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2017年09月04日

下矢作灯篭七夕

8月13日(日)、下矢作地区の灯篭七夕が開催されました。

あいにく雨天開催となりましたが
祭りに参加した皆さんの力強い「ヨイヨイ!」
という掛け声、雨を吹き飛ばす勢いが感じられました。

1.jpg

はじめの運行開始式で、東日本大震災で亡くなった方々へ黙祷を捧げ
気持ちを一つにしていざ出発。

運行開始時はやや雨が強く、
ビニールをかけてのスタートとなりましたが
製作にかかわった皆さんの集大成である山車は
とても美しく気持ちがこもっているように感じられました。


山車の脇には、生出地区の郷土芸能の鹿踊りなどが描かれ、
後ろには豪雨被害があった福岡県の朝倉市へのメッセージもありました。
お互いにがんばろうというメッセージにも優しさが感じられました。


地域の方々がいろいろなカタチで関わり当日を迎えています。
お花(御祝)を持って来る方や
お祭りに参加する方
お祭りに裏方として関わる方
会場に集まった皆さんがいきいきと、会話する姿が見えました。

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拠点となったコミュニティセンターには、地元の下矢作保育所の名前が入ったミニ山車や
小学生が願い事や絵を描いた手作りの灯篭が展示されていました。
3.jpg

各行政区へとお披露目のため、子どもから大人まで練り歩いた時、
保存会の皆様のご好意で山車を止めたタイミングで山車の上に乗せて頂きました。
こちらは元のJR大船渡線の線路です。
今はBRT運行につきこちらの線路は使用されていない元の線路です。

4.jpg


また、山車を引いていると、地域の方々が山車を見ようと
自宅から出てきて「ヨイヨイ!」の掛け声。
笑顔がとっても素敵で印象的でした。



午後の運行を挟んで夜の部
灯篭七夕の魅力は夕方から。
ろうそくに火が灯された山車は、昼間の様子とはまた違って
幻想的な雰囲気で迎え火を想像させるようでした。
5.jpg

小さな子どもからお年寄りまで、祭りという地域行事を通じて
地域力と人のつながりを感じる事が出来ました。


皆様、大変お疲れ様でした。




2017年08月23日

うごく七夕まつり ミニ山車にこんなエピソードがあったとは!!


IMG_0634.JPG

8月7日(月)に開催された高田町のうごく七夕まつり。
あいにくのお天気でしたが今年も熱いお囃子と掛け声が響きました。
まちづくり協働センターのフェイスブックページでも、当日の様子を写真と動画でお届けしました。
https://www.facebook.com/rtmachikyodo/videos/1399998060090175/

毎年、お祭りを取材していると各祭組の色鮮やかな山車に心が躍るのですが、この中でミニ山車を引く組があります。荒町祭組です。

地域の高台にある特別養護老人ホームの人たちにも七夕まつりを届けるために、大きな山車を引いていくことはできないので小さな山車を製作したのが始まり。もう30年以上前の話だそうです。「その時、入所者の方々が涙を流して喜んでくれて、訪問した側もとても嬉しかった」と、お話を伺った男性が話してくれました。

祭り当日、昼の運行後の休憩時間に大工さんや電飾の知識があるメンバーが大きな山車を夜に向けてお色直しする間、他のメンバーでミニ山車を引いて老人ホームを訪問しています。ミニとはいっても毎年2つの山車を準備することは大変ですが、制作も慰問も続けていくそうです。

これまでは単純に大きな山車の後を付いていく姿が親子の様で「可愛い」と思ってみていたミニ山車。サイズは小さいですが大きな思いが詰まっていたことを知りました。

偶然に伺うことができたこのエピソード。きっと他の祭組にも山車や人や、これまでの歴史に関わる沢山のストーリーがあるのだと思います。それぞれの祭組に自慢話を聞きに行きたい衝動に駆られますが、ふとした時に出るものなので話が聞けたらラッキーなのかも。また来年も新たなストーリーに出会えますように!




