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仙台市内でお琴とお三味線好きの皆さんの集まるさくらおこと教室です。楽しく日本の音楽を学びながら毎日を豊かにしませんか?幅広い年代層の生徒さんたちとの交流や様々なイベントに出演して日常を充実させようという皆さんが集まっています。お稽古を通じて技術を高めることは他の誰にも奪えない自信と魅力につながります。そんな皆さんのお稽古の様子や私橘寿好の活動報告をブログで更新しています。
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立春大吉[2024年02月04日(Sun)]

明けましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


今日は立春です。

本当の意味での一年の始まりと言われていますね。

私にとっては12月の年末から1月の新年の切り替わりはお仕事で忙しく

この10年以上、新年を祝うという気持ちになったことは正直全くありません。

1月1日早朝の演奏のお仕事を成功させるべく

12月は準備と練習に時間を費やします。

12月31日はすでに演奏もありますが

この日の夜は翌朝への準備のために食事も質素にしてあっという間に床に入ります。

お正月も毎日演奏をしているので一息つくことはありません。

三が日明けもお仕事をいただくことが多く1月は勢いよく走り抜きます。

そして2月、いつの間にか息子が豆まきの話をし始めると

あぁ春が来るのか、という気持ちになり

いよいよ新年だなと心を新しくする準備を始めます。

立春前は掃除をして不要なものを片付けて家と心を清めます。

今年の立春は暖かく、肩をすぼめて外を急いで歩く事もないので

ゆったりとした気持ちが掃除の心に余裕をくれました。

掃除の後は今年の一年の予定をざっと見て、目標を決めます。

今年24年の目標は「もっともっと楽しく弾こう。もっともっと上手になろう。」

2024年は年始に色々と悲しい事もありましたが

前を向いて、一緒に幸せを増やしていきましょう。

私も全力で応援します。

さくらおこと教室は3月20日にグリーンプラザで発表会を行います。

参加予定者全員が楽しく成功に向かって練習しています。

ぜひこちらも応援してください。

お待ちしております。

【日々のお稽古の最新記事】

Posted by たちばなひさこ at 19:04 | 日々のお稽古 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

プランニング[2023年09月10日(Sun)]
夏休みにたくさんの経験をした7歳の息子は、楽しかった思い出が忘れられずに

今度は自分でキャンプを計画し実行したいと言い出した。

場所はどこで、何をして、何を食べて、何時に眠ってどうするのか。

実際に7月に参加したキャンプでの経験を生かして、彼はどんどんとプランを具体化していく。

参加者は何人で、食事のメニュー、準備の時間と後片付けの時間はなど、

具体的にどんどんとアイディアが出てくる。

あっという間に集合時間の10時から翌日の解散予定の時間までのプランが出来上がった。

見事である。

集合時間直後の全体ミーティングで話す内容もまとまっている。

驚くことに自己紹介とアイスブレイクまで盛り込まれている。


キャンプの実現はそう簡単にできることではないし、大人としては面倒なことがたくさんあるので

できるだけ実現化しないようにチクチクと厳しい発言を彼に投げかける。

だが、彼は一切ひるまない。

あとは費用の検討と実際に宿が取れるかどうか。

彼は今、隣でチラシ作りにも取り掛かっている。

誰か、彼の自尊心を傷つけることなくこのキャンプ案が現実化しないようなアイディアを私にください。

Posted by たちばなひさこ at 21:12 | なんとなく | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

