Homedoorさんの昼回り活動に同行 [2017年06月22日(Thu)]
どうもどうも、林田です。
今日は、生まれて初めての貴重な体験をさせていただきました。 まあ、 「生まれて初めての貴重な体験」と言ったところで、 いまこの瞬間瞬間は常にその体験の連続ではあるのですが。 なので、 体験と言いますか、訪問と言いますか。 大雨の明けた翌日、ちょっと暑さの出てきた2017年6月22日。 ホームレス問題の解決に向けて挑戦をし続けている 認定NPO法人Homedoorさんの昼回り活動に同行させていただきました。 http://www.homedoor.org/ 昼回り活動、というのは聞きなれないですよね。 夜回り活動ではどうでしょうか? 日が出ている時間帯に、路上生活やテント生活をしている方々を回り、 生活状況を教えていただいたり、食べ物をお渡ししたり、 路上脱出へつながる提案…と書くと堅苦しいけれど、 「休憩所機能もある事務所に来てね」という感じの小さなチラシをお渡ししたり。 そんな活動です。 話には聞いていたけれど、同行させてもらうのは初めて。 いつもは遠くの方から見かけるだけの、ブルーシートでつくられた小屋。 初めて歩いて近づき、住んでいる方と会話をし、中にも入らせていただきました。 その衝撃たるや…。 そこにあったのは、みすぼらしい小屋ではなく創意工夫の塊のような家でした。 そこにいたのは、汚らしい存在ではなく清潔感ある陽気なおっちゃんでした。 住む家がなくなっても、生きることを止めなかった人たち。 すごいな、と感じました。逞しさがありました。 でも、自転車にいたずらをされたり、 騒音や危険の近くで住まざるを得なかったり、 行政から退去をいつ命じられるかわからなかったり、 そんな過酷な環境にあることを知りました。 もう、頭はすぐにパンクしそうでしたね。 なんで?って。どうしたらいいんだろう?って。 あとは、 分からない存在に対する恐怖心と、 分からない存在に対する偏見が、 まだ自分にあったことがわかったし、 今日もまたその感覚が更新されました。 今日会ったおっちゃんらに、また会いたいなって思っています。 |