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命を紡ぐアサギマダラ=20241030水曜班守人活動雑感(投稿者:木原利明)[2024年11月01日(Fri)]
本格的な冬を前にさらに活発化した「イノちゃん」達の堀跡を埋め直し、森全体の整備を終了した後、本日のアサギマダラの状況を見にフジバカマ苑を覗きました。
やや風もある中、今日は20数頭が飛来しフジバカマを一生懸命吸蜜しており、その様子をカメラに収めようと10数名のお客さんが入れ替り立ち代りお越しになっていました。アサギマダラは日中の暑さが苦手で見られるのは朝・夕が多いとか…。
見学者さんからは我が水曜班の“昆虫博士”へも色々質問が飛ぶ中アサギマダラの産卵の話となり、フジバカマ苑に植えているアサギマダラが卵を産み付け、その後の幼虫の食草となる「キジョラン(鬼女蘭=写真下)」の葉っぱの裏を色々探したところ、有りました!白く小さなアサギマダラの卵2個(写真上)。発見された卵をこのままにしておくと“自然(界)の摂理”でうまく成虫になれない可能性があるということで、博士が持帰り成虫になるまで大切に育てその後自然界へ解き放たれるということでした。アサギマダラの成虫の寿命は約4〜5か月ということで、卵から羽化した次世代は今度は春に南風に乗って北上するのでしょうかね!?
命を紡ぐ貴重な現場に遭遇することができたことに感謝、感謝です。
アサギマダラ卵A20241030.jpg

キジョラン20241030.jpg

キジョラン三谷20241101.jpg

Posted by 福田直之 at 10:49 | 軽作業 | この記事のURL | コメント(0)
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