その中に、北原本郷遺跡の土器や石器があるのですが、注目はこちら。

縄文後期の土器ですが、赤色が塗り込められた文様、縁から立ち上がる蛇の渦……、こ、こ、これは。。。と立ちすくんでしまいますよ。
会期は2月14日まで。開館時間/午前9時〜午後5時(最終入館は午後4時半) 。入館料は常設展示と共通でおとなひとり610円。会期中の休館日は1月19日(火) のみです。
北原本郷はいま、湖底に沈んでいます。写真の手前あたりの50メートル潜った底です。ここで、確かにこの土器がつくられ使われていたのです。約3000年前にね。「今」は湖底に眠るその大地ですが、さて3000年後にはどうなっているのでしょう。古代の土器を見ることのひとつの楽しみは、ふだん感じたり考えたりしえないような長い長いなが〜い時間を、感じることなのだと思います。
