じてまちづくりに関わっていくということを重視していました。そのために市民活動団体は外に向けたPRをし、人を巻き込んでいく・・・という循環ができてきます。
 1%支援制度の結果として社会/NPO/行政/市民が変わったかというと・・・まだ結論を出すのは早いということでした。

 この1%支援制度は(基本的に)死に票になることはありません。また投票ということは比較的負担感がない参加の仕方です。将来的には選挙の投票率を上回るような参加があって、市民が何を欲しているのかがみえてくるといいなと思いました。

 写真は七夕。ちょうど一宮の七夕祭りの日に重なっているため、帰りはプチ観光してきました。
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https://blog.canpan.info/sally_nakao/archive/861
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