リーダーは上に立つより「前に立つ」
[2014年09月12日(Fri)]
おはようございます。NPO法人コモンビート、理事長の安達です。
今日は自分が考えている「リーダーシップ論」について書きたいと思います。
私は小学生の頃からいろいろな場面・コミュニティにおいて「リーダー」を務めてきました。学級委員や○○実行委員長、サッカー部のキャプテンや飲み会の幹事まで、そして今ではNPO法人の代表となっています。そして企業就職をしていないので、非営利組織またはプライベートでボランタリーな人たちや知人友人の中でリーダーになってきました。
そのような経験から思うのは、「リーダーは上に立つより前に立つ」ことが最大の役割なのではないかということです。リーダーというとよくピラミッドの一番上に立つように思いがちですが、私はそのチームが進むべき方向の一番前にいるようなイメージを持っています。
コモンビートでは特に、年齢や職業などなどをフラットにして「共育(共に育む)」文化を大切にしています。スタッフはキャストの上に立つのではなくて、「ミュージカルをつくりあげる」「自分らしく・たくましくなる」というミッションに向けて、常に前に立ち姿勢を示す役割となります。この姿勢を忘れてしまっては、心で関わっている人たちはリーダーであるスタッフについてきてくれません。
私自身も前に述べたとおり、様々なリーダーを経験してきていますがこの考え方を持っているおかげで、自分が迷ったときはメンバーにアドバイスを求めますし、メンバーがその解決策をもっていたりします。「リーダーは孤独」というような言葉もありますが、それは上に立って降りていかないからだと思います。最初からメンバーと同じ立ち位置をとりつつ、ビジョンを語り、前に立つことができれば、自然とそのチームはうまくいくのではないかと思います。
コモンビートにもいろいろなチームがあり、いろいろなリーダーがいますが、まずはこのような意識をもって活動して欲しいと願っています。NPOはみんなで行なう活動、人を巻き込みながら行なう活動です。ひとりで見る夢より、みんなでみる夢のほうが大きくなります。
これからもコモンビートの代表として、みんなの前に立ってがんばっていきたいと思います。
> NPO法人コモンビートのWEBサイトはこちらから
タグ:リーダーシップ