2017年08月23日
うごく七夕まつり ミニ山車にこんなエピソードがあったとは!!
8月7日(月)に開催された高田町のうごく七夕まつり。
あいにくのお天気でしたが今年も熱いお囃子と掛け声が響きました。
まちづくり協働センターのフェイスブックページでも、当日の様子を写真と動画でお届けしました。
https://www.facebook.com/rtmachikyodo/videos/1399998060090175/
毎年、お祭りを取材していると各祭組の色鮮やかな山車に心が躍るのですが、この中でミニ山車を引く組があります。荒町祭組です。
地域の高台にある特別養護老人ホームの人たちにも七夕まつりを届けるために、大きな山車を引いていくことはできないので小さな山車を製作したのが始まり。もう30年以上前の話だそうです。「その時、入所者の方々が涙を流して喜んでくれて、訪問した側もとても嬉しかった」と、お話を伺った男性が話してくれました。
祭り当日、昼の運行後の休憩時間に大工さんや電飾の知識があるメンバーが大きな山車を夜に向けてお色直しする間、他のメンバーでミニ山車を引いて老人ホームを訪問しています。ミニとはいっても毎年2つの山車を準備することは大変ですが、制作も慰問も続けていくそうです。
これまでは単純に大きな山車の後を付いていく姿が親子の様で「可愛い」と思ってみていたミニ山車。サイズは小さいですが大きな思いが詰まっていたことを知りました。
偶然に伺うことができたこのエピソード。きっと他の祭組にも山車や人や、これまでの歴史に関わる沢山のストーリーがあるのだと思います。それぞれの祭組に自慢話を聞きに行きたい衝動に駆られますが、ふとした時に出るものなので話が聞けたらラッキーなのかも。また来年も新たなストーリーに出会えますように!
2017年08月15日
◆レポート 平成29年度 第3回まちづくりコーディネーター育成講座
8月9日(水)、「まちづくりコーディネーター育成講座」の第3回を、陸前高田市コミュニティホールで開催しました。
第3回はまちづくりに関する「企画立案」をテーマに、2日に分けて実施します。初日の今回は、地域課題を解決する企画に欠かせない、「課題の抽出・整理」を学びました。
講師は前回と同じく当センターのセンター長、三浦まり江が務めます。
参加者は全員で17名。3テーブルに分かれてスタート!
そもそも、企画とは何でしょうか? まずは、企画を構成する要素を学んでいきます。
せっかくの企画でも、所属する団体の目的に沿ったものでないと、なかなか団体内での理解は得られないかもしれません。改めて、自分の団体が掲げている「目的」は何か、書き出してみました。団体に所属していない方には、「理想の地域とは」を考えてもらい、テーブルごとに共有。
では、なぜ企画書が必要なのでしょうか?企画書を作ることで、自分たちの考えを整理するだけでなく、人にも説明しやすくなり、協力を得られます。しかし、ただ企画書だけあっても意味がありません。企画書をベースにして、心を一つにチームで動いていくことが重要です。
ここで第1回講座の講師、いちのせき市民活動センターのセンター長、小野寺さんにバトンタッチ。
チームワークがいかに大切かを実感するために、「ブラインドキャッチボール」を行います。チームの中で、2人が目を閉じてキャッチボールを行い、残りのメンバーは上手くキャッチボールできるようサポート。
あるチームは、ボールを投げるタイミングとキャッチするタイミングで、周りの人が手を叩いて合図をする、という作戦で見事成功!
