こんばんは、林田です。
今日も暑かったですね!
徐々に夏になりかけて、新緑が鮮やかなこの季節、一番大好きです。
早朝30分は読書タイム!ということで
「ファーストクラスに乗る人のお金」(中谷彰宏 著)
を読了しました。
中谷彰宏さんというと、どの本も行間が広いし、改行も多くて
なんとなーく読めちゃう、なんとなーく分かるけど、ただそれだけ。
というイメージ。
でもこの本の中に、刺さるフレーズがありました。
ご紹介します。
“56 こしあんと粒あんの両方を持つ”という項目です。
以下、引用します。
====================ここから
(前略)
こしあんは途中でこさなければならない分、粒あんより加工の手間がかかります。
値段は同じです。
しかも、売り上げは、粒あん8割、こしあん2割です。
普通に考えると、こしあんはやめたほうがいいという話になります。
お店の人は、より手間がかかっているこしあんを買ってほしいのです。
(中略)
すべての人の仕事の中に、「粒あん」と「こしあん」があります。
私の中にもあります。
1歩間違うと、こしあんをやめたくなる気持ちが湧いてきます。
本来は、こしあんをやりたいのです。生活のために、粒あんをやっておきます。
(中略)
手間のかかることをやっておくことが、一番ノウハウが貯まります。
こしあんの部分があるおかげで、ラクにできる粒あんがスピンオフして生まれるのです。
ラクなものだけやっていると、それだけで終わります。
====================ここまで
そして最後には、
“「好きだけど、儲からない仕事」を持とう”という言葉で締めています。
きましたね。刺さりました。
NPOの多くは合議制です。
メンバー全員の意見を聞いて、全員の理解と合意が得られないと前に進みません。
だから、NPOの制作業務は時間も手間もかかります。
やればやるほど儲からない仕事が多い、というのが現状です。
でも、僕はやりたいんです。
なぜならば、それが僕の原点だから。
それに、合議制で磨かれるとデザインは強くなるし、
誰もが納得して活用することになるので、有効なツールへとグレードアップするためです。
とまあ、本に影響されてかっこいいことを言ってしまっていますが、
儲からない仕事が9割だとつぶれちゃうので、
なんとか3割ぐらいに抑えつつ、末永くNPOの仕事を続けていきたいと思います。
ありがとうございます!
それでは!