• もっと見る

2014年12月20日

12月19日のさくらおろち湖

 2014年12月14日のさくらおろち湖です。尾原ダム堤体の西側から撮影してます。
 管理支所にある展示室は雪が降っても開いています。土日もです。ただ、駐車場へは雪をかきわけ入らねば無理かも〜。ここもそうですが、横田のたたらの刀剣館も、いけるのであれば、博物館貸し切り状態でじ〜っくりみれる。そんな記事をかいてみたいものですね。冬も開館している奥出雲の博物館・展示館特集。

2014年12月19日

吹雪のあいまに峠を越えて町に向かう

 更新が滞っている間に、書き留めておきたいこと多数ではありますが、2日間ほどの雪のことについてです。
 NPOの事務所がある雲南市木次町平田では昼の正午前後でもマイナス3度から4度といった気温でした。つねに氷点下。これはなかなかの寒波であります。雪は粉雪で吹雪いていたため、さほど積雪がなかったのが、17日の水曜日。18日木曜日は早朝からけっこう積もりはじめ、車の屋根には朝から夕方までの間に20センチほどは積もっていたと思います。
 尾原ダムまで写真撮影に出かけたかったのですが、もう3分刻みくらいでものごとが進行していたため断念。
 運転途中車をとめて撮影した何点かをあげて、記録にとどめておきましょう。




タグ:

2014年12月13日

尾原ダムの景観とツーリズム

 山の奥に忽然と現れる巨大な人工物であるダム。この光景にも語りにも欠けているものは、人のぬくもり。あるいは人の手が編み出す緻密さ。あるいは人そのもの。人がいないことが美しさの要件となっている。
 否定しているのではない。ただ、価値判断を留保して、この景観の構造をとらえていきたいのだ。インタビューの続きを聞いてみたい。

2014年12月12日

「タケヤネの里」試写会@松江

 松江スティックビルで試写会を行いました。
 19名の方にお集まりいただきましたが、反応は極端にわかれたように感じました。
 「すごーい」「あの手先に引き込まれた〜」と出口で言っていただけたのは、うれしかった。

 一方で沈思自問するところもありました。
 ものをつくるということがどういうことなのか。生き物が成長するということがどういうことのなのか。人と人がつきあうということの意味。社会はどうやって成り立っているのか……と。
 人が竹を利用し、竹も人によって生かされている。人と自然との共生と簡単にいえるものではなく、略奪・蹂躙・破壊との差はほんのわずかでしかない。その精妙とも微妙ともいえる機微を感じさせてくれるものとして、手仕事の技があるのではないかと。自然は観ることよりも、人の手が、削り、裂き、曲げ、干し、まるめることで、私たちと対等の関係を築けるのではないだろうかと。私は、「タケヤネの里」を観ながら、そんなふうに感じて興奮してしまうのですが、どうでしょう。
 いま、世間にも社会にも、国家、世界にも、見たくないもの、ふれたくないもの、邪悪なものが溢れています。目を閉じないと病気になりそうです。だから、多くの人は目を閉じたままでも見られるものを見せられているのに慣れてしまっているのでしょう。閉じた目をあけ、ふさいだ耳にあてた手をどけてもらうことは、やさしいことではありませんね。
 映画マトリックスの世界。あるいは手塚治虫の「アドルフに告ぐ」の世界かもしれない。
 以上!

2014年12月08日

合わせ柿づくり、その後

 10月末に奥出雲町みざわの館でやりました「柿をめぐる男たちのロマン」。3年目を迎えた里山ボランティアシリーズの中のひとつですが、「その後」をご報告しそこねておりました。結果から申し上げれば「大成功」。
 かなりの美味です。あわせ柿ってこんなにおいしかったっけというくらいに。適度なやわらかさと十分すぎる甘さ。ただ、このあわせ柿、果物としてはとても足が速い。できて1〜2日までが賞味の期限です。だからでしょうか、市場にはあまりでまわっていません。少なくとも、柿があまっているくらいの奥出雲界隈では。
 今年はみざわの館の柿園は不作で、あわせ柿、干し柿用の渋柿を買い取ってきたのですが、一方で、柿がとりきれずもてあましているところもありました。
 柿の生産料は統計的にも下降線をたどっているわけで、自家&縁故消費も同様に下降線。Kakiが英語として通用するまでに日本を代表する果物ですし、"柿くえば鐘がなるなり法隆寺"のうたは誰もが知るほどに、身近な存在なのに。

 さて、それはさておき、目の前のあわせ柿がどうなったのか、です。



 この西条柿を、ドライアイスを入れて、掃除機でエア抜きした袋に入れておきましたよ。



すると、、、、



 こうなる。

 以上!



