Assist2016.1月号 [2015年12月28日(Mon)]
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、新宮市社会福祉協議会へ温かいご協力、ご指導を賜り厚くお礼申し上げます。 厚生労働省が発表しました2014年度の日本人の平均寿命は女性が86.63歳で世界一位、男性が80.5歳で三位、共に世界の長寿国となっております。現在日本の認知症患者は2015年に約345万人、団塊の世代が75歳以上となる10年後の2025年には、高齢者人口は3600万人前後と予想されており、その内認知症患者数は約470万人、軽度の予備群を含めると患者数は700万人に達すると発表されています。 これからの社会は、高度成長が期待されているわけではなく人口減少、少子高齢化、老夫婦又は一人暮らし世帯が多くなり、高齢者、障がい者、子育てを始め、年金、医療、介護など福祉サービスを必要とする人が増えて、家族にとって更に精神的、財政的にも大きな負担がかかっていくことが予測されます。 新宮市社会福祉協議会では、職員一人ひとりが各地区を巡回し、ふくし相談などを通して地域に於けるさまざまな課題を広く集め、住民の方々と生活課題を共有し、人々が安心して暮らし、心豊かな生活を送る為「地域と人」、「人と人」を結ぶ仕事を託されております。 これからも、新宮市社会福祉協議会は誰もが住み慣れた地域で、住み慣れた家で「生き活き」と暮らし続けるまちづくりに努めてまいります。 どうか本年も皆様のご理解と、ご協力をお願い申し上げますと共に、皆様のご多幸を心よりご祈念申し上げます。 社会福祉法人 新宮市社会福祉協議会 会長 向井 一雄 Assist2016.1月号 → assist2016.1.pdf |