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福島龍三郎の「りゅうさぶろぐ」

ふくしまりゅうさぶろうの想い。あれこれ。りゅうさぶろぐ。


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社会福祉士国家試験がおわり [2026年02月09日(Mon)]
もう1週間が経つが、初めての社会福祉士の国家試験が終わった

試験のことを思い起こすと

試験が始まって問題を解き始めてすぐに「こんなに手強いのか〜」と焦る感情がいた
午前中の試験が終わって少しグッタリしながら、問題用紙に書いた感想

知識だけでは難しい
知識と設問で問われていることを適合して考える力
設問に合わせて応用して考える力

午後も同じような感情と自信のなさを感じながら何とか最後までたどり着いたが…
終わってからはもう開き直って「これまでよく頑張った」と自分をねぎらうことにした

通信教育でレポートやスクーリングを足掛け1年半ほどやってきて
夏すぎからは試験勉強

仕事をしながらのこの間は、忙しさの中に取り組むキツさや時間があってもついダラダラして取り組めない自分の弱さも含めて、いい経験だった

専門学校の先生からいつも心配りや叱咤激励がラインで届いたり
一緒に受験対策講座を受けた通信教育の同期の方が欠席をしたときのテキストのメモを見せてくれたり
お世話になっている学校の先生から太宰府天満宮のお守りや合格祈願鉛筆をいただいたり
受験を応援してくれる方から試験用の文具をいただいて心強かったり

いろんな方の温かい協力や応援も感じることもできた

障害福祉に20数年携わってきたが、福祉の資格は持っていなかったし、50歳を過ぎてあらためて福祉のことを学んでみたいと思ってはじめた社会福祉士の勉強

テキストの内容も勉強なることも多かったし
忙しい中に取り組んだことで鍛えられたし
大変だったけどやっぱり学びも多かった

今はまったく合格しているイメージはなく
じゃあ来年度に頑張ろうという気持ちもまだ湧かないが
これからのことはまたあらためて考えよう

はるから私の他に二人のスタッフが試験にチャレンジしていた
試験の合否は自分と一緒でどうなるか分からないだろうが
社会福祉士の国家試験にチャレンジしたというだけで本当によく頑張ったと思う

試験のあとに博多で一人打ち上げした生ビールとハイボールが美味しかったなぁ

骨折! [2025年12月21日(Sun)]
出張先の北海道の雪道で足首を骨折してしまった。

北海道に着いたときにはおそるおそる歩いていたが、2日目になり雪道にも慣れてきたと思っていたときに、佐賀と同じような感覚で歩いていたら…

週末で北海道は現地の人たちも驚くぐらいの大雪の中でもあり、現地では病院に行かず佐賀に帰ってから病院に行った。

北海道では飛行機の欠航もあり足が痛いまま2泊したが、その間に気をつけていたことは、足に負担をかけないことと、できるだけ早めに準備をすること。

普段はバタバタすることも多いが、機敏に動けないことや何かあって遅れてはいけないという思いから、自然と早め早めに動く。

そしてできるだけ動きを最小限にしようとする。
室内で洗面所に物を忘れただけで「あ〜っ、何やってんだ」とぼやきながら時間をかけて取りにいく。

普段、いかに無駄な動きをたくさんしているか実感。

佐賀に帰るときには空港で車イスを借りて初めて優先搭乗。

空港内は一緒に行ったスタッフや空港の人が車イスを押してくれたが、空港の人も車イスの押し方についてトレーニングを受けているのか安心だった。

ただ、スタッフが車イスを押しているときに、空港の人が何かと自分でなく押しているスタッフに聞いたり話したりするので、「おい、何でオレに聞かないんだ」という気持ちになる。

でも、優先搭乗の対象になると飛行機に乗る前から降りた後までこんなに親切にしてくれるんだと感心した。

佐賀に帰ってきて病院にいったら、早めに手術した方がいいということで、翌日に入院して手術。

入院すると自分でできることは限られるので、何かと看護師さんやPTさんを頼らざるを得ない。
頼らざるを得ないからこそ、優しい対応や専門的なアドバイスに安心感や心強さをすごく感じた。

きっと普段私たちが関わっている障害のある方たちも気持ちじゃないかなと思った。

お世話になる立場になり、エッセンシャルワーカーの大切さをあらためて実感。

入院中は、はるのスタッフやいろんな人たちに迷惑をかけてしまったが、久しぶりのたくさんの空白時間はとてもありがたかった。

はるのスタッフ向けのお便りを書いたり、法人のことを振り返ったり、これからやらないといけないことを整理したり。
進んでなくて焦っている社会福祉士の国家試験の勉強も。

