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サービスグラント関西の温かさ [2015年03月20日(Fri)]

こんばんは、林田です。

先月、今月と久しぶりにサービスグラントの
プロボノWednesdayに参加してきました。
やっぱりこのコミュニティはあったかいなぁ、と思いました。

サービスグラント http://www.servicegrant.or.jp/

今回のテーマが「サービスグラント関西のこれからにみんなでワクワクする会」なので、
サービスグラント経験者が集う感じになってたんですが、
テーマによっては初心者の方でも参加しやすいプロボノWednesdayの時もあります。

いやそれにしても、
参加している人の、サービスグラント愛を感じる場でしたね。
会場のハローライフが醸し出す優しさも相まって。
あと、参加してる人が皆ポジティブ。
で、スキルを持っている人だから発言に説得力もあるし。

やっぱり重要なのは、関西事務局のお二人の人柄というか、巻き込み力の巧さというか、
そのあたりも大事な要素になっていると感じています。

「関西にはサービスグラントが必要だ!」と思っている人がたくさんいて、
事務局では抱えきれない課題があるなら、手分けして解決すればいいじゃん!
というノリが「もう最高!」と本町の中心で叫びたいほど。

・・・
会場で振られた「なぜサービスグラントに関わっているんですか?」という問いに、
反芻しながらここに書き残しておきますね。

もともと僕は変わったデザイナーでして、
NPOのデザインがしたくてデザインの道に進んだ、という人間です。

デザイナーなりたての頃にNPOに単身乗り込んで、
チラシやらパンフやらつくっていた時期もありましたが、本当にしんどかった。
まず、制作物のマーケティングやプランニングを整理するところから入らないといけない。
ビジュアルのイメージも共有・承認しないと(場合によっては団体メンバー全員と!)いけないし、
コピーもリライトしないと、あと合意形成にものすごく時間がかかる等々…。
まあこれは僕の経験や知識、スキル不足もあったんですけれども。

これちょっと一人では大変だわ!と感じていた時期にソトコトでサービスグラントの記事があり、
「こういう仕組みを待っていた!」と感動した次第。
当時勤めていたデザイン事務所がソトコトを定期購読していたことに感謝!

スキルを持った個人が連帯し、チームを組んで、基礎調査からプロジェクトにあたり、
成果物をアウトプットする。
何て素晴らしいフローだろう!と感じました。

実際にプロジェクトに参加してみて感じたのは、自分のスキルの低さ。
異種格闘技戦のバトルロワイヤルに参加したみたいな心境で、
「ああこれもっと磨かないと通用しないわー」と反省した思い出があります。
ただまあ、普段の仕事では知りあえないような人たちとの協業は刺激的でした。
そのあたりのエピソードはこちらに書いています。

https://blog.canpan.info/rindazenko/archive/16

まとめると、
・一人ではできない支援が、サービスグラントならできる
 (一人でNPO支援をがっつりやろうとすると結構大変)
・普段の仕事では知りあえないような人と仕事ができる
・自分のスキルがどのレベルなのかドキドキしながら仕事をする刺激を得られる


というのが、サービスグラントに関わる理由です。

自分のスキルは社外でどの程度通用するんだろう。
社会課題の解決に足り得るスキルなのだろうか?
という腕試しにもうってつけだと思います。

あとは、自分の仕事が本当に世の中に役に立っているのか、
わからなくなっているベテランの方にも。

ということで、do it pro bono!
http://www.servicegrant.or.jp/