オランダ総領事館主催の「キングズ・ディ」のパーティに出席してきました。
「キングズ・ディ」とは、ウィレム=アレクサンダー王の誕生日の4月27日に、オランダでは「キングズ・デイ」をお祝いします。男性はオレンジ色のネクタイをつけたり、女性はオレンジ色のアクセサリーをつけて参加していたり、とても華やかなパーティでした。
2004年 1月 に、オランダ総領事館主催の「クリニクラウンワークショップ&講演会」を開催し、クリニクラウンオランダ財団の活動を紹介したのが、きっかけとなり2005年に当協会が設立されました。
設立当初から、オランダ総領事館の方々にも大変お世話になっており、
毎年、お祝のパーティに参加するのを楽しみにしています。
オランダ総領事にレッドノーズをプレゼントすると、
「クリニクラウン!」と気さくにお話くださいました。
2015年には当協会も10周年を迎えます。
様々な方にご支援ご協力いただいて、活動することができています。
皆さんと一緒に10周年をお祝できるようにしていけたらと思っています。
2014年04月25日
キングズ・デイ!
posted by cliniclowns at 14:17| (カテゴリなし)
2013年12月12日
事務局の年末年始について
<事務局の年末年始について>
いつもご支援・ご協力いただきありがとうございます。
本年度の年末年始につきましては、
誠に勝手ではございますが下記の通り、事務局を閉局させていただきます。
よろしくお願いいたします。
******************************************
2013年12月28日(土)〜2014年1月5日(日)
2014年1月6日(月)から通常開局いたしますので、
返信にお時間がかかる場合がございます。ご了承ください。
******************************************
いつもご支援・ご協力いただきありがとうございます。
本年度の年末年始につきましては、
誠に勝手ではございますが下記の通り、事務局を閉局させていただきます。
よろしくお願いいたします。
******************************************
2013年12月28日(土)〜2014年1月5日(日)
2014年1月6日(月)から通常開局いたしますので、
返信にお時間がかかる場合がございます。ご了承ください。
******************************************
posted by cliniclowns at 14:12| (カテゴリなし)
2013年10月03日
「クリニクラウンによるこども理解講座」を開催します!!
今年度も「クリニクラウンによるこども理解講座」を
開催することになりましたのでお知らせいたします。
皆さまのご参加をお待ちしております。
***************************************
クリニクラウンによるこども理解講座
***************************************
この講座ではさまざまな臨床現場で
実際に起こった実践を紹介し、
さらに他者とのコミュニケーションを深めるとは
どういうことなのかを体験する、
ユーモア・コミュニケーションワークショップを開催します。
クリニクラウン流のこども理解の方法や、
関係性の構築について一緒に学んでみませんか?
<日程>
2013年11月17日(日)(13:15受付開始予定)
●レクチャー 13:30〜14:20
「すべてのこどもにこども時間を〜クリニクラウンの役割」
講師:塚原成幸(日本クリニクラウン協会 芸術監督)
●事例報告 14:20〜14:50
「クリニクラウンによる事例報告」
事例報告者:日野由絵(日本クリニクラウン協会 クリニクラウン)
●ワークショップ 15:00〜16:00
「ユーモアコミュニケーションの体験ワークショップ」
<会場>
慶應義塾大学ビジネス・スクール
協生館4階 KBS教室1・2
(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 TEL/045-564-2500)
http://www.kbs.keio.ac.jp/access.html
<定員>
40名
<参加費>
2,000円 学生1,500円
申込方法
申込みフォーム、または電話・FAX・メールにて
下記の番号にお申し込みください。
申し込み締め切り
11月15日(金)15:00まで
**************************
特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会 事務局
TEL/FAX:06−6575−5592
E-mail:info@cliniclowns.jp
**************************
開催することになりましたのでお知らせいたします。
皆さまのご参加をお待ちしております。
***************************************
クリニクラウンによるこども理解講座
***************************************
この講座ではさまざまな臨床現場で
実際に起こった実践を紹介し、
さらに他者とのコミュニケーションを深めるとは
どういうことなのかを体験する、
ユーモア・コミュニケーションワークショップを開催します。
クリニクラウン流のこども理解の方法や、
関係性の構築について一緒に学んでみませんか?
