山中温泉にて。 [2014年10月09日(Thu)]
こんばんは、林田です。
最近、石川県の加賀市にある山中温泉へ行ってきました。 福井県との県境にある、温泉郷です。 泊まったホテルで学びとなることがありました。 朝晩はバイキング形式だが、ランチをやっていない。 日中に売店が開いていない。 ロビーに新聞が置かれていない。 それどころか、日中はフロントにも人がいない。 コストカットを思い切ってやっているな、という印象を持ちましたが、 選択と集中をしっかりやっているのではないかと感じました。 自分たちが提供できるウリを明確にし、そこに資源を集中させる。 それ以外は着手しない。 客としては、そういったサービスが無ければ無いで不自由しません。 ランチは、ホテルにこもらず温泉街に出て楽しめばいいし、 売店は、お風呂の後とか夕食の後に立ち寄ればいい。 新聞や雑誌は、自分が読みたいものをコンビニで買えば済む話です。 ロビーで新聞読みに、加賀まで来ているわけではないですからね。 無ければ無いでなんとかなる。 そして、そのホテルがしっかりしていたのは、 こういったコストカットだけではなく、従業員の方々の応対がとても丁寧だったという点です。 本質はカットしていない。 抑えるところはきっちり抑えています。 「人」「礼儀」「教育」さえしっかり抑えておけば、 その他の欠点はあまり気にならなくなるもんだな、と学ばせていただきました。 |