フードバンクの分かりやすさ [2014年06月11日(Wed)]
こんばんは、林田です。 フードバンクという活動をご存知でしょうか。 企業などで廃棄せざるをえなくなった食品を預かり、 食料を必要とする生活困窮者や、その支援団体などに配布するしくみです。 関東では、セカンドハーベストジャパンというNPO団体が有名です。 テレビや雑誌でご覧になった方もいらっしゃると思います。 関西圏にはいまのところ、 神戸の芦屋に拠点を置くフードバンク関西、 大阪の堺が拠点のふーどばんくOSAKA、 この2つ。 ふーどばんくOSAKAの取り組みを紹介した、 大阪のVOICEという番組を観ました。 印象に残ったことがひとつ。 それは、企業側のメリットです。 めんつゆなど2万8000食をフードバンク活動に提供してきた 食品メーカーの社長がこうおっしゃっていました。 これまで在庫を多く抱えた場合、 ・格安で販売するか、 ・月に数十万円かけて廃棄処分 をしていたそうです。 ただ、安く売ることはブランドイメージを傷つけることになるし、 社員の士気を非常に下げてしまうとのこと。 フードバンク活動に参加すれば、社会貢献にもなるし、 社員の意識にも好影響を与える、と。 これすごいですよね。 NPOの活動に参加すると、 今までのコストやデメリットが、全て無くなり、 ベネフィットとメリットに生まれ変わるんですよ。 このインパクトすごいな、と思います。魔法みたい。 とっても分かりやすいです。 このぐらいの分かりやすさがあるからこそ、 協力企業が増え続けているんでしょうね。 うむむ。。 |