<日程>
2013年11月17日(日)(13:15受付開始予定)
●レクチャー 13:30〜14:20
「すべてのこどもにこども時間を〜クリニクラウンの役割」
講師:塚原成幸(日本クリニクラウン協会 芸術監督)
●事例報告 14:20〜14:50
「クリニクラウンによる事例報告」
事例報告者:日野由絵(日本クリニクラウン協会 クリニクラウン)
●ワークショップ 15:00〜16:00
「ユーモアコミュニケーションの体験ワークショップ」
<会場>
慶應義塾大学ビジネス・スクール
協生館4階 KBS教室1・2
(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 TEL/045-564-2500)
http://www.kbs.keio.ac.jp/access.html
<定員>
40名
<参加費>
2,000円 学生1,500円
申込方法
申込みフォーム、または電話・FAX・メールにて
下記の番号にお申し込みください。
申し込み締め切り
11月15日(金)15:00まで
**************************
特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会 事務局
TEL/FAX:06−6575−5592
E-mail:info@cliniclowns.jp
**************************
posted by cliniclowns at 17:40| (カテゴリなし)
2012年11月20日
第2回目 新規クリニクラウンエントリーの募集を開始しました
日本クリニクラウン協会では小児病棟を定期的に訪問し、
遊びとユーモアを届け、子どもの笑顔を
育む道化師(クリ二クラウン)を募集しています。
2012年度新規クリニクラウンの
第1回目の募集を10月31日に締切とさせていただきました。
続きまして、第2日目の募集を受付ています。
**************************
2012年度 新規クリニクラウン募集 第2回目
エントリー締切
12月31日(月) 23:59
2012年12月28日(金)〜12月31日(月)までの間に
募集された方への受領確認につきましては、
2013年1月10日(木)までにご連絡いたします。
エントリーに関しましては
以下のページをご参考ください。
http://www.cliniclowns.jp/16_oshirase14.html
**************************
クリニクラウンとして小児医療現場での
活動に取り組みたいと考えている方の
エントリーをお待ちしております!
遊びとユーモアを届け、子どもの笑顔を
育む道化師(クリ二クラウン)を募集しています。
2012年度新規クリニクラウンの
第1回目の募集を10月31日に締切とさせていただきました。
続きまして、第2日目の募集を受付ています。
**************************
2012年度 新規クリニクラウン募集 第2回目
エントリー締切
12月31日(月) 23:59
2012年12月28日(金)〜12月31日(月)までの間に
募集された方への受領確認につきましては、
2013年1月10日(木)までにご連絡いたします。
エントリーに関しましては
以下のページをご参考ください。
http://www.cliniclowns.jp/16_oshirase14.html
**************************
クリニクラウンとして小児医療現場での
活動に取り組みたいと考えている方の
エントリーをお待ちしております!
posted by cliniclowns at 16:30| (カテゴリなし)
2012年11月08日
「こども理解講座」開催間際のお知らせ
前回のブログにもお伝えしておりますが、
日本クリニクラウン協会主催
「クリニクラウンによる こども理解講座」が
今週末の日曜日11月11日(日)に開催します!
定員にまだ空きがございます。
今からでも受付は間に合いますので、
どうぞ皆さま奮ってご参加ください。
***************************************
クリニクラウンによるこども理解講座
***************************************
この講座ではさまざまな臨床現場で
実際に起こった実践を紹介し、
さらに他者とのコミュニケーションを深めるとは
どういうことなのかを体験する、
ユーモア・コミュニケーションワークショップを開催します。
クリニクラウン流のこども理解の方法や、
関係性の構築について一緒に学んでみませんか?
<日程>
2012年11月11日(日)(13:15受付開始予定)
●レクチャー 13:30〜14:20
「すべてのこどもにこども時間を〜クリニクラウンの役割」
講師:塚原成幸(日本クリニクラウン協会 芸術監督)
●事例報告 14:20〜14:50
「クリニクラウンによる発達援助実践」
事例報告者:中野朋恵クリニクラウンリーダー
●ワークショップ 15:00〜16:00
「ユーモアコミュニケーションの体験ワークショップ」
<会場>
慶應義塾大学ビジネス・スクール
協生館4階 KBS教室1・2
(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 TEL/045-564-2500)
http://www.kbs.keio.ac.jp/access.html
<定員>
40名
<参加費>
2,000円 学生1,500円
<主催>
日本クリニクラウン協会
<共賛>
慶應義塾大学ビジネス・スクール
<申込方法>
申込みフォーム、または電話・FAX・メールにて
下記の番号にお申し込みください。
申し込みフォームはこちらのページにあります。
http://www.cliniclowns.jp/16_oshirase15.html
**************************
特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会 事務局
TEL/FAX:06−6575−5592
E-mail:info@cliniclowns.jp
**************************
日本クリニクラウン協会主催
「クリニクラウンによる こども理解講座」が
今週末の日曜日11月11日(日)に開催します!