各チームがしっかり仲良くなったところで、いよいよ模擬企画を立てていきます。まずは、高齢者/観光/子育て/仕事の中からテーマを1つ選びます。高齢者が2チーム、観光が1チームとなりました。
企画を立てる前には、その企画で解決したい課題があります。最初のワークでは、チームごとに「現状」の洗い出しと、「理想の状態」を議論しました。
前回の講座で習ったファシリテーション(話し方のコツ)は活かせたでしょうか?みんなの意見をまとめるのはなかなか難しそう。
その後、各テーマの課題を1つ選び、その課題の背景や、解決された理想の状態をまとめます。ここで言う課題とは、地域の抱える問題と、理想の状態の間にあるギャップのこと。問題を解決するために、何が必要なのか?問題の本質をしっかり見つめる時間です。
「問題」と「課題」の違いって???「目的」と「手段」の違いって???チームでたくさん議論して、迷って悩んで、そんな時間が大事です。
最後に、
結(選んだ課題)→起(課題の背景)→承(課題が解決された状態)→転(補足)
の流れで、他のチームにプレゼンしました。
すべての講座に言えることですが、一度のワークでスキルが身につくことはありません。とても難しそうに悩んでいたチームもありましたが、複数の人で意見をまとめる経験を何度もこなすことが大事。大切にしたいことや、譲れる部分は人によって大きく違うので、お互いの意見をじっくり聞いて、良い企画に育ててくださいね!
*******************
次回は8月30日(水)です。いよいよ企画書の作成と、プレゼンテーションを学びます。
今回土台ができた企画が、いったいどんなふうに肉付けされていくのか、とても楽しみです。
今回の講座は全回満員ですが、時間帯を変えて今秋〜冬にかけて後期を行う予定です。
参加したい!と思った方は、後期の開催日程が決まったらお知らせしますので、ぜひ協働センターまでご連絡ください。お待ちしております!
第3回はまちづくりに関する「企画立案」をテーマに、2日に分けて実施します。初日の今回は、地域課題を解決する企画に欠かせない、「課題の抽出・整理」を学びました。
講師は前回と同じく当センターのセンター長、三浦まり江が務めます。
参加者は全員で17名。3テーブルに分かれてスタート!
そもそも、企画とは何でしょうか? まずは、企画を構成する要素を学んでいきます。
せっかくの企画でも、所属する団体の目的に沿ったものでないと、なかなか団体内での理解は得られないかもしれません。改めて、自分の団体が掲げている「目的」は何か、書き出してみました。団体に所属していない方には、「理想の地域とは」を考えてもらい、テーブルごとに共有。
では、なぜ企画書が必要なのでしょうか?企画書を作ることで、自分たちの考えを整理するだけでなく、人にも説明しやすくなり、協力を得られます。しかし、ただ企画書だけあっても意味がありません。企画書をベースにして、心を一つにチームで動いていくことが重要です。
ここで第1回講座の講師、いちのせき市民活動センターのセンター長、小野寺さんにバトンタッチ。
チームワークがいかに大切かを実感するために、「ブラインドキャッチボール」を行います。チームの中で、2人が目を閉じてキャッチボールを行い、残りのメンバーは上手くキャッチボールできるようサポート。
あるチームは、ボールを投げるタイミングとキャッチするタイミングで、周りの人が手を叩いて合図をする、という作戦で見事成功!
各チームがしっかり仲良くなったところで、いよいよ模擬企画を立てていきます。まずは、高齢者/観光/子育て/仕事の中からテーマを1つ選びます。高齢者が2チーム、観光が1チームとなりました。
企画を立てる前には、その企画で解決したい課題があります。最初のワークでは、チームごとに「現状」の洗い出しと、「理想の状態」を議論しました。
前回の講座で習ったファシリテーション(話し方のコツ)は活かせたでしょうか?みんなの意見をまとめるのはなかなか難しそう。
その後、各テーマの課題を1つ選び、その課題の背景や、解決された理想の状態をまとめます。ここで言う課題とは、地域の抱える問題と、理想の状態の間にあるギャップのこと。問題を解決するために、何が必要なのか?問題の本質をしっかり見つめる時間です。
「問題」と「課題」の違いって???「目的」と「手段」の違いって???チームでたくさん議論して、迷って悩んで、そんな時間が大事です。
最後に、
結(選んだ課題)→起(課題の背景)→承(課題が解決された状態)→転(補足)
の流れで、他のチームにプレゼンしました。
すべての講座に言えることですが、一度のワークでスキルが身につくことはありません。とても難しそうに悩んでいたチームもありましたが、複数の人で意見をまとめる経験を何度もこなすことが大事。大切にしたいことや、譲れる部分は人によって大きく違うので、お互いの意見をじっくり聞いて、良い企画に育ててくださいね!
