「ボタ」とは、渥美半島の先端、田原市(旧渥美町)の堀切海岸沿いに約2.5kmにわたり築かれている津波堤防です。地元で語り継がれた話によると、「ボタ」は別名「貝ボタ」と呼ばれ、1854年の安政東海地震後に、これ以上村に被害が出ないようにと当時の住民らが貝殻や土砂を盛り完成させたものといわれています。
2007年度、特定非営利活動法人レスキューストックヤードは日本財団より「ボタ」の調査に対して助成をいただきました。この調査の目的は、「ボタ」がこの地域に残した地震の教訓を、地域の子どもが学べる教材としてよみがえらせることです。
多くの市民がその存在さえ知らない「ボタ」には、地域を守るための先人の智恵がたくさんつまっているはず。地元の方への聞き取りや文献調査を通じて、その物語を探っていきます。
2007年度、特定非営利活動法人レスキューストックヤードは日本財団より「ボタ」の調査に対して助成をいただきました。この調査の目的は、「ボタ」がこの地域に残した地震の教訓を、地域の子どもが学べる教材としてよみがえらせることです。
多くの市民がその存在さえ知らない「ボタ」には、地域を守るための先人の智恵がたくさんつまっているはず。地元の方への聞き取りや文献調査を通じて、その物語を探っていきます。