定員にまだ空きがございます。
今からでも受付は間に合いますので、
どうぞ皆さま奮ってご参加ください。
***************************************
クリニクラウンによるこども理解講座
***************************************
この講座ではさまざまな臨床現場で
実際に起こった実践を紹介し、
さらに他者とのコミュニケーションを深めるとは
どういうことなのかを体験する、
ユーモア・コミュニケーションワークショップを開催します。
クリニクラウン流のこども理解の方法や、
関係性の構築について一緒に学んでみませんか?
<日程>
2012年11月11日(日)(13:15受付開始予定)
●レクチャー 13:30〜14:20
「すべてのこどもにこども時間を〜クリニクラウンの役割」
講師:塚原成幸(日本クリニクラウン協会 芸術監督)
●事例報告 14:20〜14:50
「クリニクラウンによる発達援助実践」
事例報告者:中野朋恵クリニクラウンリーダー
●ワークショップ 15:00〜16:00
「ユーモアコミュニケーションの体験ワークショップ」
<会場>
慶應義塾大学ビジネス・スクール
協生館4階 KBS教室1・2
(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 TEL/045-564-2500)
http://www.kbs.keio.ac.jp/access.html
<定員>
40名
<参加費>
2,000円 学生1,500円
<主催>
日本クリニクラウン協会
<共賛>
慶應義塾大学ビジネス・スクール
<申込方法>
申込みフォーム、または電話・FAX・メールにて
下記の番号にお申し込みください。
申し込みフォームはこちらのページにあります。
http://www.cliniclowns.jp/16_oshirase15.html
**************************
特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会 事務局
TEL/FAX:06−6575−5592
E-mail:info@cliniclowns.jp
**************************
posted by cliniclowns at 16:01| (カテゴリなし)
2012年09月03日
9月2日
9月2日は何の日か知っていますか?
クリニ♪クリニ♪というとヒントになるかもしれません。
9月2日はクリニクラウンの日なんです!
今年は、日曜日でしたが、きっとそれぞれの場所で
協会のこと、クリニクラウンのことを
考えていただいたのではないでしょうか?
事務局には、みなさんから応援メッセージや写真がとどいたりしています!
一部みなさまに紹介したいと思います。
*****************
今日は、クリニクラウンの日ですね!
毎年この日になると、クリニクラウンの日だということを
思いだしています。クリニクラウンのことを応援していますので
これからもがんばってください。
*****************
今日は、素敵な記念日ですね。
いつも入院中の子どもたちや家族に楽しい時間を届けてくださり
本当にありがとうございます。
まだまだ、暑い日がつづきますがどうぞご自愛ください。
*****************
これからも、どうぞよろしくおねがいいたします!
クリニ♪クリニ♪というとヒントになるかもしれません。
9月2日はクリニクラウンの日なんです!
今年は、日曜日でしたが、きっとそれぞれの場所で
協会のこと、クリニクラウンのことを
考えていただいたのではないでしょうか?
事務局には、みなさんから応援メッセージや写真がとどいたりしています!
一部みなさまに紹介したいと思います。
*****************
今日は、クリニクラウンの日ですね!
毎年この日になると、クリニクラウンの日だということを
思いだしています。クリニクラウンのことを応援していますので
これからもがんばってください。
*****************
今日は、素敵な記念日ですね。
いつも入院中の子どもたちや家族に楽しい時間を届けてくださり
本当にありがとうございます。
まだまだ、暑い日がつづきますがどうぞご自愛ください。
*****************
これからも、どうぞよろしくおねがいいたします!