*******************
次回は8月30日(水)です。いよいよ企画書の作成と、プレゼンテーションを学びます。
今回土台ができた企画が、いったいどんなふうに肉付けされていくのか、とても楽しみです。
今回の講座は全回満員ですが、時間帯を変えて今秋〜冬にかけて後期を行う予定です。
参加したい!と思った方は、後期の開催日程が決まったらお知らせしますので、ぜひ協働センターまでご連絡ください。お待ちしております!
◆助成金情報一覧更新(8月15日版)
8月に入っても天気がすぐれず肌寒い陸前高田です。
うごく七夕・けんか七夕・灯篭七夕も無事終わり、昨日は気仙川花火大会と生出の盆踊りでした。
帰省中なのか、若者たちがまちにたくさん。賑やかな夜は夏らしくて良いものですね。
お休み中の団体も多いかと思いますが、助成金情報一覧を更新しました。
よろしければお役立てください。
新しく更新したものは以下の通りです。
【まちづくり】
・平成 29 年度NPO等による復興支援事業費補助 金(一般枠・下期活動支援)
(応募締切:2017年9月6日(水))
・トヨタ財団 2017年度国内助成プログラム
(応募締切:2017年9月29日 (金))
【子ども】
・子どもたちの「こころを育む活動」
(応募締切: 2017年9月29日(金))
【福祉】
・公益財団法人ヤマト福祉財団 平成30年度 福祉助成金
(応募締切:2017年11月30日(木))
・2017年度 社会福祉事業 NPO基盤強化資金助 成「住民参加型福祉活動資金助成」
(応募締切: 2017年10月20日(金))
・2017年度 生命保険協会 元気シニア応援団体に対する助成活動
(応募締切: 2017年9月30日(土))
【環境】
・第28回コメリ緑資金 助成
(応募締切: 2017年10月31日 (火) )
・花王・みんなの森づくり活動助成
(応募締切: 2017年10月14日(土))
・(公財)緑の地球防衛基金 「地球にやさしいカード」による助成事業
(応募締切:2017年9月30日(土))
・平成30年度 国際花と緑の博覧会記念協会助成
(応募締切:2017年9月15日(金))
【スポーツ】
・スミセイ コミュニティスポーツ推進助成プログラム
(応募締切:2017年10月16日(月))
【芸術・文化】
・公益財団法人 全国税理士共栄会文化財団 平成29年度助成
(応募締切:2017年10月31日(火))
【その他】
・外国人観光客等受入促進観光整備事業補助金
(応募締切:2017年9月29日(金))
・平成30年度日教弘本部奨励金
(応募締切:2017年9月30日(土))
募集内容の詳細や、継続募集中の助成金情報は<助成金一覧>をご確認ください。
次回は9月1日(金)更新の予定です。
うごく七夕・けんか七夕・灯篭七夕も無事終わり、昨日は気仙川花火大会と生出の盆踊りでした。
帰省中なのか、若者たちがまちにたくさん。賑やかな夜は夏らしくて良いものですね。
お休み中の団体も多いかと思いますが、助成金情報一覧を更新しました。
よろしければお役立てください。
新しく更新したものは以下の通りです。
【まちづくり】
・平成 29 年度NPO等による復興支援事業費補助 金(一般枠・下期活動支援)
(応募締切:2017年9月6日(水))
・トヨタ財団 2017年度国内助成プログラム
(応募締切:2017年9月29日 (金))
【子ども】
・子どもたちの「こころを育む活動」
(応募締切: 2017年9月29日(金))
【福祉】
・公益財団法人ヤマト福祉財団 平成30年度 福祉助成金
(応募締切:2017年11月30日(木))
・2017年度 社会福祉事業 NPO基盤強化資金助 成「住民参加型福祉活動資金助成」
(応募締切: 2017年10月20日(金))
・2017年度 生命保険協会 元気シニア応援団体に対する助成活動
(応募締切: 2017年9月30日(土))
【環境】
・第28回コメリ緑資金 助成
