求められる、まとめ代行という仕事 [2017年05月13日(Sat)]
どうもどうも、林田です。
キュレーションという言葉があります。 もともとは、美術の世界で使われていた言葉ですが、 最近はインターネットの世界でも使われています。 美術の業界では、 専門知識を元に美術品をどのように展示するか、 整理して企画することを指します。 NPOの方から、デザインのご相談をいただく機会が多いなか、 このキュレーション的役割が求められていると実感しています。 例えば、会報誌。 読みやすい誌面づくり、レイアウトや文字の扱いについては、 社内報に関する情報をまとめた人気サイト「シャホー!」を読んでもらえれば、 だいたいのお悩みは解決することができます。 社内報担当者のための情報サイト「シャホー!」 http://shahoo.jp 「シャホー!というサイトがあるので、そこ読むといいですよ!」 とだけ伝えれば解決することもあるかと思いますが、 もう一歩、キュレーション的な手間をかけることも大事かなと思っています。 例えば、NPOの会報誌担当者がよく悩む、 「原稿が締め切りどおり集まらない」 「読みやすいレイアウトするにはどうしたらいいか」 「編集会議って何をすればいいの?」 という疑問に対して、それぞれ3つずつ参考記事をピックアップする。 専門家の、しかもNPOに近しい存在の目線で情報を選び、整理し、届ける。 結果、情報をイチから探す手間、選別する手間を減らすことができます。 いわば、まとめ代行とも言えるかもしれません。 |