奄美体育の歌
作詞 佐伯 植美
作曲 折田 泉
一 奄美の空は 夜明けだよ
みんな元気で 立ち上がり
きたえましょうよ この体
広い海原 青い空
われら伸びよと まねいてる
われら伸びよと まねいてる
二 つよい体は 宝だよ
みんなすくっと 立ち上がり
きたえましょうよ この心
山の松風 しおの音
われら伸びよと よんでいる
われら伸びよと よんでいる
三 奄美の子らは 元気だよ
みんな笑顔で 立ち上がり
おこしましょうよ この郷土
空でわかわし 青いはと
われら伸びよと うたってる
われら伸びよと うたってる
奄美体育の歌は本校の運動会「開会式」でも歌われます。
歌が完成するまでに次のような経緯や背景があったそうです。
奄美群島がアメリカ軍政府の統治下に置かれた1946年(昭和21年)の
翌年,昭和22年に「奄美体育連盟」が結成されました。
1951年(昭和26年)には,「奄美群島日本復帰協議会」が結成され,
復帰運動の機運が高まるとともに「日本復帰の歌」が公募されました。
このような時期,「奄美体育連盟」も復帰運動の一環として,
「奄美体育の歌」を公募し,応募作品の中から佐伯植美氏(大高一部教諭)の歌詞が選ばれました。
さらに,この歌詞への曲も公募し,折田泉氏(大高教諭:沖永良部島出身)
による曲が採用され,1951年(昭和26年)「奄美体育の歌」として発表されました。
「奄美体育の歌」をあらゆる体育行事で歌うことを通して,
群島民に希望と元気を与え,復帰運動の気運を高めたという歴史的背景があります。
今回は奄美体育の歌の歌詞に,崎原の夜明けを重ねてみました!!