「夢中になると、喉が乾く」 ミネラルウォーターという差別化が難しい商品であっても、誰の応援者であるか？を明確にすればメッセージが冴える。 スケボーなどのスポーツだけでなく、自分の夢に夢中になる人。喉だけでなく挑戦や成功に乾いている人へのエールとも読み取れる。 味や成分などの機能的価値は一切書いていない。ターゲットが自分である瞬間に抱く渇望を端的に表している。

Masahiro Hayashidaさん(@rindazenko)が投稿した写真 - 2016 9月 19 4:34午後 PDT

さりげない手書き表現はアイキャッチになる。異質なものはアクセントになる。アクセントをつけたければ異質なものを入れればよい。異質さの度合いが高まるとインパクトに変わる。

Masahiro Hayashidaさん(@rindazenko)が投稿した写真 - 2016 9月 19 4:47午後 PDT

「どうせ、ムダ。」 これほどのインパクトあるコピーのNPOのポスターは見たことがない。まさにこれこそキャッチコピー。 自分たちが言いたいことや、企画名をただ唱えることは、キャッチコピーではない。何をキャッチするか？ターゲットの目と心である。どどーんと大きく表示して視覚的にキャッチし、ターゲットが内心思っていることを端的に言語化して心情をキャッチする。 そして自団体のサービスを「ムダ」と言い切るこの勇気はあっぱれ！

Masahiro Hayashidaさん(@rindazenko)が投稿した写真 - 2016 9月 20 3:12午前 PDT

「僕たちにできることは必ずある」 毎年恒例の青年海外協力隊とシニア海外協力隊の広告。キャッチコピーの主語が読み手になっている。例えば主語が広告主になっていたら「あなたにできることは必ずある」という文になる。 そして「必ずある」と言い切る力強さ。言い切るには勇気がいるが、言い切ることで言葉の重みは天地の差ほど変わる。

Masahiro Hayashidaさん(@rindazenko)が投稿した写真 - 2016 9月 26 2:22午前 PDT