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2020年10月16日

世界を変えた六つの点

読書感想文の紹介です
6ko.JPG
 「6この点」
点字を発明したルイ・ブライユのおはなし
ジョン・ブライアント 文
ボリス・クリコフ 絵
日当 陽子 訳
岩崎書店


 世界を変えた六つの点
崎原小学校 五年 Y・S
 ぼくが、ルイ・ブライユを知ったのは、
四年生の国語の授業の時だ。その日からぼ
くは、ルイ・ブライユについて知りたいと
思い、たくさんの本を読むようになった。
その一つに、この「6この点」という本が
あった。ルイ・ブライユは、5さいの時に
大好きな父の手伝いをし、けがをした。
そのことが原因で失明をしてしまった。
 失明をする。どんなに大変なことなのだ
ろうか。そう思ったぼくは、家の中を目隠
しして歩いてみた。どこに何があるのか分
からず、怖さでその場から動くことができ
なかった。ブライユはこんなに怖かったの
かな。それともつらかったのだろうか。
悲しかったのだろうか。ぼくは、いろんな
ことを想像してみた。しかし、想像しても
なかなかその苦しさを理解することはでき
なかった。
 だがブライユは、ぼくが感じることと、
全く逆のことを感じていたのだ。
悲しみや苦しみよりも、自分の持っている
感覚すべてを使って、自分の生活をよりよ
くしようと考えたのだ。なんて強い人なの
だろう。ぼくは、ブライユの考え方や生き
方にとても感動した。
 そんなブライユは、大好きな父のように
なりたいと、さらに大きな夢を持った。
それが点字だ。目の見えない人達みんなが、
読んだり書いたりすることができるように
と毎日毎日、点字の発明にはげんだのだ。
 ぼくの母の知り合いに、点訳ボランティ
アの方がおり、会ってお話を伺う機会があ
った。点訳は、目の見えない方達が、本を
読めるようにふつうの点字と逆に点字を打
つお仕事だそうだ。きっと、点字を覚える
だけでも大変なのに、その逆を打つという
のはとても難しいことだろう。しかし、そ
の方は、
 「誰もが平等に本を読んだり書いたりす
  ることのお手伝いができることは、と
  ても楽しいしやりがいのあることだ。」
と、おっしゃったのだ。ぼくは、とても感
動した。自分のできることを活かして、誰
かの役に立つ。とても素敵なことだし、人
として最高にかっこいい。ぼくもそんな人
になりたい。と、心から思った。
 ブライユの発明した点字は、目の見えな
い人たちにとって閉ざされていた読み書き
への門が開き、現在、世界中の人達に役立
っている。そして、世界中の人を幸せにす
る手助をすることもできた。
 この本が、ぼくに教えてくれたこと。
それはブライユのように、体のどこかが不
自由であっても、あきらめずに自分のでき
ることを最大に活かして取り組むこと。
きっとどんな人でも、そして、ぼくにでも
できることだとだと思う。
 ぼくは、何事にもすぐに、できない。や
れない。と、あきらめることが多い。
だからこそ、ブライユや母の友人のように、
すぐあきらめるのではなく、自分の持って
いる良さや力を誰かのために少しでも役立
てる人になりたい。そして、ぼくのできる
ことを一つでも多く作りたい。

第56回大島地区読書感想文コンクール 
小学校5年生の部 特選作品

(^^♪
読書で得た知識を、実際の自分の生活に置き
換えて考えたり、試したりしてみたことが素
晴らしいですね。
また、身近な人の良さや努力にしっかりと気
づき、これからの自分の目標を持つことがで
きましたね。素敵な本や人との出会いですね。

本人の了承を得て、イニシャル表記にし、
ブログ用に横書に変更しています。
すばらしい4.JPG
posted by 長ア at 18:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 児童生徒作品紹介