頂点がたかーい三角形と頂点がひくーい三角形
[2019年08月02日(Fri)]
組織運営をしているといろんな人が関わってるから、「ヒエラルキー」構造(ピラミッド型の階層組織)を作らないと動かしていけない。ピラミッド型の組織と聞くと上意下達であんまりいいイメージがないかもしれない。
そこでだ。
最近はティール組織だったりホラクラシー組織だったりも出てきてるけど、結局のところ意思決定をするのにはヒエラルキーがないと難しい場合もあると思う。
僕はそこでピラミッドの高さに着目したい。
階層が多くてあまりにも段ができて、頂点がたかーい三角形だと、トップダウンでなかなかうまくいかない場合があると思う。なので、頂点のひくーい三角形をつくるのが良いのではないかと思う。特に非営利組織では。
判断はみんなの総意でしていくものだとは思いつつも、最終的にはみんなの意見を汲んで誰か権限のある人が決めていくのが常だし、その立場にいることにコミットしている人が権限を発揮していかなければならない。
だからこそ、三角形の高さ(階層の多さ)に気をつけなくてはいけないと思う。できるだけひくーいものを目指しつつも、判断するときにはその高さ(階層)を活かす。でも頂点が低いからコミュニケーションも上下で取れるという状態を実現できるのが良いのではないか。
組織運営に正解はないけど、経験上のイメージを伝えてみた。