暑い夏でした[2023年09月05日(Tue)]
皆様、本当にお疲れ様でした。

この約2ヶ月の間の猛暑続き、良くぞ乗り越えてくださいました。

お稽古にいらっしゃる生徒さんも皆さん額に汗を浮かべ、一生懸命に通ってくださいました。

暑くても何があっても、お稽古に通ってくださる皆さんに感謝しかありません。

昨日と今日はやっと少し涼しさを感じて、雨が降ったこともあり、

夏は終わったのだなとそっと肩の力を抜いた気持ちでおります。

お稽古もさることながら、子供との夏休みはおかげさまで毎日楽しく走り抜きました。

25年ぶりの海、30年ぶりのプール、年甲斐もなく水着を着て子供と水で遊びました。

残念なことは今年も浴衣を着ることができなかったことです。

暑い暑いとワンピースばかり好んで選んでしまい、どうしても

ぐるぐると巻きつける帯には手が伸びませんでした。。。

絞りの浴衣は9月いっぱいまで来ても良いといいます。

せっかくですから少し涼しくなりましたし袖を通してみましょうか。

Posted by たちばなひさこ at 21:30 | 日々のお稽古 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

暗譜[2023年07月09日(Sun)]
私は大の暗譜嫌いだ。

暗譜をしてステージに上がるなんて、

虎のいる檻にのうのうと入り込むようなものだ、と常々思っている。

演奏はただでさえ思わぬことで心が張り詰めるのに、

曲を暗譜してさらに緊張度を上げるなんて

とんでもないチャレンジだといつも考えている。

もちろん、楽譜を離れてのびのびと自由に音を奏でる喜びを知らないわけではない。

暗譜して体に取り込んだからこそ、曲の構成や音の高低と一体となって

音を表現できることは何度も感じてはいる。

何度も弾き続けるうちにいつの間にか覚えてしまった、という経験はちゃんとある。

だが、本番は、とにかく緊張する。

子供の頃だったが、発表会で六段の調べを暗譜で演奏したら

初段の途中で一気に六段に飛んでしまいあっという間に終わったという

なんとも恥ずかしい思い出もある。


だが、今回も宮城会全国大会に参加させていただくことになった。

以前も暗譜で泣く泣く母に指導してもらい、やっとこさステージに上がったことは覚えている。

あれから4年・・・

またこの時が来た。

いったい私は来年の4月のステージを笑顔で迎えられるのか。

こんな悩みには向き合いたくない、と、しばらくそっぽを向うかと思ったら

11月の合同練習会には暗譜をするように、というお達しがあると母から話があった。

しまった、4ヶ月しかない。

焦る心をなんとか制して過ごしていた。

ところが、一緒に出演する予定の生徒さんお二人はなんともうすでに暗譜を終えていると

耳を疑う話を聞かされた。

普段から努力家のお二人、見習うことはたくさんある。

でも、どうやって暗譜をするの???

混乱する私の脳みそに、あっさりと

「毎日1行ずつ、そして1ページずつ覚えるんです。」

とおっしゃった。

そうか、その手があるのか。

衝撃だった。そんなに単純でいいのか。

演奏する曲はもう何十年も弾き続けているよく知る曲だ。

1行ずつの気持ちで1ページを覚えたら

少しずつ前に進める。

曲は知っているのだから心配はない。

千里の道も一歩から。

生徒さんたちの素晴らしいアイディアに頭が下がる。

私は今日から1ページずつ、難しい時には数行ずつ、覚えて前に進もうと思った。

そう思って弾いてみるとなんとあっさり進むではないか。

独奏でもない。100人での大演奏だ。

そう思ったらするすると手が進み、これは幸先明るいぞ、と心が躍った。

生徒さんお二人の努力と知恵に感謝して。

ステージに上がる楽しみがまた一つ増えた。

Posted by たちばなひさこ at 21:26 | 日々のお稽古 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ポット[2023年07月03日(Mon)]
ある日突然にはっと気がつく、はっと見えることがあります。

