新年のご挨拶
[2016年01月07日(Thu)]

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
理事長職も1/1から3年目に突入しました。もう3年目…。早いものです。
1年目は「何もわからない」、2年目:「首座る」といった感じで少しだけ成長したかなと思っています。そして、3年目はどのように過ごしていこうか今考えています。
この2年間はファンドレイジングジャパンやコミュニティフォーラムでの登壇、その他セミナー講師、ソーシャルビートボランティアマネジメント講座を主催したりと10年間のノウハウを外に伝える姿勢を取ってきました。今思えば理事長としてやっていたつもりが、実は事務局長的視点での活動が多かったのではないかなと思っています。団体内でも日韓ミュージカルのプロデューサーを務めた他、日韓、東北プログラムでクラウドファンディングを2本行いました。これもまさに現場の仕事、事務局長の仕事ですね。
事務局長の仕事ももちろん重要ですが、3年目から先は、もう少し「理事長」として、先んじてビジョンを語り、方針を導き出すリーダーとして活躍していきたいなと考えています。「経営」という自分の中でも未開拓な分野に対して挑戦していきたいですし、自分自身が社会に対してどのようなインパクトを出せているのかを常に問うていきたいと思っています。ただ、事務局長の視点や現場の視点を忘れることなく、ハイブリットされた自分でありたいなと思っています。
昨年コモンビートのプログラムに910名の方々にご参加いただきました(例年約600名程度なので今年は特に頑張った1年でした)。この910名の方々がプログラムを卒業し、社会にその個性を還元していくことが、コモンビートの社会変革の方法です。
社会がもっと、自分らしく・たくましく自分の人生を生きる人で溢れるといいなと思います。
一人でも多くの方々にコモンビートのプログラムに出会っていただき、そのきっかけを手に入れてほしいと思っています。
そのためにはミュージカルプログラムを筆頭とする表現活動を多くの人に提供できるように、プログラムを実施し、その質を保ち・向上し、それを支える事務局を運営していくことが大切です。活動13年目となり、団体発足時とは時代も変わってきました。今の時代にアジャストしながらも自分たちのオリジナリティを失わずに、ギンギラギンにさりげなく活動するコモンビートをぜひ引き続きご支援いただければと思います。2016年もよろしくお願いします。
NPO法人コモンビート
理事長 安達亮