2016年1月から2月にかけて、助成先のNPO12団体で「仮想理事会」を実施しました。仮想理事会とは、支援者を助成先団体の理事だと仮定して、団体の状況や経営課題などに対して解決策や打ち手について議論する場です。 仮想理事をお願いしたのは、最終選考会で選考委員を務めていただいた、以下の4名の支援者のみなさまです。 ・小坂英雄氏 (愛知県よろず支援拠点 サブコーディネーター) ・加藤慶文氏 (日本政策金融公庫 国民生活事業 名古屋広域営業推進室 室長) ・原美智子氏 (NPO法人ぎふNPOセンター 理事) ・松井真理子氏 (四日市大学 総合政策学部 教授) 仮想理事会では、各団体のニーズに合わせて、様々な議論が行われました。事業黒字化の方法、ステークホルダーをどう活用していくか、行政や地域社会への働きかけ、金融機関との付き合い方…など、専門的な意見やアドバイスが多く飛び交い、有意義な場になったと思います。 ■参加者感想(一部抜粋) ・今まで経営を1つ飛ばしに考えていたが、客観的な視点や意見を受けて、考えていることや状況が整理できた。 ・よい時間だった。今回のように団体外の人からも意見をもらいながら、時間をかけて事業を練っていきたい。 ・外部の視点からの意見をもらえたことがよかった。今回のように、団体外の人を交えて課題や問題点を話すことは重要だと思った。 ・金融のプロから助言をいただいたことがよかった。 ・今まで気づいていなかった、団体の魅力や経営資源があることに気づいた。もっと活用していきたい。 ・地域や事業をどう運営していくか、いろいろなアイデアをもらえた。 ・できることがたくさんあることに気づき、やる気が湧いてきた。 助成先の12団体の助成事業の取り組みや成果、来年度以降の展望等については、3月27日(日)に開催する「成果報告会」にて発表します!「地域の課題」に関心がある方や、「成果志向」のNPOに関心がある方、2016年度「NPO育成助成」への応募を検討されている方は、ぜひご参加ください!
(コミュニティ・ユース・バンクmomo 運営事務局 小池) |