• もっと見る

« 2014年07月 | Main | 2014年09月»
プロフィール

林田全弘さんの画像
最新記事
カテゴリアーカイブ
リンク集
<< 2014年08月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/rindazenko/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/rindazenko/index2_0.xml
「ブライアン・トレーシーの話し方入門」「セミナー営業の上手なやり方」 [2014年08月31日(Sun)]

こんばんは、林田です。

最近読んだ本、これから読む本について。
ひと月ほど読書をしていなかった時期がありましたが、
再開できました。

最近読んだ本は、
ブライアン・トレーシーの 話し方入門 ー人生を劇的に変える言葉の魔力
お客をまとめてつかまえる「セミナー営業」の上手なやり方

です。

これから人前で話す機会が増えるので、
前準備として読ませていただきました。
2冊とも良書です。

特に「話し方入門」は教科書のような存在です。
あるいは今後、バイブルになるのかもしれません。

「セミナー営業の上手なやり方」は
船井総合研究所のコンサルタントさんが書いた本。
ノウハウの宝箱のような存在です。


これから読む本は、誰がこの子を受けとめるのか―光の子どもの家の記録です。

著者は、映画「隣る人」の舞台となった児童養護施設、光の子どもの家の施設長である菅原哲男氏。
結構ボリュームのある本ですが、学ばせていただきます。

その後は、
「ビジネスモデル・ジェネレーション」
「子どもの絵の心理学入門」
「児童養護施設と社会的排除」
「世界を変える偉大なNPOの条件」

と続きます。
土井ファミリーホームについての学習会 [2014年08月30日(Sat)]

こんばんは、林田です。

今日はeトコさん主催の学習会に参加してきました。
50人の定員が満席。
講師は、北九州にある土井ファミリーホームを運営する
土井高徳さんでした。

落語家か!?と思ってしまうほどの巧みな話術で
あっという間の2時間でした。

「困ったときの土井ホーム」と言われるくらい、
虐待や薬物・非行など、ものすごい困難を抱えながら、
行き場を失った子どもたちを受け入れる支援施設。

そこでの考え方や、実践していること、子どもたちが
いかに自立していくかのケーススタディなど、
たくさん学ばせていただきました。

特に印象に残ったのは、ひとり親について。

これまで土井ファミリーホームで受け入れてきた
子ども約100人(!)のうち、ふたり親家庭はわずか2人のみだったそうです。
その他の子どもたちは、ひとり親家庭で育てられてきたとのこと。

この事実にはびっくりしました。
たしかに、ひとり親家庭での虐待率は高いですし、
今後もひとり親家庭は増えていく傾向にあります。

親だけに子育てを負担させるのではなく、地域社会で育てるしくみが整備されなければ、
悲劇は増え続けていく一方だと考えています。

そしてそのしくみは、お口をパクパクあけたまま行政に頼っているのではなく、
私たち大人ひとり一人がつくっていくものだと改めて感じました。

学習会を主催してくださったeトコの皆様、
一般財団法人こども未来財団様、ありがとうございました。
「デザインの業界は、やっぱりMac?」という質問について。 [2014年08月29日(Fri)]

こんばんは、林田です。

10年くらいずーっとMacを使っています。
「デザインの業界は、やっぱりMac?」とよく聞かれますが、
そんなことはないと思います。

「そんなことはないですよー、Windowsでデザインする人もいますよ」
と答えると「ああそうなんですか」という期待はずれのような反応が返ってきます。
(そんな気がしています)

どんな回答をしたら喜ばれるんですかね。
「Mac使うと、デザインが2割くらい良くなるんですよ」とか
「やっぱりMacはデザイン業界のパスポートみたいな存在で」とか
そんなことを発した方がいいんでしょうか。
あるいは、「え、Macってどんなイメージですか?」と質問を質問で返せば、
会話も弾むのかもしれません。


Macを初めて業務として使用したのは、
最初に入ったデザイン事務所でのことでした。
面接で「Macは使えるの?」と聞かれて、
当時SONYのVAIOを使っていた私は「はい、もちろん使えます」と答えました。

結局入ってすぐに、CDの入れ方が分からず聞いてしまい、
すぐにボロが出てしまうという有り様。


Apple製品で、私が衝撃を受けたものは何かというと、
初代iPod Shuffleでした。
液晶画面がない、次に何の曲が流れるか分からない、
USB端子とコントロールボタンのみ、という仕様。
こんなに削り落としていいの!?とびっくりしました。

