最後まで走り切れ!リーダーとメンバーの関係性
[2014年09月16日(Tue)]
こんばんは!NPO法人コモンビートの理事長の安達です。
ひとつ前のブログ記事「リーダーは上に立つより「前に立つ」」はたくさんの方にお読みいただき、反応をいただきました。こうやって反応があると書きがいがありますね!
さて、今回も引き続き私の「リーダーシップ論」を書きたいと思います。
チームの中にはリーダー(スタッフ)とメンバーが存在すると思いますが、リーダー(スタッフ)はその名のごとく「率いる人」なので、チームがゴールに向かっていくときには常にメンバーよりも前にポジションを取り続けてほしいと思います。メンバーにリーダー(スタッフ)が抜かれてしまうと、そこでチームは空中分解してしまいます。「メンバーに抜かれないこと」、それがリーダー(スタッフ)の責任であり覚悟を決めないといけないところ、コミットメントするべきところだと思います。
つまりはゴールに向かっていくチームの推進力を高めるために、掲げるビジョン・ミッションの設定やチームの雰囲気作り、メンバーのモチベート、次にどんな波がくるのかを先読みする力などをリーダー(スタッフ)はしっかりと把握、体現して、メンバーを引っ張り続ける存在になるということですね。メンバーに能力が高い人がいる場合がありますが、能力の上下に目をやるのではなくて、リーダー(スタッフ)は気持ちで負けないことが重要です。NPO活動に限られることかもしれませんが、志や情熱で誰よりも熱量高くいる存在でいてほしいです。
私が言っているのは、リーダー(スタッフ)が上で、メンバーが下ということではなくて、前に立ち率いているという状況を最後まで貫くことに意味があるということです。目標に対してどこかでリーダー(スタッフ)が諦めてしまったり、放棄してしまうことがあってはいけないということです。「抜く/抜かれる」というと競争心をあおるようなイメージをもつかもしれませんが、リーダー(スタッフ)はメンバーに勝て!と言っているのではなく、「最後まで走り切る、やりぬく覚悟」がリーダー(スタッフ)には必要だということです。
そして、前のブログにも書きましたが、メンバーとたくさんコミュニケーションをとって「一緒に」ゴールを目指すチームワークが本当に大切です。前に立ち続ける秘訣はコミュニケーションと言っても過言ではありません。
コモンビートでの活動を通しての私の実感としては、チームがうまくいってないとき、モヤモヤしているときの原因は「コミュニケーション不足」がほとんどです。ぜひ、前に立ち、最後まで走りきる覚悟をもち、対話を忘れずにチームの推進力を高めて、気持ちよくフィニッシュするビジョンをもつことで、そういったチームがうまくいかない状況を切り抜けてほしいなと思います。
私自身コモンビートの代表になり、誰よりも前に立ちみんなを率いたいと考えています。そして、その覚悟があります。昨日、全国のミュージカルプロジェクトコアスタッフたちが集まるミーティングを開き、自分自身の考え方を伝えるとともに、メンバーとコミュニケーションをたくさん取りました。こんなに心強く仲間の存在を感じれることはなかなかありません。コモンビートはこれからも、人と人をつなぎ、互いを支え合えながら個性が響きあう社会に向けて活動を進めていきます!
※写真はコアスタッフたち、頼れる仲間たちです。
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