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なんのために仕事しているのだろう [2006年04月30日(Sun)]
あなたはなんのために仕事しているのですか?

この3日間職員、アルバイト、研修生の面接を行いました。
その中で、私自身が考えてしまったことがあります。

なんのために仕事をしているのかということ。

子どもたちのもっと自然体験をさせたい。

しかし、人によっては、家族のために収入を得るため。だったり。
趣味の活動をするためだったりと、色々な人がいるでしょう。

私も家族がいますし、フライフィッシングはしたい。
しかしそれよりももっと、子どもたちにもっと自然体験をさせたい。

こんなことを言うと、奥さんにしかられちゃうかな・・・

人生の中で、仕事を何のためにするか。色々な動機がある仕事の中で、この、そもそもの動機をいかに優先順位をあげてもらうことが出来るか・・・
志に向かってみんなを同一方向に向けていく。
それこそが私の仕事なのかもしれないと思いました。
ナイトシアター [2006年04月27日(Thu)]
国際自然大学校にいるときに、ナイトシアターというプログラムをしていました。
夜、山の中の広場で、木立の間にシーツを張り、そこに幻灯機で、スライドを映し、物語を語るのです。
幻灯紙芝居とも言ったりしました。
私が好きだった物語は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』それを藤城清治の絵本で語るものです。
大房岬少年自然の家で、そのナイトシアターをする機会を得ました。
天候がぐづつき、雨プロとしての再デビュー?です。
しかし、もう数年、いや、10年近くも、やっていません。少し不安でした。
スライドを確認し、準備し、BGMの音楽を聴いて気持ちを作り、会場のセッティングをし・・・
会場で、予行演習もしました。予行演習なのに気持ちは高まり、思わず、力が入りました。

しかし、天気が良くなり、プログラムは予定通りに進み、雨プログラムの出る幕はなくなりました。

ほっとしたり、ちょっぴり残念だったり・・・

いつか、この大房岬少年自然の家で、一度、ナイトシアターしてみたいです。
研修生紹介−2 [2006年04月26日(Wed)]
本日紹介する研修生は 
臼井孝博くん

なんと、北海道は羅臼の出身。
羅臼ってどんなところ?と、聞いてみました。
流氷が押し寄せる氷点下20度の世界・・・だそうです。

そして昨年秋に、学生最後の記念にヨーロッパ20数カ国を3ヶ月かけて友人と2人で旅してきたそうです。しかし、本格的に北海道を出たのはそれが初めて。
今回研修生として、その北海道をはなれ、温暖の地、ここ南房総へ。

そして、南房総の印象は・・・道後が狭い・・・だそうです。

将来のことも少し聞いてみました。

そうすると、きっぱり。
地元羅臼の市長になる!
だそうです。
見た目より、ずっとたくましい彼です。

きっと日本の自然を守る教育をする、市長になってくれるでしょう!

雑記帳 [2006年04月20日(Thu)]
私は、現在も国際自然大学校の機関紙『アウトフィッター』に原稿を書いています。
このブログにある雑記帳というのがそれです。
今号で200稿を数えました。
気負ったせいでしょうか・・・今号の原稿がなかなか書けなくって、苦しみました。
もっと、気軽に書き続けないと長くは続けられないと、つくづく思いました。

それと、書けなかった理由に、感受性の問題もあるのかと思いました。
もう少し色々なものを見て、感じて、言葉にして・・・・
すこしでも長く、感じたことを書き続けていきたいと思います。
お休みをいただきました [2006年04月16日(Sun)]
2日ほど、まとめてお休みをいただきました。
で、奥飛騨の平湯温泉へ、父と母を連れて、親孝行?しに行って参りました。
まだ、たっぷりと雪が残っていてびっくり・・・といっても、私の常識(自然体験活動屋)からすれば、当たり前のことなのですが・・・してしまいました。
この私の常識が、私にとって常識でなくなっていて、びっくりしたことに、少なからず、ショックを受けました。

