本日は10/29〜11/4の活動についてまとめてお送りいたします。
◆子ども防災キャンプ2016◆
10月29日、30日。
被災地の子ども達(小学校高学年)を対象とした防災キャンプを実施しました。
地震や噴火のシミュレーションゲームなどで、遊びながら防災について学ぶ2日間。
主として指導してくださったのは、元・阿蘇消防山岳救助隊長であり、
現在はあそBe隊隊長である薄井良文氏と、
自然学校プロデューサー&指導者である山口久臣氏のお二人。
多数の学校から集まった子供たちは、最初こそ緊張した面持ちでしたが、
グループに分かれてゲームをするうちに、すっかり打ち解けた様子。
「避難や救助は、皆で協力することが大切」ということを、
身をもって学び、実践することで体得したようです。
今回の学びを、これからも忘れずに、生活の中で役立ててほしいと思います。
◆熊本地震の初動ボランティアさん来佐◆
11月1日。
初動時に現地ボランティアに入ってくださった方が、
佐賀に遊びにいらっしゃいました。
当時、ボランティアコーディネートをしていた
佐賀未来創造基金の山本さんのお声がけで食事会が行われ、
さがくま事務局の今泉も末席に参加させていただきました。
複数回に渡って 現地入りしてくださったM.Tさん、C.Nさんのお二人に加え、
知事への表敬訪問や認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン事務所開設にも同行くださったも佐賀在住のK.Tさんも合流。
この日、たまたま佐賀入りしていた
九州環境サポートセンターのお二人(どちらも熊本在住)も参加して、
これまでのこと、これからのことなど、話の花がたくさん咲きました。

実はM.Tさん、ボランティアがきっかけで、
ピースウィンズ・ジャパンが運営する「マルクトプラッツ」で働いています。
お土産に、自ら腕を振るっているというバームクーヘンをいただきました。
バターたっぷり、風味豊かな味わいと一緒に、
ボランティアに駆けつけてくれた方々の人となりや、
ご縁の大切さをも噛みしめたのでした。
◆「難民を助ける会」佐賀事務所開設祈念イベント◆
11月4日(金)
賛同団体でもある、日本で生まれた国際NGO「難民を助ける会」。
ご縁があって、今年の8月から佐賀市内にも事務所を構えられています。
そしてこの日、満を持して佐賀事務所開設イベントが開催される運びとなりました。
シリア難民支援を担当してきた景平義文氏による「シリア−難民の現実と私たちにできること」と題されたトークは、難民について漠然としか知らなかった私にも、わかりやすく興味深い内容でした。
会場には、シリアの子ども達が描いた絵も展示されていました。
しかも、スキャンデータではなく現物!
子ども達のまっすぐな思いが伝わってくる作品ばかりでした。
また、難民を助ける会は、熊本地震でも支援活動を行っています。
詳しい活動内容はこちらをご覧ください。

今後も、いろいろな方との出会いに刺激を受けながら、一歩でも成長したい、
また、熊本の復興支援の一助になっていきたいと、思いを新たにしました。