2017年06月14日

◆レポート 脇の沢災害公営住宅内覧会


6月11日(日)、米崎町に完成した脇の沢災害公営住宅の内覧会が開催されました。
2棟3階建て、戸数60の集合型住宅です。内覧会を経てもうすぐ入居が始まります。

脇の沢災害公営住宅
(脇の沢災害公営住宅 左:集会所、中央:1号棟、右:2号棟)

脇の沢団地の特徴として、以下が挙げられます。
・市内に建設される11つの災害公営住宅のうち最後に完成。
・独立した集会所が設置されている。
・防災集団移転促進事業により造成された再建エリアと隣接している。

1号棟廊下から見た2号棟
(1号棟廊下から見た2号棟)        

1号棟廊下から山側
(1号棟廊下から山側)

間取りタイプごとに1部屋ずつ、1号棟の1階と2階の部屋の見学ができ、1階の部屋からも米崎町両替付近の海を見ることができました。

2DK車いす対応:リビング
(2DK車いす対応:リビング)        

3DK廊下からリビング方面
(3DK廊下からリビング方面)

集会所は管理人室や備蓄倉庫も備えた作りになっています。小さな縁側も付いていましたよ。

エントランス
(エントランス)               

集会所
(集会場)

当日は、集会所で入居予定者が顔を合わせる場も設けられたようです。団地の周辺地区の自治会から会長方も参加し、なんと餅まきもあったそうです。
お祝いごとでの餅まきはこの地方ならではでしょうか。

今後、こうした入居者同士が顔を合わせて交流する機会が増え、コミュニティづくりにつながっていくことを願います。集会所入口の正面に大きな掲示板があったので、これから住民の活動が活発になって沢山のチラシが掲示されていくといいと感じました。




2016年11月19日

◆レポート  陸前高田ふるさとの復興見学会



平成28年11月17日(木)、『陸前高田ふるさとの復興見学会』に参加してきました。

今回は、岩手県と陸前高田市の共同開催とのこと。

見学場所は、下記3か所です。
@被災市街地土地区画整理事業(高田地区) 高台3
A被災市街地土地区画整理事業(高田地区) 大型商業施設及び市立図書館工事現場
B高田海岸地区工事現場 防潮堤工事、砂浜再生事業、復興祈念公園事業、松原復旧事業

3か所とも普段は入れない場所なので、
どのようになっているのかとても気になっていた場所です。

【高台3】
見学会@

見学会A  
見学会B
  
見下ろせる高い場所が少なく、進み具合が分からなかった場所の一つです。
※鳴石ヶ丘団地下。下和野の公営住宅を斜め下に、高田第一中学校をほぼ横に見る場所。

一部、既に住宅の建設が始まっていました。
しかしながら、まだ半分ほどの区域が工事中です。


【大型商業施設及び市立図書館工事現場】
見学会C  
見学会D
  
こちらは、下和野の公営住宅とほぼ同じ高さ。
来年春に完成予定の大型商業施設及び市立図書館の建設工事現場です。
写真を撮っているこの場所は、ちょうど大型商業施設の駐車場になる場所だとか…。
とても広いのですが、写真だとその広さのイメージが伝わらず、残念。


【防潮堤工事、砂浜再生事業、復興祈念公園事業、松原復旧事業】
見学会E  
見学会F 
見学会G  
見学会H
  
12mの高さの第二線堤。やはり高いですね。
車も通れるくらいの幅がある緩やかなスロープを上りましたが、スロープでも階段でも、
基本は歩いてのぼることになるので、ちょっと大変かもしれません。

第一線堤と第二線堤の間には、一部試験的に、
NPO法人高田松原を守る会による松の栽培もされていました。


強い風と寒さに負けてしまい、試験的に入れているという砂浜を
見られなかったことは残念ですが、完成前の様々な工事現場を見せていただけたことは
とても良かったと感じています。

ここ数年、岩手県や陸前高田市では定期的に見学会を開催しています。

関係者以外の方が工事中に現場に入るなどはめったに体験できることはないので、
このような機会にぜひ見学してみてはいかがでしょうか。





2016年01月05日

◆レポート 第1回みんなで、やりゃすぺ!! −サイコウ勉強会−



12月19日(土)
「第1回 みんなで、やりゃすぺ!!−サイコウ勉強会−」が開催されました。
当センターは運営のお手伝いをさせて頂いています。

この勉強会は、(仮称)川原サイコウ勉強会が、
岩手県復興まちづくり活動支援等制度の支援を受け実施しているものです。
旧川原の枠を超え、今回は高台や嵩上げ地へ移転するみんなさんが中心に集まりました。

高田地区の新しく出来るコミュニティのことを考よう!と広く呼びかけ、
当日は26名が参加しました。

第1回みんなで、やりゃすぺ!!@

今回のテーマは以下の2つ。
◇あなたの想いを語ってみよう!
◇この会のミッションは何か?やるべきことは?

