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コモンビートの中心から代表が叫ぶ!りじちょーブログ更新中!

特別なことじゃないダイバーシティ&インクルージョンの日常を切り取るNPO法人コモンビートりじちょー安達亮のブログです。平日は毎日更新しています!


成果はすぐ出ない、ずっと先に出ると信じて… [2014年12月12日(Fri)]
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こんばんは!NPO法人コモンビート、代表の安達です。

都立田柄高校の石井先生からお知らせが届きました。
「リクルートの電子書籍でコモンビートのことたくさん話しておきましたから!」とのこと。

今年の4月〜6月に石井先生からお声掛けをいただき、都立田柄高校で高校生に向けてコモンビートが授業を行いました。水曜日の午後5・6限の「総合」の時間を6回使ったものでキャリア教育推進のためのカリキュラムです。コモンビートでは「みんなで作ろう!ハイスクールミュージカル」という授業プログラムを作り、表現の楽しさ・チームワークなどを体感してもらいつつ、授業に訪れる大人たち(コモンビートキャスト)の個性(生き方)を伝えていくような時間にしました。

コモンビートにとって初めての経験だったので、たくさん苦労もしましたが、最後の授業での発表は生徒たちも一生懸命取り組んでくれていい時間を作り出すことができました。ただ、本当に生徒たちにとっていい時間だったのか…、彼らの人生の力になったのだろうか…、常に半信半疑です。

ただ、コモンビートが生み出しているもの、伝えているものはすぐに成果が出るものではなかったりします。生徒たちそれぞれの人生のどこかにまたコモンビートが登場すればいいと思いますが、それは期待というか夢であって、今回の活動の成果は「きっと何かにつながるはず」と信じることなのだろうと思っています。

とはいえ、彼らの感想を読む機会があると、それはそれで嬉しいもので…(笑)。

ということで今回、田柄高校での授業の様子がリクルート進学総研の電子書籍「キャリアガイダンス vol.405」の「■学校事例 先進校に学ぶキャリア教育の実践〜都立田柄高校〜(PDFを開きます)」の中で紹介されています!!

以下、記事より抜粋。

変化が最も大きかったのは、ミュージカル発表のグル ープだという。
連携先は、表現活動によって自分らしくたくましく生きる個人を増やすことをミッションとする、NPOコモンビート。参加生徒が意見を出し合ってミュージカルを作り、最終的にステージで自ら発表した。
「最初、参加生徒は『恥ずかしい』『面倒くさい』と文句ばかり。それが参加するうちにどんどんイキイキとしてきたんです。教員とは違うアプローチによるコモンビートの方の乗せ方が絶妙だったし、歌と踊りが得意な外国ルーツの生徒に巻き込まれた面もあるのでは。最後は『新しい自分になった』『1つになるすばらしさを学んだ』『これからはもっと仲間のことを考えて行動したい』などの感想を聞くことができました」 (石井誠啓先生)

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ミュージカルプロジェクトでもこういった学校訪問活動でも、コモンビートの「表現活動で自分らしく・たくましく」というミッションを忘れずに、きっかけをたくさん渡していきたいと思います。その先にきっと成果があると信じて!

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