昨日、登米市豊里にある北上川河川歴史公園でボート・カヌー体験活動を行いました。
週の始めの天気予報では、土曜日は雨の予報だったので心配していましたが、当日は暑いくらいの晴天。川での活動日和となりました。
今回は、17人とたくさんの子ども達が参加してくれました。
ほぼ満員のマイクロバスに乗って北上川河川歴史公園へ。
今回初めて、子どもたちの学校の先生も一緒に参加してくださいました。
この公園のある場所は、北上川と旧北上川の分かれるところで、二つの川の分かれ目は、水位差が大きく流れが急で舟では通れません。そこで、脇谷閘門という舟の往来用のゲートがあり、今回はそこをボートやカヌーで通るのがメインイベントです。
まずは、みんなで脇谷閘門を見に行ってつかちゃんの説明を聞きました。

仕組みはなかなか難しいけど、どうやらここを通るらしい…
川岸に移動して、最初にパドルの使い方の練習です。

この日は、石巻カヌークラブより、阿部さんが応援に来てくださいました。
ありがとうございます!
今回は10人乗りボート2艇と2人乗りのボート3艇、そして阿部さんが持って来てくださったカヌー。

さっそく乗り込んで、まずは少し上流の橋に向かって漕ぐ練習。
10人乗りのボートは、「いち、に、いち、に」とかけごえをかけて…
2人乗りは、2人で力を合わせて…思った方向に進むのがなかなか難しかったです。

そして、希望者飛び込みました!

暑かったので、とても気持ちよさそうでした。
船着場に戻って、子ども達は全員大きいボートに乗り込み、いよいよ脇谷閘門に出発です。

一つ目のゲートをくぐり、ロープにつかまって、まず一つ目のゲートが閉まるのを待ちました。

ここは、パナマ運河などと同じ方式で、2枚のゲートの間の水位を調節しています。
今から進行方向の旧北上川の水位に合わせて、この2枚のゲートの間の水位を下げていきます。

壁面の水の跡を見ると、こんなにも水位が下がっていて、子どもたちも驚いていました。
水位が下がると、2枚目のゲートが開きました。
これでやっと通過できます。
閘門を出たら急流に乗って、近くの船着場に到着!おつかれさまでした。
すごく貴重な経験ができました。
昼食を食べたあと、少しだけ川で遊んだり、公園でサッカーをしたりして遊んでから、無事に戻ってきました。
身近に流れる北上川の少し上流でこんな場所があったなんて、大発見でした!
それを実際にボートで通過できたのは子どもたちも大人にとっても貴重な経験でした。
何より、ボートに乗ったり、川に入ったときの子どもたちの楽しそうな顔がたくさん見られて何よりでした。