タグ:渋柿

2014年12月05日

山の中のイチョウ

 今日はこの冬の初の積雪となったさくらおろち湖。秋の面影はすっかり失せたようにも思えますが、山の木にはまだ染まった葉が残っている木々も多いのです。銀杏の葉が落ちきったのはつい10日ほど前だった気もします。
 こちらの写真は、奥出雲町大馬木にある金言寺の大銀杏。



 ここまで大きくて古いものではありませんが、木次町平田にも何本か特徴的な銀杏の木があります。中でも山の中にぽつんと1本だけ残っている姿が気になっていたものがありました。うちひとつは、やはりそこにお寺があった跡でした。なぜに寺には銀杏が植えられているのか……確かめていると、また大変なことになるので、これも、また、宿題、、ですね。
タグ:イチョウ

2014年11月20日

秋の畑でヤーコン掘れました&竹騒動

 秋の畑でヤーコンは掘れました。収穫というほどのものではなかったですが、いやよかったです。さくらおろちサイトにアップしたので、そちらをご参照ください。
★秋の畑へ行こう!〜さくらおろち湖の里山ボランティア…ミニレポート

 そして、いま、これでひとり騒動状態です。
 映画上映、講演会、ワークショップ。



 今日も夜なべじゃ。ほんじゃまた〜。

2014年11月06日

秋の畑へ行こう…の準備〜里山ボランティア

 ヤーコンは掘れんよ〜。もうないわー。
 と連絡があり、収穫体験はできなくなりました。
 変わって、大根を2本だけ「抜く」作業です。
 午前は農場見学が主となるのですが、いろんなところを見せてもらえるでしょう!

 
 あ、ヤーコンはお弁当の中に入ってきます。
 昨日、私、はじめてかじらせてもらったのですが、さくっとしてあっさりとして、フルーツのようでした。びっくり!というほどの驚きはないものの、「ふーーん」って感じかな。
 機能性食品の素材として知られていますが、アンデス原産の野菜の力、というか効能部分に対する期待が大きいのかな。
 そして、午後は水辺の観察会を、やや急ではありますがやってしまいます。
 これから、名勝鬼の舌震に下見であります。
 「地形」と「神話」を結びつけたお話がすこーし入れてみましょうかね。
 「お話」だけでなく「手を動かしたり」「足を動かしたり」することで感じてもらえるしかけをこれから考えます。

秋の畑へ行こう
http://www.shimane-ikiiki.jp/events/3195
タグ:ヤーコン

2014年09月24日

ダムとはでぼし

 はで干し風景は、斐伊川下流の出雲平野ではほとんど見ることはなくなりました。
 木次町内では、いま、あちらこちらで目にします。
 尾原ダムをのぞむここでも。
 天候にもよりますが、14日〜20日ほど、ほして、脱穀ということのよう。

 新米もでまわるようになりました。産直市で手にすることができます。
 季節の移ろいが早い、、と感じまする。

2014年09月03日

稲刈りとはで干し

 ぼちぼちと稲刈りがはじまりました。
 車で走っていても、ふわ〜と稲藁の香りが鼻腔をふるわせます。まあ、少しセンチメンタルにいえば、幸福の香り。が、しか〜し! 平野部はともかく山間地では、戦々恐々、緊張感もただよいます。そう、にっくきイノシシどもが、荒らしに入るのもこの時期なのでした、はい。

 


 さて、いまや希少な風景となったはで干し。はざ掛け、稲掛け、地域によって呼称はさまざまでしょうが、この地では、はで木をかけてはで干しするという言い方が多いようです。
 目についたら、シャッター切って、はで干しマップをつくってみるのだよ。できるかな。

 
タグ:はで干し