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今求められている支援 [2012年03月21日(Wed)]
今日は珍しく事務所で一人でした。。

ただ、いつもなら事務所に一人=仮設集会所に一人ということなのですが(事務所が集会所の中にあるため)、沙苗ちゃんも書いているように、今は集会所に管理人さんがいてくれています。
なので、ちょっと心強い。

そして、今日も管理人さんが、仮設の住民の皆さんを集会所に引っ張って来てくれました。
これまではイベントがないと普段はなかなか使われなかった集会所ですが、こうやって何もなくても人が集まり、人の輪が広がってくると素晴らしいと思います。

ちなみに、モビリア仮設住宅では、集会所の光熱費や管理人さんの人件費を赤い羽根共同募金から助成していただいています。
中越地震の際には、確かこういった費用は復興基金から拠出されていたと思います。仮設住宅に住んでいる人が孤立しないように、少しでも仮設集会所に集まって楽しくすごせるようにということだったのだと思います。
今回、まだこういった行政からの施策はありませんが、こういった赤い羽根のような支援金があるので、大変助かっています。

ただ、この支援金、申請書を書いたことのない地域の人たちにいきなり書いて出せといっても中々ハードルが高いのが現実です。
そういう意味でも、地域に寄り添い、一緒に考え、一緒に行動し、時にはこういった申請書作りも一緒にやってくれるような支援者がもっと地域には必要です。また、災害直後はわかりやすかったニーズも、復興期になるにつれて徐々にわかりにくくなってきます。支援者が地域の皆さんが何を課題だと感じていて、何をしたいと思っているのかを地域の皆さんとのかかわりの中から感じ取り、それを支援活動につなげていくことがこれからもっと必要になってくると思います。そういう意味でも、そういった地域に寄り添う支援者の必要性はもっともっと高まってくるはずです。

今日も陸前高田ネットワーク連絡会がありました。
そのような場でもっと今本当に必要とされている支援について考える必要があるのではないかと思います。
ボランティアさん達の力 [2012年03月14日(Wed)]
モビリア仮設住宅には足湯や炊き出しなどの活動を通して、これまで沢山のボランティアさん達が来られています。
全てのボランティアさんに向けて出来ているかはわかりませんが、私たちが普段から心がけていることは、ボランティアさんに「ここに来てよかった。また来たい。」、そして地域の人にも「来てくれてよかった。また来てもらいたい。」と思ってもらえるようなコーディネートをすることです。
そんなつながりが、地域の方の力になるだけではなく、来てくれたボランティアさんの力にもなるのではないかと思ってます。

ボランティアというと支援する人というイメージがありますが、私を含めて、いろんな意味で、ここに来たボランティアさんも自分の地域にいろいろな宝を持って帰っているのだと思います。
ここに来た多くのボランティアさんが「自分たちが元気をもらった」「また来たい」といった言葉を残して行ってくれます。

また、先日、新潟で地滑り災害があったのですが、その時に地域の方から「大丈夫?」と声をかけていただきました。地滑りは上越で起こったものなので、私の地域には直接的には影響なかったのですが、正直、うれしかったです。
きっとここで生まれたいろいろなつながりが、今後他の地域で災害があった時の地域を越えた助け合いにつながるのではないかと感じています。

前掲のようにモビリアでは、3月11日に黙祷式とお茶会をやりましたが、そこにもこれまで炊き出しや足湯ボランティアとしてモビリアに活動に来てくださったボランティアさんが来てくださいました。
私自身嬉しかったですし、再開できた地域の方々も嬉しかったのではないでしょうか。
本当に私たち陸前たがだ八起プロジェクトは、こういった様々なボランティアの皆さんの力に支えられて成り立っています。

ボランティアさんを単なる労働力としてではなく、一緒に考え、そして活動していく仲間としてこれからも一緒にやっていけたらと思います。
皆さん、今後ともよろしくお願いします!