勉強が進んでないのにアマゾンプライムで映画を1本観れたのもちょっとうれしかった。

そして、今日の午前中に退院。
車の運転もできそうなのでよかった。

今年ももうすぐ終わろうとしている。

今年は本当に何かと慌ただしく、年齢からか体調がイマイチのこともあり、このブログもなかなか更新できないことも多くなってしまった。

来年はもう少しブログでもいろんなことを伝えられたらと思う。

個別支援計画と意思決定支援 [2025年11月02日(Sun)]
先日、はるの全体研修を実施した。

はるでは一年のうちに2回全体研修を実施しているが、今回は今年度2回目の研修となる。

最近は法律で実施が義務付けられている研修も多くなっているので、全体研修でもその内容を取り上げることも多い。
今回は午前中に「事業継続計画(BCP)」と「感染症対策(嘔吐物の処理方法など)」についてスタッフのみんなで確認した。

そして、午後からは「個別支援計画」をテーマにした研修を私が講師をして実施した。

「個別支援計画」を取り上げたのは、管理職会議で全体研修のテーマを考えていたときに、現場では悩みながら個別支援計画を立てていることも多いという管理職の課題意識があり、スタッフのみんなの悩みを少しでもサポートしようということになったからだ。

研修では個別支援計画の法的な位置づけから作成プロセス、作成のポイントなどを伝えたあとに、参加したスタッフから出してもらった質問にできるだけ答えるようにした。

質問は研修の最初にシートに書いて提出してもらったが、思った以上にたくさんの質問を出してくれた。

内容は多岐に渡っていたが、「本人の希望が明確に分からないときにはどうすればいいか」「毎回新しい目標を立てなければいけないのか」「内容はどれぐらい詳しく(または簡素に)書かなければいけないか」など、確かにみんな悩むだろうという現場の率直な質問を出してもらった。

個別支援計画はプロセスや必要な書類は定められているが、内容の一つひとつについて国が詳しく定めているわけではないので、みんなが悩むのは当然だ。

サービス管理責任者研修を受けたスタッフは個別支援計画作成のポイントについて学んではいるが(今回もサビ管研修をもとに分かりやすく伝えようと内容を考えた)、現場で日々の支援に向き合っていると、なかなか研修で学んだことを活かすことができないということは、どの現場でも感じていることではないだろうか。

そのあたりは強行研修と似ていて、机上で学んだだけでは現場で活かすことが難しいというoff-JTの課題でもある。
現場で活かしていくには、今回のようなスタッフをフォローアップする機会やスーパーバイズを受ける機会が必要なのかもしれない。

全体研修のなかでも、これからは意思決定支援が重要になってくることを伝えたが、あらためて国の基礎研修のときに高木先生と意思決定支援についてディスカッションしたことを思い出した。

その中では、
・その人らしさを大切にする。
・「自分らしさ」は一つひとつの自己決定した経験や行動から形成されていく。
・支援の現場では良かれと思って本人の経験の機会を奪ってしまうことがある(パターナリズム)。
・本人の困る経験も意思形成のプロセス(リスク管理はやりながら)。
・本人の経験や人生に付き合う(伴走する)。
というような話をした。

そして、9月にはるのグループホームを移転したときのエピソードも思い出した。

Aさんは新しいホームに引っ越すに当たって、ご本人なりの素敵な部屋を作りたいとイメージを膨らませられていた。

元のホームにもたくさんの荷物がある上に、引っ越しの機会に新しいベッドを買って、部屋にはあれも置きたいこれも置きたいという希望もある。
明らかに新しい部屋に全部は入らないので、スタッフとしてはこれを機会にできるだけ捨てることができるものは捨てようと本人にアプローチしていた。

整理をして捨てることができたものもあったが、ご本人は捨てたくないという思いも強く、荷物もそれほど減らないまま引っ越しが近づいてきた。

スタッフは焦ったようだが、本人も折れないので(自分の意思をしっかり持たれていたので)、最後は「もう全部持って行って、それから一緒に考えよう。」ということになった。

果たして、新しいホームのAさんの部屋は段ボールが山積みの状態になり、Aさんが思い描いていた部屋にはなかなかならず、それからはAさんはスタッフと一緒に捨てたり片づけたりすることに納得されることも出てきた。

この支援は「本人が希望するなら(本人は困るかもしれないが)やってみよう」とスタッフが思い切って考えて、そのことがご本人の経験となり、自分でまたどうするか考えてくれるようになったという、まさに意思決定支援のような印象深いエピソードとなった。

Aさんのエピソードだけでなく、はるの現場の中ではご本人の意思を尊重しながらやっている支援が他にもたくさんあると思う。

意思決定支援はガイドラインに決まったプロセスが示されているが、普段の支援の中で自分たちなりにすでに取り組んでいることもきっと多い。

それをもう少し意識してやっていくことができると、意思決定支援に基づいた支援に近づいていくのではないだろうか。

Posted by 龍三郎 at 20:41 | はる | この記事のURL | コメント(0) |
意思決定支援 [2025年09月28日(Sun)]
今年の夏は暑く長かったが、やっと秋が訪れて朝夕の虫の音にホッとしているところ。

