なぜ新しい地域を立ち上げるのか
[2019年10月23日(Wed)]
2013年からコモンビートのミュージカルプログラムは、それまでの東京・愛知・大阪での開催から国内外に拡大してきている。加えて、兵庫、宮城、福岡、福井、ソウル、群馬、鹿児島、岐阜、新潟、秋田、静岡と約5年間で10地域近くも拡がってきている。
この怒涛の広がりの裏には、プログラムを大都市だけではなく地方都市での開催にも着手して、参加してもらうのを待つ活動から、参加してもらうために届ける活動にスタンスが転換したことが隠されていると思う。
多様な人たちが集まって、異文化理解の大切さを伝えるミュージカルをつくるというなかなか特異な環境とその中で生まれる「共育」というフラットな関係性で磨き合い、成長をする「場」をできるだけ多くの人に届けたいと思ったからだ。
コモンビートの活動はまだまだ小さい。見つけてもらえるものでもないし、そのために大都市まで出てきて参加してくれるわけでもない。
だけど、この「場」が生み出す効果を信じているし、ミュージカル「A COMMON BEAT」に触れる人が1人でも多くなって欲しいからこそ届けにいくということだ。未開拓の地へプログラムを展開していくわけだ。まずはこの「場」を届けることが全ての始まりだと思っている。
今、初めて四国地方の愛媛県は松山市でミュージカルプログラムの立ち上げに向けて動いている。立ち上げは一筋縄じゃいかないから、苦しけど、社会を変える力を生み出す「場」をつくると覚悟を決めて、この活動を届けきりたい。
みんなでこの立ち上げの担い手になって、活動を推し進めよう!
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