posted by cliniclowns at 10:10| (カテゴリなし)
2011年06月08日
東日本大震災についての災害援助について
日本クリニクラウン協会では、
現在、被災地域に関係のある「こども病院」
(日本小児総合医療施設協議会加盟)に対する支援金や
クリニクラウンの特別派遣にかかわる費用を募つのっております。
クリニクラウンの特別派遣は、
東北大学病院(宮城県仙台市)
宮城県立こども病院(宮城県仙台市)
茨城県立こども病院(茨城県水戸市)
の計3病院に対して、
1病院に対して月1回の特別派遣を実施しております。
みなさまからのご支援が集まり、
2012年3月まで特別派遣を実施が決定いたしました。
それ以外に、沿岸地域の病院からの要望があり、
現在調整をおこなっております。
沿岸地域の病院にクリニクラウンの特別派遣を実施したいと考えており
そのため、支援金の受付を6月末まで延期いたしまします。
ご協力よろしくおねがいいたします。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.cliniclowns.jp/16_oshirase06.html
現在、被災地域に関係のある「こども病院」
(日本小児総合医療施設協議会加盟)に対する支援金や
クリニクラウンの特別派遣にかかわる費用を募つのっております。
クリニクラウンの特別派遣は、
東北大学病院(宮城県仙台市)
宮城県立こども病院(宮城県仙台市)
茨城県立こども病院(茨城県水戸市)
の計3病院に対して、
1病院に対して月1回の特別派遣を実施しております。
みなさまからのご支援が集まり、
2012年3月まで特別派遣を実施が決定いたしました。
それ以外に、沿岸地域の病院からの要望があり、
現在調整をおこなっております。
沿岸地域の病院にクリニクラウンの特別派遣を実施したいと考えており
そのため、支援金の受付を6月末まで延期いたしまします。
ご協力よろしくおねがいいたします。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.cliniclowns.jp/16_oshirase06.html
posted by cliniclowns at 12:30| (カテゴリなし)
2011年02月01日
「こども時間を届ける臨床道化師」を読んで
「こども時間を届ける臨床道化師」を読んでの
感想をメールで送ってくださいました。
本を出版して改めてよかったと思った
お手紙でもあったので
了承を得て紹介させていただきます。
***************************************************
私は、この本を読むまで、正直クリニクラウンの役割とは、
単純に入院しているこどもを笑顔にさせて、
院内を明るくすることだと思っていました。
それが、本当はもっとずっと奥深い役割を担ってたのだと知り、
今まで以上にさらに、病院にとって必要な存在だと思うようになりました。
例えば、保護者の方や、医師、看護師との連携をとり、
こどもの周りの大人の意識を変えていくことで、
こどもがより笑顔になれる環境を作っていくという役割。
自分のこどもが入院して、親としても心配、不安、
ネガティブ思考に陥りがちになるだろうな・・というのは、
もうすぐ母親になる私にも、容易に想像できます。
そんな時、病気ばかりに焦点を合わせるのではなく、
こどもの変化、笑顔、今この時、に目を向けてくれるクリニクラウンがいたら、
どんなにか気分が晴れるだろう・・と思います。
また、こどもの命を預けているということで、
神様のような存在に思えてしまいがちな医師や看護師が、
クリニクラウンと接していることで新たな一面を見せてくれることは、
親近感が湧くきっかけになり、
医師と親とのラポール(※)を築いていくのに、
大きな変化をもたらすだろうなと思います。
そして、看病は大変だけど、一人じゃない、
みんなが我が子の病気のために力になってくれている、
ということに感謝し、心強く感じるだろうなと思います。
これだけのことでも、もし我が子が入院することになったら、
クリニクラウンがくる病院にしよう、なんて、私は単純に思ってしまいます。
なぜクリニクラウンが、そんな存在になれるかというと、
それは、「こどもを超えた、スーパーこども」であること
に尽きるのではないでしょうか。
相手に自分の固定観念を押し付けない、
ありのままのこどもに会いに行き、その瞬間に心をこめる。
クリニクラウン自身が、自分の存在を愛し、人を愛し、
生きることを思いきり楽しんでいる。
想像力とユーモアをもつ。
クリニクラウンでなくても、たまにこういう人がいるとします。
そうすると、周りの人も不思議と楽しく優しい気持ちになり、
素直な自分になれることがあります。