数年前からサービス管理責任者・児童発達支援管理責任者研修(指導者研修)の意思決定支援コースに関わっている。

最近は障害福祉の関係者で意思決定支援への関心が高まっている。

その理由はいくつかある。

一つは国連障害者権利委員会における総括所見の中で日本の意思決定支援ガイドラインへの懸念が示されたこと。
具体的にはガイドラインの中に「最善の利益(best interests)」という用語が使用されていることへの懸念になる。
「最善の利益」は本人の意思ではなく周囲が決めてしまうことで、国連としては自分で意思を表しにくい人に対して本人が意思を表出できるための「支援付き意思決定」をもっと進めるべきとの見解。

このことについて普段から支援をしている立場として感じることは、どんな現場でも(よっぽどひどい事業所や支援者でなければ)職員の人たちはご本人の言葉だけでなく、表情や素振り、態度、行動、わずかな体の動きなどの声なき声にも心を向けながら、また、日頃の関わりからご本人がどんなことを好み、どんなことを嫌がるか、そのようなことを考えながら支援をしている。

だから、まったく本人の意思を顧みずに周囲で何でも決めるということは、少なくとも福祉の支援現場ではほとんどないのではないかと思う。


障害福祉の現場で意思決定支援の関心が高まっている理由の二つ目は、国の運営基準に意思決定支援を行うことと位置づけられたこと。

障害福祉サービスを提供する上で、どの事業所にも利用者の意思決定の支援に配慮することが求められるようになった。

特に支援現場での関心が高いのが、担当者会議や個別支援会議に利用者本人が参加して、ご本人の意向をあらためて確認するようになったこと。

ご本人の会議なので、ご本人が参加するのは当たり前と言えば当たり前だが、意思を明確に表せない重度の障害のある方たちの参加はどうなのか、本人にとってストレスになるのではないか、などの心配があるようだ。

これまで重度の方たちがそのような会議に出ることはほとんどなかったのではないかと思うので、支援者が心配になるのも理解できる。

でも、先んじて重度の方たちに参加してもらう会議を実施している人たちの話を聞くと、参加してもらうことの意義は大きそうだ。

例えば、神奈川ではあの事件が起こった後に、重度の人たちの意思決定支援の取り組みを重ねられているが、関わった人から「根気強く参加を重ねていくとご本人にも支援者にもいい変化が出てくる」と聞いた。

はじめはお互いにぎこちないとしても、そのような場を作って経験を重ねることで、ご本人にとっても自分のことを話されていると実感する機会になったり、支援者にとっても新しい発見や意識の変化につながるのかもしれない。

また、肥前精神医療センターではすでに個別支援計画検討会議に重度の方たちも参加されているそうだが、ご本人が参加していると話し合っている関係者が「この会議は(目の前の)この方のためにやっている」という意識が出てくるという。

「どんなに重度の障害があってもご本人には意思がある」と考えている支援者は多く、ご本人からの意思の表出が少なくても、もしかしたらそれはコミュニケーションの特性から来るもので、ご本人の内面にはいろんな感情や思考の動きがあるかもしれないという可能性を考えると、会議にご本人が参加することを最初から無理と決めつけず、合理的な配慮をしっかり考えた上でチャレンジしていくことには大きな意味があるように思う。


とはいえ、意思決定支援はみんなが重要だと認識しながらも具体的な取り組みはまだまだこれから。

以前は障害のある人たちが社会の中で働くことは難しいと言われていた時代があったが、制度的な環境整備と支援現場のチャレンジと実践の積み重ねで、今は障害のある人たちが働くことは決して珍しくない。
珍しくないどころか、今は社会のなかで働き手として活躍している人たちもたくさんいる。

同じように、重度の人たちへの意思決定支援も現場での取り組みの積み重ねで、いつかはご本人の意思に基づいた支援や生活の実現が当たり前になる、そんな日が来るのだと思う。

晴れの日プロジェクト [2025年08月17日(Sun)]
今日は社会福祉士受験対策講座に行ってきた。

昨年の6月から始まった毎月2本のレポートも何とか最後まで挫折せずに提出でき(計29本!)、これからは来年2月の国家試験に向けてボチボチ勉強をせねばというところ。

佐賀県社会福祉士会が開催している対策講座には、講師や受講者の中にも知り合いがちらほら。
社会福祉士会の皆さんはもともと熱心だし、社会人になって資格を取ろうとしている受講者の皆さんもやっぱり熱心な人が多そう。

知り合いの施設の職員さんと一緒になったり、はるに実習に来てくれた方が優しく欠席したときのテキストを見せてくれたり。

テキストを読んでいた時には学生のころに勉強していたらよかったなぁと思うこともあったが、社会人になって仕事をしながら勉強している人たちと一緒に学ぶのもいいなぁと思う。


先日、西九州大学の先生の紹介で「晴れの日プロジェクト」をはるで実施した。

「晴れの日プロジェクト」は普段なかなか着物を着る機会がない人たちに着物を着てもらおうというプロジェクトで、社会貢献をしている一般社団法人が企業から活動資金の寄付を募って、高齢者や障害のある人たち、ひとり親家庭などに着物を着る機会を提供してくれている。