CDウォークマン、MDウォークマンは、メディアを用意しなければ聴けませんでした。
いちいちCDからMDにダビングしたりして、面倒。
しかも、走ったり、ジャンプしたり、衝撃を与えると音飛びしてしまうことがストレスに。
CDも大量に持ち運びできないし、機械もかさばるし、音飛びするし、
もっと安価でもっと持ち運びしやすい何かが欲しいと思っていました。

でも、その何かは全く想像できず。
そこで出たのがiPod Shuffle。
フリスク並のサイズにしびれました。

僕にとってAppleは、潜在的に欲しい何かを形にしてくれた会社です。
尊敬しています。

そろそろ新しいiPhoneの季節になりました。
iPhoneの次に、どんな夢を見せてくれるのかが楽しみです。
人生を変えた質問 [2014年08月23日(Sat)]

こんばんは、林田です。

「(あなたに)何かできることはありますか?」
という質問が、僕の人生を変えました。

高校生の頃。
環境問題に関心を持った僕は、
大学時代を環境ボランティアに投じようと決意していました。

大学も決まり、部活も引退し、あとは卒業を待つのみ。
そんな高校3年生、1997年の1月。
福井県沖に重油タンカーが座礁しました。

タンカーから漏れ出た重油は日本海を汚染し、
全国から重油回収ボランティアが集まっていました。

これは行くしかない。そう思いました。
阪神大震災が起きた時、僕は高校1年生。
ボランティアが奮闘しているのに、何もできなかった自分が悔しかった。
でも、今なら行ける。

春休みになったと同時に、福井県三国町へ。
初めて自分で夜行バスのチケットを買い、
初めて一人で夜行バスに乗り込みました。
まずはボランティアセンターで、ボランティアの登録を。

と向かった受付で言われたのが冒頭の質問でした。
「(あなたに)何かできることはありますか?」

「えー、いや、これと言って…」と言葉に詰まる自分。
高校3年間は体育会系の部活だったので、体力はありますとだけ伝えました。
このやりとりが、大きなコンプレックスになったんです。

ボランティアセンターを見回してみれば、
職能を活かしたボランティアをしている人がたくさんいました。

タクシーの運転手さんは、ボランティアを載せた車を運転し、
整体師さんは、重労働で疲れたボランティアの身体をほぐし、
料理のできるおばちゃんは、炊き出しをつくり、
パソコンに詳しい人は、ホームページを更新し、
マネジメントに長けている人は、ボランティア組織を指揮していました。

すごい、かっこいい。
僕もあんな風になりたい、と憧れた覚えがあります。
何か技術を身につけて「○○ができます」と言ってみたいし、
その技術で人の役に立ちたいと。

そして、重油回収ボランティアから6年後、
広告デザイン事務所での修行が始まります。
2022 - これから10年、活躍できる人の条件 続き [2014年08月21日(Thu)]

IMG_2782.jpg

こんばんは、林田です。

おとといから読みはじめた2022―これから10年、活躍できる人の条件神田昌典著。



あっという間に読み終わりました。
読んでよかったです。

勇気づけられる、俺は出来る!という勘違いを誘発する言葉がたくさんありました。

いくつかシェアします。
引用部分はイタリックで青文字にしています。


世界の果ての痛みを、自分の痛みとして感じられる感受性

ボランティアをする人に対する最大級の賛辞ですね。
でもほんと、そう思います。

感受性が高いからこそ、共感する力があるからこそ、
他者の痛みをそのままにしておけない、いてもたってもいられないから、
ボランティアをするんだと思っています。


どんな日本のエリート校に行くよりも良質な教育がここから生まれた。
ボランティアは、新しい世界の扉を開くパワースポットだ。


ボランティアをすると、お金ではない報酬がもらえます。
でも、やっぱりお金の方がいいなと思う自分との葛藤があります。
自分の情熱や信念が試される場です。
お金をもらえず徒労に終わってしまった仕事を、ただ働きの意味で
ボランティアという単語を使う人もいますが、とても残念な人だなと思います。



2022年には、日本を支える新しい産業のカタチが見えはじめている。
でも、それまでの間、僕らは方向性が見えない。
お腹を空かして、霧の中を歩いているようなもん。(略)
文句を言う代わりに前が見えない中で、前を信じながら、
黙々と進む会社だけが進化していく。


