理事長の苦手なことシリーズ@〜人に任せること〜
[2014年12月16日(Tue)]
こんばんは!NPO法人コモンビート、代表の安達です。
1月にコモンビートの代表になりましたが、それまでの9年間は事務局長として実務を牽引していました。今も事務局長の立場はあるものの、事務作業の多くを副事務局長の前嶋と事務局員の花宮と新井に託しています。理事長という立場としては団体の方向性をいろいろな角度から見渡し、遠くを見る必要があり、日々の活動に没頭するとその視点・視座が下がり、目標を考えることを失いがちになります。
さて、ここで問題です。理事長の私が苦手なことはなんでしょう?
答えは「人に任せること」です。自分としては作業分担をして事務局員やボランタリーなスタッフに任せているつもりなのですが、任せきれず自分の中に溜まってしまっているものが多々あります。それを抱えている状態で遠くを見ることもできなくなり、かといって周りに頼んでいけるかというとそれもできず、結局は自分が飽和していることが多かったりします。
誰かと一緒に作業をすること、そのためのコミュニケーションを取ること。実は苦手だったりします。そうは思われない人物像ではあると思いますが、本音で言うとすごく苦手です。
実務経験が約10年あると、他の人に任せるよりも自分でやったほうが速い、知識も格段に上回るという状況が訪れます。ですが、代表としては自分で考えていることを人に伝え一緒に活動していくこと、そして困っていることを伝えて助けてもらうことはとっても重要だと考えています。
わかっていても中々できないのが人の性質ということですが…現在チャレンジ中なわけです。
任せていかないと、一緒にやらないと物事は伝わっていかないので今、環境的に追い込みながら進めています。事務局では毎月会計作業があります。日々の伝票を仕訳するのですが、この訳け方に関しては団体としての方針があり、マニュアル化できていない部分があります。長く自分でやっていたので、私はその場にいればパパッと判断できますが、事務局員にとってはまだまだそうはいきません。その場で随時アドバイスをすることも良いのですが、任せてやりきってもらうことがよっぽど重要だと思っています。なので、会計作業のときは積極的に「さぼらせて」もらっています。その場にいないことも重要だと思って作業日は早めに帰らせてもらっています。本当は苦痛だし、事務局員が困っているのをみたくないのですー!!
事務局員のみんなは今日も遅くまで会計作業。
その分の時間を別のことに使わせてもらって、コモンビートのことを考える。
いつも支えてくれているみんな、ありがとう!!
苦手なことだけど、それを感謝の気持ちに変えてこれからも進みたいと思っています。
※写真は頼りになる事務局員たちです!
> NPO法人コモンビートのWEBサイトはこちらから