「デザイン上達のために、何をしたらいいですか?」という質問の返し方 [2017年06月20日(Tue)]
どうもどうも、林田です。
「デザイン上達のために、何をしたらいいですか?」 最近、よく聞かれる質問です。 とても難しい質問です。 そもそも、 自分自身、まだまだ未熟でデザインが上手いとは思っていない、 という前提もありますが、なによりも、 上達方法は人によりけり、だと思うからです。 人に合った上達方法があると思うんですよね。 なので、相手のことも知らないのに、 「◯◯をやるといいよ!」とか 「◯◯の本がオススメですよ!」なんて 即答することができません。 ということで、 上記の質問をいただいたときは、 「いま持っているスキルはなんですか?」 「そのスキルはどうやって磨きましたか?」 という質問で返すようにしています。 「上手い人の真似をした」という人もいれば、 「教室に通った」「本を読んで独習した」という人もいます。 そんなわけで、 本を読むのが苦手な人に「◯◯の本がオススメですよ!」とは 言いにくいわけです。 ・・・ ご質問をいただいた方のおひとりは、 「カメラが得意」で「上手い人の真似をして」腕を磨いた、 というタイプだったので、 「いいな、と思えるデザインをミリ単位で真似しましょう」 とアドバイスさせていただきました。 冊子であれば、余白や写真のトリミング寸法、 書体の選び方や、見出し文字と本文サイズ、行間や一行あたりの文字数まで。 定規で測って真似をする、とそんな感じです。 答えはいつも、自分の中にある。 と、そう思います。 |