今まで毎日当たり前に思っていてそれまでなんの問題もないように見えていたことなのに

突然にそれが「本当の姿で」心に入ってくることがあります。

それが私にとっては我が家のポットでした。

もう15年も使っている、いやそれ以上かもしれないポット。

ふと目に入ったら、手垢も茶渋もいっぱいついていてびっくり、

「きったな〜いあせあせ(飛び散る汗)」「捨てちゃおうかな?」と思いました。

でもなんとなく思い立ってゴシゴシ擦って拭いてみたら

あら、なんとまぁ。

息子も「あれ?新しいポット、いつの間に買ったの?」と言うくらい

生まれ変わってしまったのです。

びっくりしました。



それはやっぱり自分の演奏にも言えること。

毎回、そのフレーズは当たり前にこの弾き方で、と自分の中に落とし込んでいたものも

たまに客観的に聞いてみると「あれ、なんか違う」と思うことが多々あります。

ちょっと客観的になってみる。

それだけで新しい風が入り込んでフレーズが命を取り戻す、

そんなことがよくあります。

例えば簡単な初心者向けの小曲であっても、目線を変えてみると

もっと洗練された、素敵な表現方法が見えてきて楽しめるものですよ。

ぜひ皆さんも試してみてください。

Posted by たちばなひさこ at 21:38 | なんとなく | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

毎日の心得[2023年06月30日(Fri)]
普段はどんなことに気を付けていますか?と良く聞かれます。
演奏やお教室の生徒さんに教えることとして、というご質問です。

そんなにストイックなことはしていないです。
特に練習については…

とはいえ、演奏もお教室も体力が必要です。
お教室でのお稽古は、とにかく話し通し、歌い通しになりますし、
本番は、楽器準備、着付け、ヘアメイク、移動、設営、リハ、本番、ばらし、撤収、片づけ…
本番までの仕事がたくさんあり、体力がないと緊張も作用して演奏の時には息切れ、めまい、なんてことも。

そうならないように、朝起きたら20分から30分の軽い体操は欠かしません。

本番のある日も必ずやります。

そうすることで、目も冷めて身体が動きやすくなります。

お稽古が続く一日は合間に体操をすることもあります。
身体を動かすことで、頭がはっきりします。

健康にはたくさん興味を持っていますが、特別なサブリは飲んでいません。

お昼ごはんは、お漬物やお浸し、野菜炒めなどの昨夜の残り物とご飯が多いですね。
ご飯でお腹いっぱいにします。
時間がないのもあり、デザートはほとんどいただきません。

運動と食事の安全パイがあると、多少贅沢なスケジュールでもやりこなせるぞと思えます。

毎日続けようと思うより、毎日やりたい、と思います。

曲の練習も同じですね。

やらなきゃ、よりも、やりたい、と思うと継続しますし上達します。

私も上達したいので、すきま時間を見つけて練習と運動をしています。

皆さんの毎日のルーティンは何かありますか?

Posted by たちばなひさこ at 12:29 | なんとなく | この記事のURL | コメント(0)

イベントに参加してまいりました。[2023年06月12日(Mon)]
5月7日の「緑化フェア」ステージ演奏、

6月4日の「とっておきの音楽祭」、

さくらおこと教室の有志の皆さんで演奏を楽しんできました。

応援してくださった皆さん、心より感謝申し上げます。

言わずもがな、琴と三味線は外での演奏を好みません。

調弦もあり、幕がない場所で演奏をすることにはハンディがあります。

音色も小さく、周りの音、他のステージでの演奏の音に負けてしまいます。

それでも、和楽器の繊細な音の美しさを一般の皆様にお伝えしたく

私たちは演奏にチャレンジします。

さくらおこと「春の陣」、無事終了しました。

「秋の陣」、こちらの出演が決定しましたらお知らせします。

どうぞお運びください♪

Posted by たちばなひさこ at 21:26 | 出張演奏のご報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

