フィードバックで仲間の人生の役に立つ
[2015年04月21日(Tue)]
こんばんは!NPO法人コモンビートの代表の安達です。
4月1週目から週末に東京ミュージカルプログラムの練習が入りはじめました。私も先日参加してきたわけですが、その現場で多くのことを感じ取りました。練習運営は約20人のスタッフによってなされています。彼らは昨年のプログラムに参加したキャストたちが主です。
練習、現場運営は、目の前の多様な100人のキャストと対峙していくところなので、とても「なまもの」「ライブ感」があります。そのため最初はなかなかうまく運営できないことも多いです。ただ、だんだんと仲間になっていく過程でキャストとスタッフの関係性が近くなり、慣れもあり、練習運営は上達していきます。それに加えて、私も彼らの上達をサポートできるように、現場に行ったときにはフィードバックをするようにしています。
このフィードバックですが、10年の経験がある分、「こうしたらいい」「ああしたらいい」と結論を言ってしまいがちになりますが、できるだけ概念的に伝えたり、方針的に伝えたりして、そのあと自ら考えて行動するような「きっかけ」となるような努力をしています。
先日スタッフに伝えたフィードバックは以下の点。この一つ一つを今後のブログで少しずつ紹介していきたいなと思っています(一般化も少ししてわかりやすく)。コモンビートのミュージカル練習現場だけではなく、イベント運営等で役立つノウハウだと思うので、ぜひみなさんにお伝えしたいと思います!
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■スイッチ切替、意識統一の重要性(チェックイン!)
■伝えたいことは全体像から細部へ(ストーリー!)
■伝えたいことは「心」と「情報」でわける(スッキリ!)
■違和感を生み出さない。場にいる人は全て巻き込む(コミット!)
■運営上手よりもビジョンの実現(リマインド!)
■禁止ではなく協力(プリーズ!)
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自分は「ダメ出し」よりも「フィードバック」という言葉が好きです。フィードは「食べ物」「育てる」というような意味があるので、なんか人生に必要な生きる糧を渡すようなイメージがあるからです。そうやって、自分がスタッフや仲間の人生の役に立てるように進めていければと思っています!
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