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「デザイン上達のために、何をしたらいいですか?」という質問の返し方 [2017年06月20日(Tue)]

どうもどうも、林田です。

「デザイン上達のために、何をしたらいいですか?」

最近、よく聞かれる質問です。
とても難しい質問です。

そもそも、
自分自身、まだまだ未熟でデザインが上手いとは思っていない、
という前提もありますが、なによりも、
上達方法は人によりけり、だと思うからです。

人に合った上達方法があると思うんですよね。
なので、相手のことも知らないのに、
「◯◯をやるといいよ!」とか
「◯◯の本がオススメですよ!」なんて
即答することができません。

ということで、
上記の質問をいただいたときは、
「いま持っているスキルはなんですか?」
「そのスキルはどうやって磨きましたか?」

という質問で返すようにしています。

「上手い人の真似をした」という人もいれば、
「教室に通った」「本を読んで独習した」という人もいます。

そんなわけで、
本を読むのが苦手な人に「◯◯の本がオススメですよ!」とは
言いにくいわけです。

・・・
ご質問をいただいた方のおひとりは、
「カメラが得意」で「上手い人の真似をして」腕を磨いた、
というタイプだったので、
「いいな、と思えるデザインをミリ単位で真似しましょう」
とアドバイスさせていただきました。

冊子であれば、余白や写真のトリミング寸法、
書体の選び方や、見出し文字と本文サイズ、行間や一行あたりの文字数まで。
定規で測って真似をする、とそんな感じです。

答えはいつも、自分の中にある。
と、そう思います。
素晴らしき三つ折りパンフの世界。 [2015年07月20日(Mon)]

IMG_0088.jpg

どうもどうも、林田です。

この1年間で手がけてきた三つ折りパンフは約20件。
つくればつくるほど、楽しい世界です。

A4を折り目で区切ったら、両面に6つのスペースが出来上がり。
表紙を1、連絡先情報を0.5とするならば、残り4.5をさぁどう使うか!?
とても悩ましく、楽しくて仕方がない倉庫番のようなゲームの始まりです。

WebやSNSが主流になったので、紙媒体はもう時代遅れ?
かもわかりませんが、まだまだ三つ折りパンフは使い勝手がいいようですよ。
先日、NPOの情報発信の第一人者の方から
「寄付に成功しているNPOのスタッフほど、三つ折りパンフを持参している」
というお話を聞きました。

A4チラシだと持ち運びにくい。
名刺やポストカードだと情報量が少ない。
となると、やっぱり三つ折りパンフの出番になるんだと思います。

まだまだ活躍の場が期待できる三つ折りパンフ。
制作する上で大事なことは、何か?というと、、、
デザインも大事、読みやすさも大事、そして共感される表現も大事です。
でも、一番大事なのは、目的と目標行動の2つだと思っています。

「共感されるパンフをつくろう!」なんて言う人もいますが、
共感はあくまで手段にすぎません。
「あー大事ですねぇ」と共感してもらって、満足してもらって、それで終わりでいいの?
そのパンフを手に取った人に起こして欲しい次の行動は、何か?

人を動かすパンフレットが、いいパンフレットだと考えています。
人を動かすために、心を動かす必要があり、
そのためには自分の頭を動かして、戦略を練る必要があります。


ご縁があって、目下あるNPOの三つ折りパンフを制作させていただいています。
これまで手がけてきた数々の三つ折りパンフの集大成。
素敵なものが仕上がりそうです。
また、ご報告しますね。
日本語のロゴにチャレンジ。 [2015年04月11日(Sat)]

どうもどうも、林田です。

今日は、とある商品のロゴをつくっていました。
久々に制作する日本語のロゴ。

書体のこととか、文字のこととか、
ロゴのこととか、いろいろと学ぶうちに
「下手なことはできないなー」とどこかで引け目を感じ、
ロゴの文字をつくることから逃げていた節がありました。

直線がベースの、記号のような文字。
スケッチなしでエイヤーでIllustratorでつくることに。
つくってみると案外楽しくて、なかなか良い感じのものが仕上がりました。

高級感があり、かわいくて、直線的だけど冷たすぎない不思議な文字です。
その商品にドンピシャにはまって気分も上々。
やればできる。やってみなきゃ、できるかどうかわからない。

今日もまた、おかげさまで、なかなか良い成功体験を得ることができました。
ありがとうございます。
「地デジ」という考え方 [2014年07月24日(Thu)]

IMG_2647.jpg

こんばんは、林田です。

今日、Facebookで久しぶりにコミュニケーションをとった
高知の池澤さんから「地デジ」という言葉を教えていただきました。

「地デジ」というのは、地デザイン・ジャパンの略で、
その土地に住んでいるデザイナーが、その土地の生産物をデザインするという考え方です。

おもしろい!

その地デジを実践している迫田氏のことも教えていただきました。
以下、インタビュー記事へのリンクです。

インタビュー記事(コローカル)
http://colocal.jp/topics/lifestyle/people/20120831_10262.html

インタビュー記事(MUJIキャラバン)
http://www.muji.net/lab/blog/caravan/kochi/020276.html


いやしかし、迫田氏の人生もすごいですね。。。


私はというと、大阪に移住してまだ2年半です。
大阪の地デジとしての実績はまだまだこれから。

子どもデザイン教室を舞台に、地デジを展開していきたいと思っております!

子どもの自尊感情(自信とか、自己肯定感とか)を高めるデザインレッスンを提供し、
そこで生まれたキャラクター(こどキャラ)が地元企業のイメージアップや業績アップにつながり、
業績好調な地元企業からの支援によって、親と一緒に暮らせない子どもの自立を後押しする。

こんなサイクルを実現していこうと思っています。
あとはやるのみ、です。
発想のスピードアップ [2014年06月24日(Tue)]

2013-05-12 11.58.44.jpg

こんばんは、林田です。

最近、ロゴの制作をじゃんじゃん進めました。
ロゴの世界は奥深いので、上達への道はとてもとても永い道のりです。
といって、諦めていては何も始まらないので、
コツコツと積み重ねることが大切だと思っています。

自分の課題は、何か?というと、発想スピードです。
数時間唸って考えてしまうこともざらです。
これを改善したいと思います。

1時間で1案ひねり出すよりも、
1時間で10案考えて、ブラッシュアップして比較検討していく方が
最終的なクオリティは高いはず。

ということで、自分なりのロゴの筋トレを最近始めました。
短時間で集中して、ロゴを制作するという筋トレです。

やはり僕にとっては、仕事を通じて頭と手を鍛えるというやり方が、
一番性に合っているようです。

そのおかげか、ロゴの仕事が一気に進みまして、
その慣性を活かして、ロゴのシミュレーション用Illustratorデータも作成してしまいました。

制作したロゴを、あるところにポーンと置くと、
レターヘッドや名刺、iPhoneやiPad、封筒に自動配置されるという代物です。

これで、かゆいところに手が届く、ではなく、かゆいと思う前に手が届くデザイナーへ
一歩近づいたのかもしれません。

なんて言っているようではまだまだですね。