昨日くりこま高原自然学校にて、災害時の救援活動講習がありました。
講師は日本財団の黒澤さん。今回の震災はもちろん、数々の災害の救援活動をされてきた方です。
災害時には、自助・共助が90%、公助は10%にとどまるとのこと。
そんな中で、救助活動に最低限そろえておきたい5大アイテムは・・・
チェーンソー、ジャッキ、バール、大ハンマー、ロープ。

ジャッキは自家用車にのっているものが使えます。
チェーンソーの構造についてもくわしくおしえてもらいました。
このあと、実際にチェーンソーを扱いました。
今回参加した女性5人もそれぞれに、チェーンソーを使って木を切る練習。

他にも、牽引の方法や、ここは山の暮らしということで、木の伐採方法もおしえてもらいました。
最後に、ユンボの登場!

自分が実際に使えなくても、災害時の救援活動で何が必要なのかを知っていれば、ボランティアのコーディネートをする場合に役に立ちます。
また、黒澤さんは、例えば女性が被災地でチェーンソーを使って活動をしている姿は、それだけで、被災した人への励ましになると話していました。
ボランティア活動の目的の半分は、ボランティアが懸命にがれきを片づけたり泥を出したりする姿を見て何かを感じてもらうことにあるのではないかと。
私もそのように思う場面がありました。
あらためて、災害時に必要なことは何かを考える機会をいただきました。
きっせ