夏の体験教室、今年もやります![2023年05月22日(Mon)]
市内の小学校で体験教室を続けてもう15年以上になります。

毎年、目をキラキラさせてお琴の前に座る子どもたち、

たった三日間の短い時間でたくさんのことを吸収し最後の時間のお披露目では

全員が素晴らしい成果を発表してくれます。

まだ小学生なのに、というこちらの思い込みをあっさりと壊してくれる

子供達の好奇心とやる気の強さにいつもただただ驚くばかりです。

正座、爪、楽譜、お琴の糸の曖昧な音色に初めてづくしのはずなのに

まるで知っていたかのように躊躇せずにお琴に向かう初日から

私たちの心配や不安を最も簡単に打ちこわしてくれます。

たまに覗いてくださる教員の先生方も子供達の上達ぶりにびっくり。。。

この体験教室の時間でお琴に出会い、その後個人レッスンを受けてくださるお子さんもいたり、

伝統文化を継承するために活動していて良かったと思うことばかりです。


今年も市内小学校、市民センターなどで夏の体験教室を開催します。

ご興味がある方はぜひお問い合わせください。

参加費無料です花見(さくら)

Posted by たちばなひさこ at 21:29 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

今の私[2023年05月15日(Mon)]
「ジャーナリング」をご存知でしょうか?

マインドフルネス瞑想のインストラクターをしている友人から

ジャーナリング、つまり「書く瞑想」を薦められました。

4分間、事前の準備なく筆を進めて浮かび上がる思いを書き出していきます。

毎回テーマは決められており、それについて誰に見せるためでなく思いを綴ります。

4分間、もしくは5分間、思ったよりも短く、あっという間にアラームがなります。

自分の心と向き合うとても静かで力強い時間です。

私も月に一回、4〜5日連続で挑戦しますが、毎回似たようなテーマを与えられながらも

その度に書く内容は異なっています。

いつもは自分はなかなか成長していないなと思うことがあったとしても

ジャーナリングを読み返してみると、小さな成長が積み重なって大きな変化を

生み出していることを実感します。

文字を書くということ、文字で思いを綴るというチャンスが減ってしまった現代社会だからこそ

この時間の大切さを感じます。

皆さんも挑戦してみませんか?

まず、1日目は「今の私」。2日目は「感謝できること」。3日目は「私の豊かさ」。

4日目は「私の恐れるもの」。5日目は「今の私が望むこと」。

4分間、アラームをセットして、ペンを走らせてみてください。

Posted by たちばなひさこ at 21:29 | なんとなく | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

和楽器を教えるということ[2023年04月09日(Sun)]
こんにちは。

今日も読んでくださってありがとうございます。

私が子供の時はお琴や三味線を習うということが珍しいことだという自覚はあまりありませんでした。

発表会の度にお着物を着せてもらい、ステージに上がって曲を弾くことがとても楽しくて

楽屋と客席を行ったり来たり、走り回っていました。

大人になるにつれていつの間にかこの道を学ぶチャンスとたくさんの出会いに恵まれました。

教室を開くなんてことも考えていなかったです。

才能なんてものはありませんでした。

というよりも、どこでも失敗して嫌われて怒られて、成功したことはありませんでした。

それでも、私はお琴と三味線が好きで、毎回新しいことを学べることに喜びを感じて

いろんな機会に飛び込んでいきました。

そういうわけで私の今の「さくらおこと教室」はこれまでの恥と失敗と苦しみと努力の結晶です。

上手に弾けない、練習が嫌い、本番で緊張する、上手になりたいのに、、、

などなどの様々な生徒さんの心がとてもよく分かります。

だってそれは昔の私とすっかり同じですから。

いえいえ、今だって同じです。

でもだからこそ、純粋に楽しく、成長することを喜んでお稽古をすることができるのだと

自信を持って感じています。

そしてこのお稽古を通じてご自身の可能性を広げていただき、

まだまだ楽しい幸せな時間はご自分の手で生み出せるのだというワクワクした感覚を

感じていただきたいと思っています。

音楽を楽しむ気持ちを一緒に深めてみませんか?

Posted by たちばなひさこ at 21:16 | なんとなく | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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