大人の「学校」をイメージした活動に
[2019年10月01日(Tue)]
コモンビートの活動は「学校」をイメージしたものになるといいなと思う。
ここで楽しみながら学びたい!と思った人たちを1クラス100人で入学を受け付けて、100日間という期間で、「ミュージカル」という教材を使って、「異文化理解」や「違いを認め合う」力を学んでいく。そして、その成果をミュージカル公演で社会に発表し、その後クラスは解散して卒業する。卒業生たちはその後、「コモンビート卒業生」として社会でそれぞれに「個性が響きあう社会」に向けて活躍していくわけだ。
大人になってから、これだけの規模で多様な人たちと出会い、ミュージカルという未知なものにチャレンジし、自分と仲間というチームの中で磨き合う機会はなかなかない。そして、学校で教わってこなかった、ダイバーシティや自己表現について体当たりで学べる教育の場もなかなかない。
15年間がむしゃらに活動してきたけれども、振り返ってみれば、自然に「教育(共育)」のキャリア(轍)を作ってきたのかもしれない。そのキャリアを活かしながら、さらにこの道を突き詰めて、コモンビートらしい「教育」や「学校」の形を見出せるといいなと思う。