前を信じる。8年後に革新的な産業を創り出すまで。


竹がしなやかでありながら、どんなものよりも強いのは、
節目があるからである。単に成長するだけが能ではない。


7年周期で訪れる節目。
カニが脱皮をするように、古い殻を脱ぎ捨てなければ
成長することはできないようです。

こんな具合に、読書ノートがどんどん埋まっていきました。
あー、おもしろかった。

そして巻末に載せてある、4つの問い。
これがまたすごくいい質問なんです。

ちゃんと時間を使って、回答したいと思います。
自分自身との打ち合わせを設定しなくちゃ。
2022 - これから10年、活躍できる人の条件 [2014年08月20日(Wed)]

こんばんは、林田です。

早朝30分読書、再開しています。
いま読んでいるのは2022―これから10年、活躍できる人の条件神田昌典著。



つくづくこの人は文章が巧いなぁと感じます。
ぐいぐい読ませる本です。
半分まで読みましたが、続きが読みたくて仕方がありません。

社会的養護の勉強もしたいし、営業とかビジネスモデルの勉強もしたいけど、
なぜこの本を読みはじめたのか。

今の自分の立ち位置と、これから進む道の答え合わせをしたかったんだと思います。
この方向で間違いがないか。
NPOに未来はあるのか。

あとは、神田昌典氏に対する興味。
これまでも何冊か読んできましたが、最近ある対談動画を視聴したときに、
「NPOをやっている」という言葉が出てきてびっくりしました。
え、あの儲け一辺倒なイメージだった神田さんがNPO?って。思っちゃいました。
その理由が知りたかったんです。

本書には、とても勇気づけられる言葉がいくつもあります。
NPOに関して言えば、こんな一節が。紹介します。

以下、引用。

いままでビジネスにおいては、社会性と収益性は矛盾すると思われてきた。
つまり「社会に良いことをやっても、なかなか儲からない」がビジネスの常識だったのだ。
しかし、このところ急速に、「社会に良いことをしなければ、儲からない」に変わってきた。
(略)
今後、「非営利法人」が、影響力において「会社」を逆転していく世界が
はじまるかもしれない。それが、ドラッカーに見えていた日本の未来なのだ。


引用、以上。


会社の活動それ自体が社会貢献である、とか、
税金を払っているので十分社会貢献をしている、とか、
雇用を生み出していることが我が社の社会貢献だ、なんて
そんな当たり前のことを口に出すのは恥ずかしくなる時代が、もう来ているんだと思います。

もう一歩踏み込んだ社会課題解決、地域課題解決に対して、会社が取り組む。
そのことが当たり前になっていく時代へ移っていくのであれば、
そんな素晴らしいことはないですね。
3ヶ月半を振り返る [2014年08月19日(Tue)]

こんばんは、林田です。

4月末に2年間勤めていた会社を辞め、
5月から新しい人生スタイルが始まりました。
3ヶ月半が過ぎたので、少し振り返ってみたいと思います。

振り返りのツールとして使うのは、常用している手帳。
この手帳には「就寝時間と起床時間の記録」が書かれています。

4月に比べて、5月は人が変わったように早寝早起きを実践できていました。
6月になるとさらに早寝早起きが徹底されていきます。
「ああもう習慣化できたなぁ」なんて安心していたら、、、

7月。転機が来ました。
実家に帰郷したことを境に、早寝早起きのリズムが崩れはじめます。
そして8月。その崩れたリズムを立て直せないまま、
ただの長く寝る人になってしまいつつあります。

とまあ、こんな感じで緩急つけて人生を愉しんでいます。
「谷底は脱しつつあって、今は上向きな最中」
と思って、また早寝早起きスタイルにチャレンジです。
眩しすぎる世界 [2014年08月18日(Mon)]

IMG_2728.jpg

こんばんは、林田です。

最近なんだかインプットがないなぁ、と思っていたら、
本を読んでいませんでした。

直近で読んだのは子どもの創造力スイッチ! 遊びと学びのひみつ基地CANVASの実践



産官学民を巻き込むすごいムーブメント。
僕にとってはちょっと眩しすぎる世界でした。

すごいムーブメントは、すごい人たちにお任せするとして、
僕はもうちょっと地味で泥臭くてローカルな、
小さくて熱いムーブメントを目指したいです。


話を戻して。
これから読もうとしている本は、
「2022ーこれから10年、活躍できる人の条件」神田昌典
「お客をまとめてつかまえるセミナー営業の上手なやり方」斉藤芳宣
「ブライアン・トレーシーの話し方入門」ブライアン・トレーシー
「誰がこの子を受けとめるのか」菅原哲男

