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鳩山さん [2010年11月15日(Mon)]
日本サードセクター経営者協会(JACEVO)年次大会に、鳩山由紀夫さんが講演に来られました。



退陣したために幻となった参院選マニフェスト「鳩山ビジョン」を示しながら、「参加する社会」への思いを語っておられました。
幻のマニフェストには、

「構造改革がバラバラにしてしまった、人と家族と地域をつなぎ合わせたい。
めざすのは、人と人とが支えあい、約に立ち会う「新しい公共」という社会です。
教育や福祉といった役割を、「官」だけでなく、地域の一人ひとりにも、参加し、担っていただく。
誰にでも「居場所と出番」がある、誰もが「ああ、私は社会に必要とされている」と思える、そんな社会をつくりあげたいのです」


と記されていました。

退陣しなければ、どのような政治になっていたのでしょう?
JACEVO年次大会開かれます [2010年11月11日(Thu)]
日本サードセクター経営者協会年次大会が14日(日)に行われます

サードセクター経営者協会(JACEVO)は、官でもなく企業にも属さない(この意味で「第三」)、公益法人、社会福祉法人、特定非営利活動法人等々の広範な非営利組織の経営者が横断的につながり、互いの力量を高めていくことを通じて、ビジョンと活力に富み大きな社会的成果を挙げていきたいと設立されました。
 →日本サードセクター経営者協会設立趣意書

11月14日に開催される年次大会には、「新しい公共」を提唱し民主党「新しい公共調査会」会長である鳩山由紀夫氏を招き講演いただくとともに、サードセクターに関わる論客によるパネルディスカッションが行われます。
どなたでも参加できます。参加をお待ちしています。
■日時  2010年11月14日(日)13:30〜16:00
■会場  全日通霞が関ビル 大会議室
           〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目3番地3号
            http://www.neu.or.jp/html/map/
■プログラム
      13:30〜13:45 主催者挨拶
      13:45〜14:45 基調講演
      14:45〜15:45 パネルディスカッション
      15:45〜16:00 閉会挨拶

■参加費  JACEVO会員 無料
        一般参加  1,000円
■お申し込み
  JACEVOのHPよりエントリーください。
  
海炭市叙景 [2010年11月11日(Thu)]

「海炭市叙景」(小学館文庫)

1990年に自死した作家、佐藤泰志(1949生まれ)の遺作です。
函館市がモデルの「海炭市」に暮らすさまざまな人々の群像を描く短編18編からなる連作です
市電の運転手やプロパンガス屋の若主人、職安の課長補佐といった「普通」の市民の淡々とした日常を描き、日常の中の悲しみ、絶望、そして喜びがしみじみと描かれています。
長い間絶版になっていましたが、映画化を機に小学館文庫から発刊されました。

映画情報は映画海炭市叙景公式サイトhttp://www.kaitanshi.com/index.phpへ
ドラッカーさんが教えてくれた経営のウソとホント [2010年11月08日(Mon)]

昨日、佐倉市の社会福祉法人愛光の研修会に行ってきました。
私と、日本経済新聞執行役員の酒井綱一郎さんが講師でした。
今日は、酒井さんの著書を紹介します。
ドラッカーさんが教えてくれた経営のウソとホント (日経ビジネス人文庫)

ドラッカーさんに3回もロングインタビューし、日本企業(非営利法人も)が取り組むべき経営革新のヒントが書かれています。

ご一読をお勧めします。
有料老人ホームランキングに物申す [2010年11月08日(Mon)]
週刊誌などで有料老人ホームランキングをよく目にするようになりました。
この秋にも、週刊ダイヤモンドや週刊現代がそれぞれランキングを掲載していました。

有料老人ホーム経営者として、こうしたランキングを見るたびに釈然としない気持ちを抱いています。そのいくつかをお話しいしたいと思います。

【入居率計算の方法】
週刊ダイヤモンドのランキング評価項目の中に「入居率」があります。
この計算方法は次のようになっています。
  入居者数÷施設定員
この計算式では、元気なうちに入居していただく(入居時自立型=ゆうゆうの里、エデンの園、サンシティなど)ホームにおける正確な入居率をは把握することはできません。

