なぜそこまでNPOに関わるんですか? [2015年05月30日(Sat)]
どうもどうも、林田です。 なぜそこまでNPOに関わるんですか? とご質問をいただきました。 自分の原点が、環境問題であり、 災害ボランティアでの無力感であり、 学生時代でのなんちゃってデザイン作業であったりするのですが。 なぜ、いま、そこまで、そのNPOに関わるのか? という問いについてお答えするとするならば、 それは大いなるチャンレジだからです。 デザインチャレンジ。 なんて響きのいい単語でしょうか。 果たして、デザイナーがNPOの寄付収入を改善できるのか、否か。 果たして、デザインが親と暮らせない子どもたちの自立資金向上に貢献できるか、否か。 果たして、デザインが親と暮らせない子どもたちの創造力を養い、自己肯定感を高められるかどうか。 この3つのチャレンジを一度にできるのが、 今関わっている子どもデザイン教室というNPOです。 きれいなパンフレット、かわいいチラシ、かっこいいロゴをつくることが、 デザインの役割なんでしょうか。 そしてそのツールだけで、本当にNPOの成果を最大化できるんでしょうか。 中小零細NPOに、本当に求められているものは、何か? 中小零細NPOにとっての、デザイン的ズバリソリューションは、何か? その解答を現場で紡ぎ出し、磨き込むことが、自分の使命だと思っています。 自分でも呆れるくらい、まったくもってお金にならないことをやっています。 お金になるようなことは、別の人がやればいいんですよ。 お金じゃないところにやりがいを見出せるかどうか、というのは、僕にとって大事なポイントだったりします。 そのあたりが、共感されにくい、ご理解をいただけないところなんだろうな、と思っています。 |