(応募締切: 2017年10月31日 (火) )
・花王・みんなの森づくり活動助成
(応募締切: 2017年10月14日(土))
・(公財)緑の地球防衛基金 「地球にやさしいカード」による助成事業
(応募締切:2017年9月30日(土))
・平成30年度 国際花と緑の博覧会記念協会助成
(応募締切:2017年9月15日(金))
【スポーツ】
・スミセイ コミュニティスポーツ推進助成プログラム
(応募締切:2017年10月16日(月))
【芸術・文化】
・公益財団法人 全国税理士共栄会文化財団 平成29年度助成
(応募締切:2017年10月31日(火))
【その他】
・外国人観光客等受入促進観光整備事業補助金
(応募締切:2017年9月29日(金))
・平成30年度日教弘本部奨励金
(応募締切:2017年9月30日(土))
募集内容の詳細や、継続募集中の助成金情報は<助成金一覧>をご確認ください。
次回は9月1日(金)更新の予定です。
2017年08月01日
◆助成金情報一覧更新(8月1日版)
東北北部は、梅雨が明けないまま8月を迎えてしまいました。
しかも、台風5号が不思議な動きをしながら勢力を増しているようです。
さらに、そういう時は各地で大きな被害が出ているとのことなので、何もないことを願うばかりです。
陸前高田では7日に「高田町うごく七夕まつり」と「気仙町けんか七夕まつり」が開催されます。
今のところは大丈夫そうですが、天気が崩れないといいですね。
雨が降りそうな天気にも負けず、蜂が花から花へと蜜を集めていました。
さて、本日付で助成金情報一覧を更新しました。
【被災地支援】
・平成29年度「被災地住民支え合い活動助成」
(応募締切:第4回 2017年9月29日(金))
・現地NPO応援基金
「東日本大震災復興支援JT NPO応援プロジェクト」
(第2期)第3回助成
(募集期間:2017月8月17日(木)〜8月31日(木))
【まちづくり】
・JTB交流文化賞
(応募締切:2017年9月15日(金) 郵送は当日消印有効)
・平成29年度「手づくり郷土賞」
(応募締切:2017年9月1日(金) 消印有効)
・日本経済新聞社ソーシャルビジネス(社会的事業)表彰
「日経ソーシャルビジネスコンテスト」
(応募締切:2017年8月31日(木))
・公益財団法人前川報恩会
平成29年度地域振興助成
(応募締切:2017年8月31日(木))
【子ども】
・2017年度 重い病気を抱える子どもたちの学び支援活動助成
(応募締切:2017年8月31日(木) 必着)
【福祉】
・第15回 読売福祉文化賞
(応募締切:2017年9月30日(土) 当日消印有効)
・平成29年度(第24回)ボランティア活動助成
(応募締切:2017年9月15日(金) 当日消印有効)
・平成29年度「いわて保健福祉基金助成事業」第3次募集
特別枠:ご近所支え合い活動
(応募締切:2017年9月8日(金) 必着)
・平成29年度スマートウェルネス住宅等推進モデル事業
(応募締切:○一般部門 2017年8月21日(月) 消印有効
○特定部門 2017年9月29日(金) 消印有効)
・平成29年度「いわて保健福祉基金助成事業」第3次募集
一般枠:保健福祉、地域福祉
(応募締切:2017年8月10日(金) 必着)
【環境】
・平成30年度 NFD one leaf fund
(応募締切:2017年8月31日(木) 消印有効)
・(公財)イオン環境財団 2017年
第27回環境活動助成先公募
(応募締切:2017年8月20日(日) 消印有効)
【芸術・文化】
・平成29年度 被災地における方言の活性化支援事業
(応募締切:2017年8月21日(月) 必着)
【その他】
・2017年度エクセレントNPO大賞 第5回
(応募締切:2017年9月30日(土))
・2017年度研究助成プログラム
「社会の新たな価値の創出をめざして」
(応募締切:2017年9月8日(金))
もう少し詳しい情報はセンターホームページをご覧ください。