特別養護老人ホームや介護専用型有料老人ホームの場合は、居室ごとの(個室または雑居室)の定員が決まっています。特別養護老人ホームでは、定員といわず「定床」と故障しているところもあります。病院の入院定床(収容人数)と同じような数え方をしていると考えてください。
これに対し、入居時自立型の場合は、一つの居室に単身で入居する方もいれば、パートナーとともに入居する方もいらっしゃいます。
大きい居室だから必ず二人で入居し、小さい部屋は一人だ…と決まっているわけではないのです。

一方、有料老人ホームの開設時には行政へ「定員」を届け出なくてはならないことになっています。このため、多くの入居時自立型有料老人ホームでは、
 ある程度の広さを超えた居室数×2、比較的小さい居室数×1の合計を「定員」と届け出ています。

この結果、定員数に対する割合でン入居率を計算すると、二人入居の方が少ない場合、たとえ空室が全くない満室状態でも、入居率が80%などと算出されてしまうのですs。

有料老人ホームのランキングは、入居検討者に正確な情報を提供することが目的で作成していると思われます。正確な入居率(居室契約率)を調査していただきたいものです。
難しいことではありません。
  契約済居室数÷全居室数
で計算すれば、正確な数字になるのです。


【第三者評価について】

他誌の有料老人ホームランキングを検証する記事が週刊新潮11月4日号に掲載されました。その中で、「第三者評価がAばかりで癒着している」と書かれています。

〈ゆうゆうの里〉全7ホームは、第三者評価を継続して受審していますが、「癒着」とは、とんでもない誤解であり、聞き捨てならない指摘です。

福祉・介護施設・事業所の第三者評価とは、認知症グループホーム等を除き、任意の制度です。もっとも受審率の高い東京都でも、平成20年度で、介護事業所約1万4,000カ所のうち、第三者評価を受けた事業所は1,817、受審率は13.1%にすぎません。
 *詳しくは、「とうきょう福祉ナビゲーション」で見ることができます。

有料老人ホームの第三評価の全容は不明な部分もありますが、入居時自立型ホームが多く加盟している(社)有料老人ホーム協会(有老協)がとりまとめた第三者評価基準に基づく、評価事業が毎年実施されています。
しかし、残念ながら有料老人ホームの受審率は極端に低調です。昨年度は30に満たないホームしか受審していません。そのうち7ホ−ムは私たち〈ゆうゆうの里〉でした。
審査にあたるのは、有老協が指名する数社の評価事業者です。
何をもって「癒着」などといわれるのか大変不愉快に思っています。

第三者評価を受けてみて、確かにA評価が多いのは事実です。自己評価より甘い評価がされる場合もあり、逆に評価に納得できないものもあります。

問題は「癒着」ではなく、第三者評価という仕組みが、未だ成熟していないことにあります。
あえて指摘しますが、審査機関や実際に評価に当たる評価者の力量が発展途上だからだとも言えます。

上述の東京福祉ナビゲーションには、認知症グループホーム(受診義務付け)の審査結果が公表されています。ご覧になればわかりますが、どの施設もAが並んでいて、優劣がつげ難く、利用の参考にはならない状況です。

介護保険とほぼ同時に始まった第三者評価が普及すること、利用者や家族がサービスを利用する際の判断に役立つものとしなければならないことは間違いがありません。

第三者評価には多くの課題があることは認め、改善の努力を継続していかなければなりません。
だからと言って事実も見ずに、「癒着」などという決め付けをする報道が許されて良いものではありまっせん。
利用者や市民のために役立つ視点で、記事をまとめていただきたいと望みます。


なお、日本老人福祉財団では、〈ゆうゆうの里〉の第三者評価の結果を入居者に掲示してお知らせし、ホームページ上でも開示しています。