安藤邦廣「古民家の価値とそれを活用した地域づくり」。
演題を補足すると、、、
◉古民家の価値→文化財は"守る"だけでは守りきれない時代。使う・利用するの" 攻め"が必須。そのために、古民家の"価値をとらえなおす"こと。
◉活用→古民家を現住宅としてみると捉え損なう。とりわけ大きな古民家はもともと人が集まり、経済、文化の核の役割を果たしてきた
、、、ということです。
事例を見ながら、考え、考え、終わってから、肝心要のところと興味もったところを伺う時間もあったので、意義深いものでした。……ま、あれです、古民家を再生活用するには、複数の立場の異なるプレイヤーが動かねばならぬのですね。地域の女性たち、技術をもった職人、ボランティア・学生……、そして行政が主導できないジャンル。そういうことで、スポンサーが必要であって、3,000万円ほどなら気前よく出せる篤志家か、企業支援が求められるということで、そのあたり、いくつかのヒントを伺うことができました。

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