また、こどもと一緒にいると癒されるというのも、
こどもがこどもであるからこそ、なのだと思います。
私は、まだ母親になっていないし、
入院中のこどもの看病をした経験もないので、
院内のこどもが受ける影響について
本当に理解できていないと思います。
けれども、主人が病気になり、
共に試行錯誤しながら、四年間を過ごしてきた経験があります。
それで、この本を通してずっと感じてきたことは、
入院中のこどもだけでなく、
ストレス社会の一見健康に見える大人たちにも、
道化師的存在が必要なのではないか?ということです。
また、そんな大人たち自身が、
道化師になっていくことが必要なのではないか?ということです。
ある程度生きて経験を積んできた大人にとって、
自らが道化師になることは実はすごく難しいことだと思います。
けれども、塚原さんが言われるように、
全ての人間が、本来ユーモアを持っていると思うし、
すべての人が道化師になれると思います。
一人が道化師として生きたら、その周りの人も影響を受け、
そしてまたその周りの人・・・と、
どんどん輪が広がっていくのではないでしょうか。
そして、なんとなくではなく「生きたくて生きてる」、
「今ここに存在していることに感謝している」、
「自分を心から愛しているから人も愛せる」、というように、
積極的に生きている大人が作る社会で育ったこどもは、
また、そいういう人間に成長していってくれると思います。
そして、きっとそいういう人は、マイナスに思える病気ですらも、
そこから何かを学び、プラスを生み出せると思うし、
病気を乗り越えたときには、
その病気に感謝すらできる人間になれるのではないかと思います。
こどもは世界が狭くなりがちです。
とくに入院中のこどもはさらに世界が
狭くなってしまうのだろうと思います。
でも、実は世の中あなたが知っている以上に、
もっとずっと多様で広いんだよ、
生きてるってこんなに素晴らしいんだよ、
ということを伝え視野を広げていける、
視点を変えていける、
そんな柔軟性に飛んだ大人が
どんどん増えていくことを願います。
最後に、
塚原さんの言われる
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」、
これには心から共感できます。
病気であってもなくても、
せっかく生まれてきて今この命があるのだから、
この奇跡を楽しまなきゃもったいない、
人は楽しむためにこの世に生まれてきたのだ、
と私は思っています。
入院中のこどもたちが、
自分の人生の花を
おもいきり咲かせてくれますように・・・
と心から願っています。
※ラポール (rapport) とは
心理学で、人と人との間が
なごやかな心の通い合った状態であること。
親密な信頼関係にあること。
心理療法や調査・検査などで、
面接者と被面接者との関係についていう。
感想をメールで送ってくださいました。
本を出版して改めてよかったと思った
お手紙でもあったので
了承を得て紹介させていただきます。
***************************************************
私は、この本を読むまで、正直クリニクラウンの役割とは、
単純に入院しているこどもを笑顔にさせて、
院内を明るくすることだと思っていました。
それが、本当はもっとずっと奥深い役割を担ってたのだと知り、
今まで以上にさらに、病院にとって必要な存在だと思うようになりました。
例えば、保護者の方や、医師、看護師との連携をとり、
こどもの周りの大人の意識を変えていくことで、
こどもがより笑顔になれる環境を作っていくという役割。
自分のこどもが入院して、親としても心配、不安、
ネガティブ思考に陥りがちになるだろうな・・というのは、
もうすぐ母親になる私にも、容易に想像できます。
そんな時、病気ばかりに焦点を合わせるのではなく、
こどもの変化、笑顔、今この時、に目を向けてくれるクリニクラウンがいたら、
どんなにか気分が晴れるだろう・・と思います。
また、こどもの命を預けているということで、
神様のような存在に思えてしまいがちな医師や看護師が、
クリニクラウンと接していることで新たな一面を見せてくれることは、
親近感が湧くきっかけになり、
医師と親とのラポール(※)を築いていくのに、
大きな変化をもたらすだろうなと思います。
そして、看病は大変だけど、一人じゃない、
みんなが我が子の病気のために力になってくれている、
ということに感謝し、心強く感じるだろうなと思います。
これだけのことでも、もし我が子が入院することになったら、
クリニクラウンがくる病院にしよう、なんて、私は単純に思ってしまいます。
なぜクリニクラウンが、そんな存在になれるかというと、
それは、「こどもを超えた、スーパーこども」であること
に尽きるのではないでしょうか。
相手に自分の固定観念を押し付けない、