普通の着物では着付けが大変なのでハードルも高いが、「晴れの日プロジェクト」では独自に開発された着物で簡単に着ることができるのも魅力だ。

当日は西九州大学の学生さんたちもたくさん手伝いに来てくれてにぎやかなイベントになった。

会場は生活介護の事業所だったが、はるのいろんな部署から利用者の皆さんが来てくれることになり、スタッフが時間差で入れ替わりで体験できるように組んでくれた。

コロナ前までやっていた餅つきも同じようにいろんな部署から時間差で来てやっていたので、スタッフのみんなの連携はさすが。

自分はのんきに着物を着て利用者の皆さんを一緒に写真に写ったり、先生と話をしたりしていた。

やっぱり一番よかったのは利用者の皆さんがうれしそうだったこと。
着物を着て、カメラの前でポーズをとって、皆さんのうれしそうな様子を見ていると自分たちもうれしくなる。

生活介護の利用者の中にはこのようなイベントが苦手な方もいるが、事前に予定を伝えたり、時間までは個室で自分の時間を過ごしてもらったり、その方のタイミングに合わせて流れるように着物を着せたり、いろんな配慮をしてくれていた。

その方が見事に着物を着ることができた時にはスタッフもうれしそうだった。

ワンタッチの帯を巻いたら背中で届かず、スタッフがその方の後ろに隠れて押さえながら写真を撮るというハプニングも微笑ましかった。

このような機会をいただいた一般社団法人の皆さま、プロジェクトを支援いただいている企業の皆さま、お手伝いいただいた学生の皆さん、このプロジェクトに繋いでいただいた西九州大学の先生には本当に感謝しています。

そして、はるのスタッフが本番まで期間が短い中で利用者の皆さんのために前向きにこのプロジェクトに取り組んでくれたことに感激。
素晴らしいことです。

Posted by 龍三郎 at 20:18 | はる | この記事のURL | コメント(0) |
「行動援護」の可能性 [2025年07月13日(Sun)]
障害福祉には「行動援護」というサービスがある。

その名の通り「行動」を「援護」するサービスだが、障害福祉に関わっていない人にとっては馴染みがなく分かりにくいかもしれない。


行動援護はヘルパーによるサービスの一つであり、食事や着替えなどを介護する身体介護や部屋の掃除をしたり食事を作る家事援助と同じように、専門のヘルパーがその人のニーズに応じてマンツーマンで支援をする。

行動援護は障害福祉に特有のサービスで、重度の知的障害や自閉症など行動上の配慮が必要な人たちをより専門的なスキルを持って行動を援護しながら生活を支援をするサービスだ。

ヘルパーの多くは介護職員初任者研修を修了してサービスに従事しているが、行動援護はさらに行動への配慮に特化した専門研修(行動援護従業者養成研修/強度行動障害支援者養成研修)を修了しなければ従事できない。

行動援護はサービスの成り立ちから自分だけでは外出できない人たちの外出支援を行うことが多いが、その専門性から家庭の中においても(特に本人が生活のしづらさを感じていたり、家族が本人の家庭での過ごし方に悩んでいるような場合に)本人が生活しやすいように配慮すべきことを整理して関わることもできるようになっている。


はるでも行動援護を実施していて、大人からこどもまで多くの方たちに利用してもらっている。

一時は従事するヘルパーの不足でサービスの継続が不安になることもあったが、最近は専属スタッフだけでなく他部署のスタッフも兼務や時間外で入ってくれるようになり、また、他の事業所や違う業種で働いている方たちが休みの日に入ってくれるようなこともあり、はるに関わってもらっているいろんな方たちに行動援護を提供できるようになってきた。


はるではずっと行動援護をとても大切なサービスだと思って取り組んできた。

重度の知的障害や自閉症がある方たちは自分だけで外出することが難しいことが多いが、外出が好きな方も多く、生活の張りや豊かさのためにも外出の機会は欠かせない。

家族と一緒に外出することも大切な機会だが、家族がいつも一緒に外出できるとは限らないし、こどもが大きくなると(親が年を重ねていくと)一緒に行くことが難しくなることもある。

はるのグループホームの方たちは行動援護を利用されることも多いが、通所先が休みの日にずっと室内にいるよりも、ヘルパーと一緒に出かけるほうが本人の楽しみになるし、一日の中に好きな外出があることで生活の豊かさはグッとあがる。

行動援護のヘルパーはその人の行動に対する配慮を行いながら外出の支援をしていくので、外出先で本人が混乱することなく安心して外出を楽しむことができることも多い。
そのことが、本人にとって、本人の人生にとって、とてもプラスの経験となる。


最近感じていることは、行動援護はこれからの障害福祉にとって重要な役割を果たす可能性があるのではないかということだ。

これから重度の障害のある方たちの意思決定支援が大切なテーマとなっていくが、重度の障害のある方たちが自分の意思を形成していくうえでは様々な経験は欠かせない。

同じような環境にいたり同じような生活をしているだけではなく、いつもの生活以外の経験をしていくことで、本人にとっても選べる選択肢が増え、支援者にとってもその方のいろいろな面を見ながら本人が好きなことややりたいことを知ることができる。

