みなさん、こんにちは。
さかまた組の組長?ササモリです。
「さかまたって何?」
とはよくある質問。
実は、シャチの和名です。
おかしな響きなので、誰もが心にひっかかるようで、
それを刺激して、興味をひこうと・・・。
おかげで、子供たちや子供みたいな大人に人気。
さかまた組に入りたいといってくれる方もいるんですよ。
「で、いったい何をしているの?」
これもよくある質問。
私たちは、海洋生物音響学、海鳥、鯨類に関わることを
仕事にしているものの集まりで、日ごろは調査や研究に
携わっています。
さかまた(シャチ)は、海洋生態系の最高次に位置する生
き物。
彼らを私たちの活動のシンボルにしようと名をもらいました。
海は素敵で、仕事とはいえ、船にのるたび素晴らしい風景
満載。その美しさや大切さを、なかなか船に乗る機会がな
い子供たちや地域のみなさんに還元しようというのが活動の
目的です。
仕事抜きで海へでかけて、みなさんと一緒に野生動物と
触れ中で、私たちの知識や経験を生かしつつ環境保全の
基盤つくりにすこしでも役に立ちたいと、願っています。
さて、日本財団様のご理解とご協力のおかげで実現した
海へ!釧路の宝物を探す冒険2010 も、無事終了。
市内三箇所での写真・模型・映像展示、鯨類や音響学の
講演会、そして調査同行型の体験ツアーなどで構成した
3週間は、怒涛のごとく過ぎてゆきました。
期間中、会場や船でご一緒してくれたたくさんの人々の、
笑顔と驚きの顔、そして励ましの声が、私たちにとっての宝物。
次はどんな方法で、みなさんを感動させようかと、策を練る
今日この頃です。
最後に、さまざまな場面でサポートしてくれた釧路市のみなさん、
そして日本財団と担当の桑田さんに心からの感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。
さかまた組代表
ささもりことえ