ありのままのこどもに会いに行き、その瞬間に心をこめる。
クリニクラウン自身が、自分の存在を愛し、人を愛し、
生きることを思いきり楽しんでいる。
想像力とユーモアをもつ。
クリニクラウンでなくても、たまにこういう人がいるとします。
そうすると、周りの人も不思議と楽しく優しい気持ちになり、
素直な自分になれることがあります。
また、こどもと一緒にいると癒されるというのも、
こどもがこどもであるからこそ、なのだと思います。
私は、まだ母親になっていないし、
入院中のこどもの看病をした経験もないので、
院内のこどもが受ける影響について
本当に理解できていないと思います。
けれども、主人が病気になり、
共に試行錯誤しながら、四年間を過ごしてきた経験があります。
それで、この本を通してずっと感じてきたことは、
入院中のこどもだけでなく、
ストレス社会の一見健康に見える大人たちにも、
道化師的存在が必要なのではないか?ということです。
また、そんな大人たち自身が、
道化師になっていくことが必要なのではないか?ということです。
ある程度生きて経験を積んできた大人にとって、
自らが道化師になることは実はすごく難しいことだと思います。
けれども、塚原さんが言われるように、
全ての人間が、本来ユーモアを持っていると思うし、
すべての人が道化師になれると思います。
一人が道化師として生きたら、その周りの人も影響を受け、
そしてまたその周りの人・・・と、
どんどん輪が広がっていくのではないでしょうか。
そして、なんとなくではなく「生きたくて生きてる」、
「今ここに存在していることに感謝している」、
「自分を心から愛しているから人も愛せる」、というように、
積極的に生きている大人が作る社会で育ったこどもは、
また、そいういう人間に成長していってくれると思います。
そして、きっとそいういう人は、マイナスに思える病気ですらも、
そこから何かを学び、プラスを生み出せると思うし、
病気を乗り越えたときには、
その病気に感謝すらできる人間になれるのではないかと思います。
こどもは世界が狭くなりがちです。
とくに入院中のこどもはさらに世界が
狭くなってしまうのだろうと思います。
でも、実は世の中あなたが知っている以上に、
もっとずっと多様で広いんだよ、
生きてるってこんなに素晴らしいんだよ、
ということを伝え視野を広げていける、
視点を変えていける、
そんな柔軟性に飛んだ大人が
どんどん増えていくことを願います。
最後に、
塚原さんの言われる
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」、
これには心から共感できます。
病気であってもなくても、
せっかく生まれてきて今この命があるのだから、
この奇跡を楽しまなきゃもったいない、
人は楽しむためにこの世に生まれてきたのだ、
と私は思っています。
入院中のこどもたちが、
自分の人生の花を
おもいきり咲かせてくれますように・・・
と心から願っています。
※ラポール (rapport) とは
心理学で、人と人との間が
なごやかな心の通い合った状態であること。
親密な信頼関係にあること。
心理療法や調査・検査などで、
面接者と被面接者との関係についていう。
posted by cliniclowns at 18:47| (カテゴリなし)
2009年10月19日
10月19日法人発足4周年
今日は日本クリニクラウン協会の誕生日です!
2005年10月19日にNPO法人として認定をうけ、
みなさまのおかげで4年目の誕生日を迎えることができました。
本当にありがとうございます。
関西の2病院からはじまった活動も、
今では全国15カ所の病院を定期訪問しています。
これも、訪問先である病院スタッフの方々や家族の理解と、
大勢の皆様の支援のおかげです。
これからも、よろしくおねがいいたします。
2005年10月19日にNPO法人として認定をうけ、
みなさまのおかげで4年目の誕生日を迎えることができました。
本当にありがとうございます。
関西の2病院からはじまった活動も、
今では全国15カ所の病院を定期訪問しています。
これも、訪問先である病院スタッフの方々や家族の理解と、
大勢の皆様の支援のおかげです。
これからも、よろしくおねがいいたします。
posted by cliniclowns at 10:51| (カテゴリなし)
2009年09月29日
臨床道化師フォーラムを終えて
「臨床道化師フォーラム2009」が開催されました。
たくさんの方々にご来場いただき本当にありがとうございました。
クリニクラウンの活動も10月で早5年を迎えます。
活動を通じて感じてきた「こどもの成長発達にはこども時間の保証が欠かせない」
と確信してきたことを皆さんと共有し、
こども理解を深めることができ、とても充実した一日となりました。