行動援護は重度の知的障害や自閉症のある方たちの意思決定支援において「経験する」という大切なプロセスを支えることができるサービスでもあると思う。

また、はるでは行動援護で肥前精神医療センターにいる方たちへの外出支援も行っている。

その方たちのためにはるができることで力になりたいということから始めたが、最近はいろんな事業所の方たちが肥前精神医療センターにいる方たちの外出支援に取り組むようになってきた。

全国的にもまだ行動援護のサービスを受け入れる医療機関が少ないなかで肥前精神医療センターの方針が素晴らしいと思うが、これからもっといろんな医療機関にひろがってほしいと思う。

医療機関において行動援護が実施されることにも、これからの可能性を感じることがある。

それは、本人の生活の場所が変わっても元々利用していた行動援護が利用できることで、本人の生活がぶつ切れにならないということや、生活の場所が変わっても多分野多職種で本人を支えていくことがこれからもっと広がっていくための取っ掛かりになるのではないかと思うからだ。

専門性と個別化という行動援護の強みが、本人の生活をもっと広げていったり、分野やサービスをつなぐ役割を果たしていくために大いに役立つのではないかと思う。


支援者にとっても、行動援護に入るときにはその時間を本人に合わせて本人のためだけに使えることが格別の時間ではないかと思うので、ぜひ多くの支援者の皆さんに経験してほしいと思う。


一方で、行動援護は可能性が大きいサービスにも関わらず、そもそものヘルパー事業所の運営の難しさもあり、行動援護に関わっている支援者はなかなか増えないのが現状だ。

以前は地域に登録ヘルパーという立場で関わってくれる人たちもたくさんいたが、今は以前のような登録ヘルパーの方たちはなかなかいない。
それよりも、これからは他事業所や多分野で働いている人たちが副業として休みの日にヘルパーとして行動援護に入ってくれることが広がるといいのではないかと思う。

行動援護は何より本人との関わりに大きなやりがいや充足感を感じることができるし、支援のスキルを学ぶことができる。

実務経験や研修受講などの要件もあるが、副業としてすごくいいのではないかと思うにで、関心のある人ははるや行動援護事業所に連絡してみてほしい。


行動援護の良さをもっと広げていこうと、昨年度から全国行動援護ネットワーク(All Japan Koudou Engo Network=AJKEN)も立ち上がった。
https://www.instagram.com/p/DEeAH5tTMo1/

行動援護の良さを知っている人、行動援護の良さをもっと共有したい人、行動援護に興味ある人はぜひAJKENにアクセスしてほしい。
一緒に行動援護の良さを広げていきましょう。


はるの正職員研修 [2025年06月15日(Sun)]
昨日は終日はるの正職員研修だった。

はるでは、正職員研修のときに法人としてまとめている「支援の基本的な考え方」を振り返ることにしている。

「支援の基本的な考え方」は、はるが利用者の皆さんに対して行っていきたい支援をまとめたものだが、はるが大切にしている理念を実現するための具体的な支援方法でもある。

スタッフのみんなには「支援の基本的な考え方」に沿って支援をやっていこうと伝えているが、正職員研修では一日かけてこの「支援の基本的な考え方」を振り返る。

参加してもらう正職員スタッフのみんなにとっての目的は、
・「支援の基本的な考え方」を確認・再確認する。
・「支援の基本的な考え方」を確認した上で、普段の自分の支援を振り返る。
・他部署のスタッフと意見交換・情報交換をして支援の幅を広げ、他部署のスタッフと連携を深める。
というところ。

そして、正職員研修で「支援の基本的な考え方」を伝える役目はリーダースタッフのみんなにお願いしている。

リーダースタッフのみんなに伝える役目をお願いしている理由は、現場においてスタッフのみんなに支援内容を伝えたり相談に乗ってもらえるようになってほしいということもあるが、研修の講師を通じて支援者としてもう一歩成長してほしいという願いもある。

リーダースタッフのみんなに目的として伝えているのは、
・「支援の基本的な考え方」をあらためて自分で振り返る。
・どうしたら「支援の基本的な考え方」の内容が正職員スタッフに伝わりやすいか考える。
・リーダーが正職員スタッフの育成やサポートをする立場であることを意識する。
ということ。

人から聞いたり教わったりすることと、人に伝えたり教えたりすることはまったく違う。
人に伝えたり教えたりするときには、自分が理解するだけでなく相手にどうやって理解してもらうかを考えて実践しなければいけないので、一つ高い視点や意識やスキルが求められる。
その経験を通して支援者としてさらに成長してもらえたらと思っている。


私も一つのグループに入ってスタッフのみんなと一緒に参加したが、一日を通してとてもいい研修だった。

研修の資料や進行にもリーダースタッフのみんなの工夫が随所に入っていた。

イラストを使って資料が見やすいようにしてくれたり、はるの具体的な事例や普段使っているシートなどを取り上げて身近に感じることができるようにしてくれたり、アセスメントの体験をグループでやってみたりと、スタッフのみんながより理解しやすい工夫がたくさん見られてとても感心した。