言っている事がよく解らない・・・と言われそうですので・・・

自然体験、特に山関係の活動を仕事をしてきた私にとって、今の時期に飛騨、上高地方面にまだたくさんの雪が残っていることなど、当たり前、常識であるべき感覚なのです。
なのに、そのような考えを持たずに、実は今回の旅行に望んだのです。
そして、安房(あぼう)トンネル付近で、雪が増え、トンネルを抜けたときの雪の量を見たときに、『そうだよなあ・・・』と、納得したというか、感覚を取り戻したというか・・・

千葉に行ったせいか、山に登らなくなったせいか・・・少なからず、自分が自分でなくなってきたような。少し、質が変わったような、そんな気持ちになりました。

今年は、少しお休みをもらって、山に登ったり釣りをしたりさせてもらおうかななんて・・・思っていますが・・・果たして・・・
4月13日 [2006年04月13日(Thu)]
まだまだ続きますよ。大房岬の桜。



研修生紹介−1 [2006年04月13日(Thu)]
本日紹介する研修生は 
藤田理恵さん

川崎出身。 なんと私と同郷です。

横浜女子短大を卒業して、保育士を7年間もしていました。
なのに、どうして・・・

保育園は、長い間子どもたちと一緒にいるので、なんとなく、時間をつぶしているだけというか・・・
もっと、楽しくすごさせてあげたいと思ったそうです。
そんなときに、研修所の募集に出会ってしまった・・・わけです。

将来のことも少し聞いてみました。
小さい子どもたちが好き。だから、その子どもたちに自然体験を提供できるようにな仕事をしていきたいそうです。
お花見での出来事 [2006年04月10日(Mon)]
お花見のときに、公園でスチロールの飛行機つくりをしました。飛行機といっても、蝶々の形や、鳥の形といったものです。
それを、ひとつだけ、展望塔からとばしました。どこまで飛ぶか試してみたかったのです。ところが・・・
上昇気流に乗って、どこまでも飛んでいきそうです。果たして、海のほうまで飛ぼうかというときに、とんびが、その飛行機に向かって急降下してきたかと思うと、まず一撃。そして、反転してきたと思うと、足で、ハッシと摑んで、飛び去っていってしまいました。

どこまでも飛んでいきそうな飛行機に感動したと同時に、とんびの狩の様子を目の当たりにしたのに再び感動。
やけに興奮してしまいました。

しかし、冷静になって少し反省。
とんびが、食べたりしたら・・・。まずい・・・と思いました。
今日は、大房岬、お花見です [2006年04月08日(Sat)]
大房岬の桜は、満開を過ぎてはしまいましたが、今日、岬のお花見です。
今から、でも遅くはありません。
是非遊びに着てください。
色々な催しを企画しています。楽しいですよ。
伯父が亡くなりました [2006年04月07日(Fri)]
今日、伯父の告別式でした。
私は小さいときこの伯父の家に、少しの間預けられていました。ですから、私の最初の記憶・・・一番小さいときの記憶・・・はこの家から始まります。
夕焼けが沈む中、雨戸を閉めると真っ暗に鳴る部屋の中。それが寂しくて泣いたような気がします。そして、薪でたいていたお風呂・・・。
だからでしょうか。いまだに夕日は苦手ですし、火を見ると落ち着きます。

当然、他人のようには思えない方でした。

そんな伯父は、くも膜下出血で、あっという間に亡くなってしまったそうです。
人の死に方というのをつくづく考えました。

最近、病院で、お医者さんが、患者さんの呼吸器を止めるなどして、患者さんが亡くなった・・・尊厳死かどうか。といった問題も取りざたされています。

私の父と母は尊厳死協会で尊厳死の宣言をしています。
スパゲティー状態にはなりたくないといいます。

果たした人の死とは、どうやって迎えるのが一番幸せなのでしょう。
死を目前にして、生きたいとなおもがくのも人。
静かに、その死を迎えるのも人。


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