「集める」のではなく「集まる」、そして「集まってしまう」ためにはどうすればよいのか
[2015年10月27日(Tue)]
※昨年のコモンビートアワードの集合写真。全国から200名が大集合!
今日の事務局定例ミーティングで出た話題です。
NPOでは大小問わず様々なイベントを開催したり、ボランティアを巻き込みながら活動していると思います。では、そういったイベントへの参加者は「集めるのか」「集まるのか」。
「集める」というのはこちら(主催者・運営者)側の意思が強く働いている、ちょっと無理やり感のある状態な気がします。逆に、「集まる」というのはあちら(参加者)側の意思があり、自然と「集まってしまう」ような状態な気がします。この両者のバランスが取れている状態が、イベントなどを実施するにあたって成功しているときなのではないかと思います。
運営側はしっかりと参加者側の視点に立って企画を考えて、魅力化を怠らないようにすること。魅力があれば自然と人は集まってくると思いますし、その自然さが本人のモチベーションがと結びついている証拠だと思います。
ですが、何もせずに自然と人が集まってくるのは相当レベルの高いことなので、やはりある程度仕掛けをつくって、参加しやすいように情報提供をしていく必要があります。これは一過性のものではなかなか効果が出ないので、継続して発信していくことが大切だと思います。
「集める」のではなく「集まる」、そして「集まってしまう」ためには、やはり人の心を動かすための仕組みや仕掛けが必要です。自分たちがやっていること、そのイベントの先にある未来や夢、ビジョンを見せていくことが必要です。
イベントひとつとっても非常にクリエイティブな力の見せ所です。どんどん演出をして、多くの人を巻き込んでいきたいものです。
ちなみに私たちが毎年年末に行っている祭典「コモンビートアワード」ですが、現時点で定員200名に対して、約170名のお申し込みをいただいています。年間を通して少しずつイベントをアピールしていたり、昨年の参加者が口コミで楽しさを伝えてくれていたり、そもそも興味をそそるコンテンツをしっかり用意していることなどがうまくいっている要因かと思っています。地道な仕掛けが魅力を生んでいるという証拠なのかなと思います。
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