そして、リーダースタッフのみんなをサポートしてくれたのが二人の管理職スタッフ。
リーダースタッフがしっかり講師の役目を果たすことができるように準備の段階から縁の下の力持ちでサポートしてくれた。
この二人がいなかったらこんないい感じで正職員研修を実施することができなかっただろう。


私たちはつい日頃の支援や業務に追われてしまい、自分たちの支援を振り返る機会がないと、いつの間にか行き当たりばったりの支援や自我流の支援になってしまいやすい。

はるの「支援の基本的な考え方」もそうだし、自閉症支援などの大切な考え方もそうだが、継続的に学んだり振り返ったりすることが大切で、そのことが利用者の皆さんにいい支援を続けていくことにつながり、利用者の皆さんの安心でいきいきとした生活につながり、支援者としての支援力ややりがいを保ち高めることにつながる。

スタッフのみんなが学んだり支援を振り返る機会を作ることも、法人としての大切な役割でもある。

Posted by 龍三郎 at 20:10 | はる | この記事のURL | コメント(0) |
何のために組織を経営するか [2025年05月18日(Sun)]
最近、いくつかきっかけがあって経営に関する本を読んだりポッドキャストを聴いたりしている。

理事長として、これまでも経営に関する本を読んだり、積極的に情報を集めたりしてきたが、しばらくそのような機会はなかった。

機会がなかったというより、ここ数年は大変なことも多かったので余裕がなかったことや、本に書いてあることが机上の論理のように思えたりもして、あえて読もうとしなかったように思う。

しかし、あらためて経営に関する情報に触れると、これまでの自分たちの取り組みや自分自身の経験と重なって、とても身近に感じるようになった。

経営といっても大きな理論から細部にわたる方法論まで幅が広い。

本やポッドキャストの内容の一つひとつが気づきになり、考えさせられることもたくさんあるが、その中でも大切だと思うことを一つだけ書き留めておきたい。

それは「何のために組織を経営するか」ということ。

組織とは人の集まりだが、人が集まるには何かしらの目的がある。

組織によって目的もいろいろで、とにかくお金を儲けることが目的の組織もあるが、私たちのような福祉の法人は、社会のなかで困っている人を支援することや社会課題を解決していくことが本来の目的になるだろう。

福祉の法人の中でも、誰を対象とするか、どの社会課題を解決しようとするか、どのような想いを持って取り組んでいくか、などにより組織の目的や在り方が変わってくる。

また、組織として人が集まって活動をしていくうえでは、働く環境のことや収支のこと、法律上守らないといけないことなど組織としてやるべきことがたくさんあり、そこに経営的な視点や取り組みが求められる。

組織として動いていると、目の前にいろいろな問題が出てきたり、内外のいろいろな声に揺れてしまったり、想定していないようなことが起こることがある。

また、つい収支にばかり注目して利益を上げることが最優先になってしまったり、法律を守ることばかり気にして嫡子定規なことしかできなくなってしまうこともある。

組織は人の集まりであり、社会も変化していくので、そのような流動的な内外の環境の中で活動をしている組織に様々なことが起こることは避けられない。

起こったことに組織として対応していかなければいけないが、目の前のことや周りのことばかりに振り回されてしまうと、そもそもその組織は何を目指しているのか、何のために集まっているのかを見失ってしまう。

この組織は何を目指しているのか、何を大切にしているかがはっきりしていなかったり、ぶれていると、組織として前に進まなければいけない時や、課題に対応しなければいけない時に、組織にとって本当に必要な判断ができなくなってしまう。

また、その組織に集まってくれた人たちにとっても、何のためにその組織に集まっているのか分からなくなってしまう。

組織として何を目指しているのか、何を大切にしているかをはっきり掲げて、それに向かって経営をしていくことは、組織としてとても大切なことだ。

組織が何を目指しているのか、何を大切にしているかを表しているのが理念であり(もう少し精度を高めるためのミッションやバリューなどもある)、理念を中心に経営してくことを理念経営と言ったりするが、組織の理念を明確にし、その理念に共感して集まってくれた人たちと協力しながら活動に取り組むことが、組織が目指しているものに近づく推進力になり、私たちであれば本当に困っている人たちを支援していくことや社会課題を解決していくことにつながっていくだろう。

「早く行きたければ一人で行け、遠くに行きたければみんなで行け」と言うが、みんなで行くためにも組織としての理念は欠かせない。

組織に集まってくれた人たちが、理念に共感しながら協力して活動ができれば、それほど強いものはない。

組織を経営するためにやらなければいけないことはたくさんあるが、その根底には「何のために組織を経営するか」という思いや考えがなければいけない。

創作体験ワークショップ [2025年04月29日(Tue)]
先日開催したはるの全体研修のことでもう一つ。
とても良かったこと。

全体研修では、午前中に法人の方針説明や感染症対策と権利擁護虐待防止の研修など、どちらかと言うと堅い話が中心だったが、午後からはSANCの創作体験ワークショップにみんなで取り組んだ。

SANC(Saga ArtBrut Network Center)は佐賀県内の障害のある人や家族、支援者向けに芸術文化の普及活動を行っている。
https://s-brut.net/about/

