管理人です。
2006年12月に国連で採択された障害者の権利条約は障害者の人権について条約です。
障害者の人権については、1987年に提案されたのが一番はじめと文献にありましたので、
21年前になります。
21年の間、ほったらかしだったわけではありません。障害者への差別、いじめをなんとかしようと、何回も提案されますが、反対が多くて、出来なかったのです。
21年かかったことも、消して無駄ではなかったのです。
もしも、21年前に採択されていたとしても、今みたいに「障害者のある人の本人参加」や
本人活動などがない時代にできたとしても、本人の参加はなく、本人の意見も聞いてもらえない時代だったと思います。
今回の条約策定には、特別委員会に知的障害の当事者、ニュージーランドのロバート・マーチン氏が入って意見を述べてきました。
その功績は大きく、当事者参加の力を発揮しました。
だから、21年たってできたこの障害者権利条約は、それなりに時代を反映したものになったのです。
今回、その条約をわかりやすい言葉にしてみようという試みがはじまっています。
知的障害の人もその作業に入っていますよ。。
お知らせは、
わかりやすい条約学習会のご案内です
3月22日(土)午後1:30〜4:30
場所 決まり次第お知らせします
内容 ・行政の人から概要の説明
・条項について
・質疑応答
(予定)
条約というと自分と遠いと思う方もいると思います。
しかし、とっても身近なことなんです。
ぜひ、勉強会にご参加ください。
2008年01月14日
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あさっては旭川でピアカウンセリング講座です。旭川のみんなは今日も夜遅くまで準備に追われているようです。(さっき電話で話しましたが忙しい様子が伝わってきました・・・)3月の研修も、楽しみにしています。