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子どもデザイン教室で活動する2つの理由 [2014年07月03日(Thu)]

IMG_0896.jpg

こんばんは、林田です。

今、そしてこれからも力を入れて取り組んでいきたい、
子どもデザイン教室というNPOがあります。

子どもデザイン教室を知ったのは、
大阪に来る前か、来た後か、定かではありませんが、
2012年前後のことです。

「デザイン ワークショップ 大阪」で検索して、
ワークショップ形式でデザインをしている活動や人物を探していたとき、
ホームページを見かけたんだと思います。

最初の印象。
グラフィックデザイナーが子どもたちにデザインを教えている→珍しい
子どもが描いた絵を企業が商品化している→おもしろい
「社会的養護」「児童養護施設」→はじめて知る単語

こんな感じだったと思います。

児童養護施設の存在も、全く知りませんでした。
障がいのある子どもたちが通う施設と勘違いしていました。

当初はそんなレベルだったのですが、
現在は、デザイナーとしてだけではなく、
賛助会員の管理やホームページのリニューアル計画など、
現場に浸かって、本腰入れて関わっています。

なぜそこまでやるのか?

理由はいくつもあります。
いくつもの源流・支流が一つの川になるように、
いろいろな理由があるので、これ!というのを挙げるのはなかなか難しいです。

大きな理由のひとつは、代表の和田さんです。
僕なんかより比べ物にならないくらい経験も実績もあるグラフィックデザイナーの大先輩で、
プラス発想・勉強好き・素直な姿勢の持ち主であり、
子ども向けのレッスンで見せる魔法のようなメソッドは感動ものです。

この人と一緒に仕事がしたいな、この人と一緒に社会課題に取り組みたいな、と
強く感じたためです。

そんな和田さんが人生をかけて取り組んでいる子どもデザイン教室。
おそらく全国でも唯一の、デザインを通じた児童養護問題へのアプローチ手法は、
児童養護施設からの信頼も厚く、親と暮らせない子どもたちの自信と自己肯定感、
そして、笑顔と安らぎを生み出しています。

とは言うものの、まだまだ規模も小さく、財政も不安定です。
果たして、デザインの力でこのNPOの成果を最大化できるのか?

僕の人生をかけたデザインチャレンジが始まっています。

僕の夢は、NPO支援型デザイナーになることです。
NPO支援って、ツール一個つくっただけの支援でいいんでしょうかね?
きれいなデザイン納品して、それで終わりなんでしょうか?

違う。
そんな上っ面の支援は、僕は望んでなんかいなくって。

もっとどっぷり浸かって、泥臭い現場にまみれながら、
見えないデザイン(戦略)と見えるデザイン(戦術)両方を駆使して、
成果を生み出すところまでやってこそ、NPO支援型デザイナーじゃないのかな、と思うわけです。

いきなり話が逸れましたが、
この「真のNPO支援型デザイナーになりたい」
というのも、子どもデザイン教室に関わる理由のひとつです。
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