平成27年度 しまね社会貢献基金 寄附者設定テーマ型協働事業報告会![2016年03月24日(Thu)]
しまね社会貢献基金 寄附者設定テーマ型協働事業は、県が設置運営する「しまね社会貢献基金」に対する寄附を原資に、寄附者が設定したテーマに沿って、NPOと県との協働により地域課題の解決を目指す事業です。
今年度は、アサヒビール株式会社山陰支社からの寄附をもとに、「宍道湖の環境保全活動」をテーマにした2つの協働事業が行われ、毎熊審査委員長はじめ各委員、スポンサー、事業実施団体の方々が出席し24日(木)県庁において報告会が行われました。
最初は「出雲ウナギを増やそうー宍道湖・中海水系におけるウナギの生態調査事業」に取り組んだNPO法人自然と人間環境研究機構の石飛理事からパワーポイントを使て、事業のポイントを報告しました。
この事業は、出雲ウナギを増やす第1ステップとして謎の多いウナギの生息を把握し、適切な生息環境の方向性を検討し、宍道湖・中海の環境保全&ウナギの増殖による水産業の振興策にも役立てるもので、県下各地域や静岡県まで出かけ漁業関係者等28名から聞き取り調査を実施した経緯・成果などについて説明しました。
説明事項について、審査委員から@ウナギを増やすことと環境整備の関係が理解できなかったA調査にあたって地元大学などの研究機関との連携の状況B宍道湖の水草が増加する傾向にあるがウナギへの影響はあるのか?などについて質問や意見が述べられました。
これらの質問に対し石飛理事長から説明をさらに行いました。@水環境が良くなればウナギのえさの「エビ」などが増加するし、冬場は水底の泥場でウナギは生息することから、泥場がヘドロで覆われていたならばまったく生息地には適さないなどと環境と密接に絡んでいるとA連携したいがたまたま知人等がいないためコンタクトはとっていないとB水草の増加によりこの枯草が水質悪化を招くが、水草は小生物の棲家にもなるなど何とも言えないと答えました。
次に、「宍道湖・船(瑚)上観察学習&ビオトーブでの体験学習会」事業に取り組んだ川跡ビオトーブ友の会の代表の方から説明が行われ、最後に各審査委員から講評が行われました。
各委員からは、それぞれの事業を好評価され、事業の継続と事業実施にあたっては連携先を拡大するなど関係者や参加者を増やすことや、行政をもっと巻き込むことも大事だと評されました。
また、事業継続には資金の確保が重要で、スポンサーのアサヒビールも事業の成果に期待しつつも、次年度における支援は未確定の状況で、財政的な支援が望まれます。
今年度は、アサヒビール株式会社山陰支社からの寄附をもとに、「宍道湖の環境保全活動」をテーマにした2つの協働事業が行われ、毎熊審査委員長はじめ各委員、スポンサー、事業実施団体の方々が出席し24日(木)県庁において報告会が行われました。
最初は「出雲ウナギを増やそうー宍道湖・中海水系におけるウナギの生態調査事業」に取り組んだNPO法人自然と人間環境研究機構の石飛理事からパワーポイントを使て、事業のポイントを報告しました。
この事業は、出雲ウナギを増やす第1ステップとして謎の多いウナギの生息を把握し、適切な生息環境の方向性を検討し、宍道湖・中海の環境保全&ウナギの増殖による水産業の振興策にも役立てるもので、県下各地域や静岡県まで出かけ漁業関係者等28名から聞き取り調査を実施した経緯・成果などについて説明しました。
説明事項について、審査委員から@ウナギを増やすことと環境整備の関係が理解できなかったA調査にあたって地元大学などの研究機関との連携の状況B宍道湖の水草が増加する傾向にあるがウナギへの影響はあるのか?などについて質問や意見が述べられました。
これらの質問に対し石飛理事長から説明をさらに行いました。@水環境が良くなればウナギのえさの「エビ」などが増加するし、冬場は水底の泥場でウナギは生息することから、泥場がヘドロで覆われていたならばまったく生息地には適さないなどと環境と密接に絡んでいるとA連携したいがたまたま知人等がいないためコンタクトはとっていないとB水草の増加によりこの枯草が水質悪化を招くが、水草は小生物の棲家にもなるなど何とも言えないと答えました。
次に、「宍道湖・船(瑚)上観察学習&ビオトーブでの体験学習会」事業に取り組んだ川跡ビオトーブ友の会の代表の方から説明が行われ、最後に各審査委員から講評が行われました。
各委員からは、それぞれの事業を好評価され、事業の継続と事業実施にあたっては連携先を拡大するなど関係者や参加者を増やすことや、行政をもっと巻き込むことも大事だと評されました。
また、事業継続には資金の確保が重要で、スポンサーのアサヒビールも事業の成果に期待しつつも、次年度における支援は未確定の状況で、財政的な支援が望まれます。