の4冊。

ビジネス:社会的養護、3:1。
ちょっとバランス悪いですね。
もう少し社会的養護関連の本を読み込まないと。

「誰がこの子を受けとめるのか」の著者は、
映画「隣る人」の舞台となった児童養護施設「光の子どもの家」を設立し、
施設長を務めた方です。
いただいた寄付を施しにしないために。 [2014年08月13日(Wed)]

IMG_2751.jpg

こんばんは、林田です。

いただいた寄付を施しにしないために。
どうすればいいかを考えてみました。

寄付は施しではない。
施しを受けるような、存在にはなりたくないし、
活動をしたくはないと思っています。

では、どうあるべきか。

夢への賛同。
社会課題解決のための活動参加の一手法であり、機会のひとつ。
想いを託す行為。
自分ができないことを、代わりに成し遂げて欲しいという願いが形を変えたもの。

託した想いが、形を変えたのがお金であっただけのこと。
託した想いを載せているのであれば、
それがどんな形であっても、違いはないと思います。

例えば、モノ・物資。
例えば、時間・技術。

時間を寄付しているか、お金を寄付しているかの違いにすぎません。


施しとしての寄付はいらない。
そう胸を張って言うためには、どうすればいいか。

与えられるだけの存在にとどまるのならば、それは施しとなってしまいます。
施しは、人を堕落させ、何も生み出しません。
私たちは施しはいらないのです。

施しではなく寄付にするためには、どうすればいいか。
自分たちにとっての
「寄付とは何か」「寄付者とは何か」を明確に定義しなくてはいけないのだと思います。

寄付とは、
社会課題を改善するという夢を叶えるための協力

寄付者とは、協力者

協力とは何か?
文字通り、複数の力を合わせてひとつの力にして物事にあたること。

そう定義しなおすと、アプローチ方法も変わってきます。
助けてください、支援してください、支えてください、ではなくなってきます。
もちろん、お恵みください、でもありません。

協力してください。
これでいいのだと、思います。

国でも、企業でも、一個人でもなかなかできない社会課題の解決を
成し遂げるためのご協力をお願いします、と。

私たちの活動に賛同していただけたら、ご協力をお願いします。
ご協力方法は、物品の寄付と時間の寄付、そしてお金の寄付があります。
どれかひとつでも、できる範囲で構いません。


ただし。
そのようにお願いして、いただいたお金は責任を持って活用しなければなりません。
1円単位で、大切に。
1円が100円の価値となるように。

いただいたお金のおかげで、自分たちが掲げた社会課題の解決にどれだけ寄与したのか、
示さなければいけないのだと思います。

それが協力者に対する最低限の礼儀であり、
それができなければ、NPOの信頼が損なわれます。
それがなければ、ポケットナイナイしたの?と言われても仕方がありません。

それがなければ、それは寄付ではありません。
それは、施しです。


ありがとう。ロビン・ウィリアムズさん。 [2014年08月12日(Tue)]

DSCN9189.jpg

こんばんは、林田です。

中学生の頃、テレビ東京で「シネマ通信」という深夜番組を
よく観ていました。

西暦でいうと1994年頃。
ハリウッドの映画興行成績を紹介する番組で、
日本公開前の情報をいち早く知れちゃうのがなんだか最先端!
て感じてワクワクしていました。

まずは原題を言って、そのあと邦題を紹介するスタイルが、
かっこよくて好きでした。
「第二位は、Sleepless in Seattle。邦題 巡り会えたら」
みたいに。

逃亡者は、The Fugitive。
依頼人は、The Client。
ザ・ファーム 法律事務所は、The Firm。
そんな感じに、英語の勉強にもなっていたなぁ。


そのシネマ通信で特集されていた映画「アラジン」。
とにかく魔人ジーニーの役者がすごいと。
アドリブばんばん出しながら、ダジャレもばんばん盛り込んでいると。
冒頭の早口ナレーションは、台本にないセリフだ、なんて。
その声をあてていたのが、俳優ロビン・ウィリアムズでした。

「英語ができるようになったら、この映画をもっと楽しめるんだろうな」
「英語が分からなかったら、この映画の楽しさが半減するんじゃないか」
なんて、中学生の僕は思っていました。今でも覚えています。

中学と高校あわせて6年間、英語が得意科目だったのも、
その時の動機が理由のひとつなんじゃないかな、と思います。
いまでも覚えているくらいだから、ねえ。

残念ながら今になっても、ジーニーの英語は聞き取れないけれど、
英語が得意科目になった理由のひとつは、ロビン・ウィリアムズのおかげです。

ありがとう。
ロビン・ウィリアムズさん。

| 次へ