その活動のなかでニーズが高いプログラムの一つが創作体験ワークショップ。

アート活動に取り組んでみたいけど、きっかけがない、どうやっていいか分からない、という人や事業所を対象として県内各地で開催している。

アート活動というと、自分には無理…、苦手だから…、という人たちも多いが、この創作体験ワークショップは取り組んでいると自然に手が動いたり、周囲の人たちと会話が弾んでくる。

ワークショップが誰でも取り組みやすい内容になっていることや、ワークショップの内容を考えて進行もしていただいている講師の大江登美子先生の自然なナビゲートとさりげない声かけによって、きっと参加者の皆さんが安心して取り組むことができるのではないかと思う。

全体研修では、このワークショップをはるのスタッフのみんなにも体験してもらった。

スタッフのみんなに取り組んでもらった理由は二つ。

一つは、県内でいろいろな人たちから喜ばれていて信頼も厚いSANCのことをもっとスタッフのみんなに知ってもらうこと。

もう一つは、これからはるで利用者の皆さんがアート活動に触れる機会を広げていく上で、スタッフのみんなに実際に体験してもらってアート活動の楽しさや表現することの気持ちよさを体感してもらうこと。

全体研修でも大江先生に講師をやっていただき、SANCの活動を手伝ってくれている佐賀大学の地域デザイン学部卒のお二人にもスタッフの体験をサポートしてもらいながらワークショップを進めてもらった。

案の定、はじめは控えめなスタッフが多かったが、ワークショップが進むにつれて「ハマって」いくスタッフの姿があちこちに。
楽し気な話し声も聞こえてくる。

私もスタッフのみんなと一緒に参加したが、やっぱり楽しかった。

色を自由に塗るプログラムでは、ついつい自分が好きな青ばかり選んで塗ってしまうが、スタッフの作品を見ると本当に個性それぞれ。

可愛いイラストのような絵を描いていくスタッフ、細かく線のようなタッチで描いていくスタッフ、本人にぴったりの花を描いているスタッフ、大胆に手形を付けるスタッフ、好きな色で全体を埋めていくスタッフ…

どれもみんなの個性が出ていて良かった。

自分の隣で描いていたスタッフが、パレット代わりにしていた紙皿に色を塗り始めたので、それはいいなぁと思って自分も紙皿に色を付けてみた。

やっぱり青っぽい感じになってしまい、それではつまらない感じがして、紙皿だからいいやと(自分としては思い切って)赤色を重ねてみた。

すると、まったく違うものがそこにできあがった。
これもまたいい。

自分は恐るおそる違う色を塗ってみたが、そんな小さな枠を簡単に当たり前に超えて色を塗ったり、行動できる人たちはすごいなぁとあたらめて思う。

SANCのスタッフが、他にもいろんな形の台紙を準備してくれていたが、スタッフのみんなが思い思いに塗ったその台紙を合わせると一つの樹になっていた。

その樹がまたすごくステキだった。

アート活動と言うと少しきれいすぎるように思うが、表現することは本来は自然で心地よいものだと思う。

そういう機会がはるの利用者の皆さんやスタッフのみんなにも広がっていけばと思う。


Posted by 龍三郎 at 21:50 | はる | この記事のURL | コメント(0) |
はるの全体研修2025 [2025年04月20日(Sun)]
昨日ははるの全体研修をアクト富士で開催した。
はるでは全体研修を年2回開催しているが、その1回目。

今回の研修はこのような内容。
@ 令和7年度はる事業計画・年度方針の説明
A 感染症対策に関する研修
B 権利擁護虐待防止・身体拘束適正化に関する研修
C 創作体験ワークショップ
D 社員表彰(勤続、健康)

年度初めの研修なので、実施が定められている研修も含めて、今年度に行うことや心がけておくことを共有することが中心。

研修のはじめに今年度の事業計画と年度方針を私から伝えさせてもらったが、法人として何を考えて何をしようとしているかをスタッフの皆さんにしっかり伝えることはとても大切だと思っているので、内容だけでなく計画や方針に込めた気持ちも伝わるようにと思いながら話をした。

今回は全体研修で私からスタッフの皆さんに話した内容をまとめてみたい。


はるはこの4月で24年目を迎える。
今のはるがあるのも一人ひとりのスタッフの皆さんのおかげ。

この間、社会や福祉の状況は変わったが、はるでは「利用者の皆さんを大切にしたい」という思いはずっと変わらずにやってきた。

利用者の皆さんを大切にすることは、言うのは簡単だが、実際にやること、やり続けることは簡単ではない。

はるでは、これまでスタッフの皆さんが利用者の皆さんのことを真剣に考えて支援をやってきてくれた一つひとつが積み重なって、利用者の皆さんを大切にしながらやってくることができた。