フォーラムは1部、2部とわかれていますが
朝から夕方までこどもに関わる様々な分野の方々と
こどもの成長発達について「自己の育ち」 という共通テーマをもって開催いたしました。
第一部の事例報告では、
クリニクラウン、チャイルド・ライフ・スペシャリスト、病棟保育士の方
と事例報告をさせていただきました。
小児病棟でこどもと同じ目線で物事を考え感じることのできる
発達援助者の方々と共に発表することで、
それぞれの仕事の職域と視点というものががわかりやすく伝わったと思います。
入院中のこども達の現状や、
こどもたち一人一人が持つ可能性をいかにサポートしていくかということを
それぞれの職から報告してくださいました。
職種は違いますが、大人からの一方的な考えや提供でなく、
「こどもと同じ目線」「気持ちに寄り添う」
「双方向の関係性」「驚きや発見を共感する」
「こどもらしくいられる環境づくり」など、
こどもがこどもらしくいられる『こども時間』の保障することが
病棟のこどもたちの自己の育ちに繋がるということは同じであると感じました。
参加者の皆さんがとても熱心に聞いてくださる姿が、
本当に嬉しくありがたく感じました。
私たちの活動は「中心はこども」であるという理念を
共感していただいたことと思います。
第二部では情操教育の最高峰と称される
元小学校教師の金森俊朗さんに
「子どもと向き合う大 人に求められる視点と実践について」
講演していただきました。
温かさが身体全体からにじみでる先生の講演でした。
様々なお話の中から、こどもたちの心に寄り添い、
こどもたちの内面のことばに気づ き、
それを受け止める人がとても必要だという考えに、
フィールルドは違ってもこどもに対する気持や考えは同じなのだと共感をうけました。
こどもに対する大人の存在の重要性を感じ、
素直にこどもと向き合い、きちんとこどもの気持ちを受け止めることができる、
安心感のある大人が一人でも多く社会にいることが、
次世代を担うこどもたちの援助につながると改めて確信しました。
クリニクラウンの活動のフィールドは病棟ですが、
このフォーラムを通して、活動内容や考え方は、
今の社会に必要なことだと改めて思いました。
TOMO
たくさんの方々にご来場いただき本当にありがとうございました。
クリニクラウンの活動も10月で早5年を迎えます。
活動を通じて感じてきた「こどもの成長発達にはこども時間の保証が欠かせない」
と確信してきたことを皆さんと共有し、
こども理解を深めることができ、とても充実した一日となりました。
フォーラムは1部、2部とわかれていますが
朝から夕方までこどもに関わる様々な分野の方々と
こどもの成長発達について「自己の育ち」 という共通テーマをもって開催いたしました。
第一部の事例報告では、
クリニクラウン、チャイルド・ライフ・スペシャリスト、病棟保育士の方
と事例報告をさせていただきました。
小児病棟でこどもと同じ目線で物事を考え感じることのできる
発達援助者の方々と共に発表することで、
それぞれの仕事の職域と視点というものががわかりやすく伝わったと思います。
入院中のこども達の現状や、
こどもたち一人一人が持つ可能性をいかにサポートしていくかということを
それぞれの職から報告してくださいました。
職種は違いますが、大人からの一方的な考えや提供でなく、
「こどもと同じ目線」「気持ちに寄り添う」
「双方向の関係性」「驚きや発見を共感する」
「こどもらしくいられる環境づくり」など、
こどもがこどもらしくいられる『こども時間』の保障することが
病棟のこどもたちの自己の育ちに繋がるということは同じであると感じました。
参加者の皆さんがとても熱心に聞いてくださる姿が、
本当に嬉しくありがたく感じました。
私たちの活動は「中心はこども」であるという理念を
共感していただいたことと思います。
第二部では情操教育の最高峰と称される
元小学校教師の金森俊朗さんに
「子どもと向き合う大 人に求められる視点と実践について」
講演していただきました。
温かさが身体全体からにじみでる先生の講演でした。
様々なお話の中から、こどもたちの心に寄り添い、
こどもたちの内面のことばに気づ き、
それを受け止める人がとても必要だという考えに、
フィールルドは違ってもこどもに対する気持や考えは同じなのだと共感をうけました。
こどもに対する大人の存在の重要性を感じ、
素直にこどもと向き合い、きちんとこどもの気持ちを受け止めることができる、
安心感のある大人が一人でも多く社会にいることが、
次世代を担うこどもたちの援助につながると改めて確信しました。
クリニクラウンの活動のフィールドは病棟ですが、
このフォーラムを通して、活動内容や考え方は、
今の社会に必要なことだと改めて思いました。
TOMO
posted by cliniclowns at 20:52| (カテゴリなし)