奥出雲町のお年寄りにお話をきくと、
「オオサンショウウオと一緒に川で泳いだ」
「オオサンショウウオを食った」
……という話が必ずといっていいほど出て来ます。それだけ、たくさんいたんですね。
いまや、特別天然記念物に指定されてますので、食べることはおろか、捕獲も移動も厳しく禁じられています。
しか〜し! かたく保護されているかというと全くもってNO! なのですよね、これが。
人間が捕獲するよりも、はるかに(オオサンショウウオにとって)ひどい仕打ちがされているわけです。水質汚染も言われますが、なによりも「河川改修」がその生存を危機においやっています。
魚道を設けたり、産卵のための小さなポットを設置したりと、人もなかなか努力はしているのですが、ひとつに生態で未解明のことが多い&研究者が少ない&予算が少ないというのも大きな問題のようです。
奥出雲町のお隣、日南町をフィールドに鳥取大学の研究者ががんばっています。
島根県では邑南町の瑞穂ハンザケ自然館ががんばってます。
……ということを最近たてつづけに知りました。
特に昨日、アニマルリンカー・つまきさんから、愛に満ちたお話をきくに及び、「オオサンショウウオが昼に散歩する」川をひかえていながら、何もせんわけにはいかんと、立ち上がることにしました。
まず、やさしいところから、絵本を事務員が個人で買い求めましたので、木次サンチェリヴァの本屋さんに届いたら、布施公民館へ届ける予定です。
「オオサンショウウオ」写真:福田幸広 文:ゆうきえつこ
瑞穂ハンザケ自然館にもいきたいよ〜〜!!!!!
1ヶ月以上たまっている書類を片付けられたらね(T_T)