利用者の皆さんを大切にしたいという思いを大事にしてきたから今のはるがあり、これからも大事にしていきたい。

そして、利用者の皆さんを大切にしてくれているスタッフの皆さんをはるは大切にしていきたい。


はるでは中期計画を立てているが、今の中期計画は2024-2026年度の3か年計画となっている。

中期計画のテーマは『「一人ひとりのしあわせ」を実現し続けていくために組織の力を高め、健全性を高めます』としている。

中期計画は3つの柱から成り立っていて、
一つ目は「ご利用者のしあわせ〜丁寧に支える!〜」
二つ目は「スタッフの安心と成長〜いきいき働く!〜」
となっていて、その二つを実現するために、
三つ目として「健全な財務基盤〜みんなで収入up!〜」
を掲げている。

目指していきたいのは、利用者の皆さんにいい支援をして、利用者の皆さんの生活が豊かになり、そのことが収入につながり、スタッフの皆さんの待遇をしっかり上げていく、その好循環を作っていきたい。

はるがやってきたことが昨年4月の報酬改定で評価されたことなどで、昨年度は3期ぶりに収支が黒字になった。
そのことでこの4月にスタッフの皆さんの給与水準を上げることができた。

これから、今年度と来年度で老朽化した建物を改修・移転して健全な支援環境を作っていきたいと考えている。
本部の敷地で2階建てのグループホームの建設が始まったが、老朽化していたグループホームの移転をしっかり進めていきたい。
グループホームの移転が終わったら、今度はB型の移転を進める。

内容が古くなっていたホームページのリニューアルも進めている。
外部の専門家に協力してもらいながら「はるらしさ」を活かした今後の法人・事業所のコンセプトや将来像を整理しているが、その内容が反映されたホームページになる予定。


このような中計画に基づきながら、スタッフの皆さんに協力してもらっているスタッフアンケートでの意見を踏まえて、今年度の事業計画や重点項目を立てた。

今年度の事業計画のテーマは「みんなのしあわせとともに〜健全経営に向けたstep up作戦U〜」とした。
「みんなのしあわせ」とは、利用者の皆さんのしあわせであり、スタッフの皆さんのしあわせこと。

そのために二つの活動計画を立てている。

一つ目の活動計画は「(体制)事業所、設備のリニューアルを確実に進め、「はるらしさ」を活かした今後の事業展開のための体制整備」とした。

具体的には、
@ ホームやB型の移転に向けたプロジェクトチームを作って計画的に移転を進める。
A 昨年度に引き続き、外部の人に協力してもらいながら法人や事業所のコンセプトや将来像を整理して共有する。
B 体制整備のために採用活動を強化する。
このようなことに取り組んでいく。

採用活動については、これまでも若手スタッフを中心としたチームが新卒採用に取り組んでくれているが、厳しい新卒採用環境のなかで一年ずつ成果が上がってきている。
はるでは中途採用のスタッフの皆さんがとても活躍してくれていて中途採用に対してとてもいい経験を積んでいるので、これからも中途採用に力を入れていきたい。
そして、今年度から外国人スタッフの採用に向けて動き始める。実際は来年度ぐらいからになるかもしれないが、外国人のスタッフがこの仲間に入ってくれることはとても楽しみなこと。

二つ目の活動計画は「(連携)はる全体で協力・連携を深める企画」とした。

具体的には、
@ イベント実施に向けてプロジェクトチーム作って取り組む。
A 法人全体のイベント・活動を企画して実施する。
B SANCで培ったアート活動を法人内で展開する。
としている。

今年度は、スタッフの皆さんと協力をしながら、利用者の皆さんもスタッフの皆さんも楽しめるイベントを実施したい。

イベントをやるためには普段の仕事に加えていろいろやらないといけないので大変だと思う。
しかし、大変だからやらない、ではなく、大変だけどやることで達成感や連帯感を得ることができ、いろいろな経験を積むことができる。
大変だけどやることで次に進むことができる法人でありたいという思いも含めて、みんなで楽しくイベントに取り組むことができればと思う。

(全体研修のときには話さなかったが、管理職で事業計画を考えているときに女性管理職の皆さんより「みんなでイベントをやりたい!」という提案を出してもらった。最近は女性スタッフの皆さんの気持ちや推進力は素晴らしいと思う機会が本当に多い。)

SANCがはるにあることは、はるにとっての大きな強みなので、はるの利用者の皆さんがもっと日常的にアート活動に触れる機会を作っていきたい。
そのことが、きっと利用者の皆さんの生活の豊かさにつながり、スタッフの皆さんの楽しさややりがいにつながっていくのではないかと思う。


このような内容を説明したあとに、スタッフの皆さんへのお礼も含めて、いくつかスタッフの皆さんからの意見をもとに法人として仕組みを改善できたことを紹介した。

そして、この4月にスタッフの皆さんの給与を平均で6%上げることができてうれしかったこと、これからも皆さんの給与をしっかり上げていくことに取り組んでいきたいことを自分の決意として伝えさせてもらった。

最後に「これからも利用者の皆さんを大切にして、いい支援をやっていこう!」と、はるにとってコアな思いを伝えて私の話を終えた。



Posted by 龍三郎 at 20:20 | はる | この記事のURL | コメント(0) |
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