移転後のコミュニティ、住まいの環境やまちのビジョン…
不安なことやわからないこと、
また、これからやりたいことや必要なこと等を思い思いに語っていただきました。

第1回みんなで、やりゃすぺ!!A

次回は、たくさん出た意見の整理と優先順位等について話し合う予定です。
当センターも引き続きお手伝いさせていただきます。


*第2回みんなで、やりゃすぺ!! −サイコウ勉強会−
日時:1月16日(土)14:00〜16:00
場所:コミュニティホール


≪参考≫ 
川原サイコウ勉強会とは?
復興計画や都市計画案についての住民説明会が開かれた事をきっかけに
自力再建や高台移転・災害公営住宅入居など、直面している課題について
勉強する場としてスタートしました。

「川原」という地名が入ってはいますが、川原の人に限らずこれからの事を考える
大切な場として、元々住んでいた地域に関係なく、学びたい人たちが集まる
場となっていました。




2015年12月01日

◆レポート 復興事業見学会


11月20日(金)、陸前高田市主催の「復興事業見学会」が行われ、
協働センターも参加してきました。
その様子をレポートでお伝えします。

市が主催する見学会は平成25年度に続いて2回目。
今回は、復興対策局の案内で現在工事中の現場を含めて以下4個所を訪問しました。

【視察@ 被災市街地土地区画整備事業(高田地区かさ上げ部)】

米沢商会の建物の西側(元舘の沖商会のあった真上あたりだそうです)のかさ上げ部に上り、
市街地整備課より先行かさ上げ地区の工事状況等について説明を受けました。
現在は、一般には入ることができないエリアです。
先行地区は8割が工事完了し、大町の道路も、かさ上げした高い場所に
近いうちに付け替えられるそうです。

視察1-@  視察1-A

視察1-B
写真:かさ上げ部から海側を望む。約12mの高さからでも海は見えませんでした。

視察1-C
写真:かさ上げ部から山側を望む。11mほどは砂利をそのまま積み、最後の1mは、
水道管等を通すこともあり、柔らかい土を盛るとのことです。

【視察A 津波復興拠点整備事業(高田北地区(東区):(仮)総合交流センター建設予定地】

10月30日と11月1日に産業まつりが行われた場所です(敷地面積9.1f、事業費10億円)。
舗装された駐車場部分は軽い傾斜が付けられており、雨水などが海側に流れるように
整備されているとのことです。

視察2

【視察B 災害公営住宅:中田団地】
11月1日より入居が始まった市内で5番目の災害公営住宅。7階の1DK、2DK、3DKを視察。
全体戸数の約6割の入居が決まっているそうです。見学した棟の廊下からは高田地区の
嵩上げ工事、防潮堤、総合交流センター側まで見渡せました。

視察3-@  視察3-A

視察3-B  視察3-C

【視察C 防災集団移転促進事業:米崎町脇の沢団地】
スケジュールが押したため車内から視察となりましたが、
こちらも11月1日より造成が可能となっています。

視察4-@  視察4-A

午前と午後、それぞれ行われたこの見学会には、午前8名、午後9名が参加。
思っていたより少ない人数でしたが、ニーズに合わせて今後も開催される予定とのことなので、
ぜひ多くのが復興事業の現場を知る機会になればと思います。



2015年08月19日

◆レポート 小友地区「田束剣舞」



陸前高田市の小友地区では、毎年8月17日になると、
田束山善性寺(たつがねさんぜんしょうじ)に
「田束剣舞」(「たつがねけんばい」)を奉納しています。
先日行われましたので、ご紹介します。

「田束剣舞」の歴史は深く、寛永年間、田束山善性寺の開祖と伝えられる
寛範(ゆうはん)和尚によって、ご本尊の供養と天下泰平、五穀豊穣を念じて
奉納されたのが始まりといわれています。

地域で万灯篭と呼ばれるその行事は毎年行われており、
子どもたちの剣舞デビューの日となっています。

夏休みに入ると、子供会行事のほかに剣舞の練習日も予定に組み込まれ、
保存会の皆さんのご指導のもと練習をします。

はじめて衣装を着る一年生はかわいい限りですが
学年があがるに連れて、大人顔負けに力強い舞を披露するようになります。

田束剣舞@

本当は毎年外で舞うものですが
今年は雨のため、公民館の中での披露となりました。

田束剣舞A

夏休み中の練習も頑張った子どもたちに
保存会からのご褒美がわたされました。

「田束剣舞」は「念仏剣舞」とも言われ、
大地を踏みしめ、悪魔、悪霊を鎮める踊りであるともいわれます。
この時期に奉納するのは、亡き霊を慰め、そしてお送りする意味もあるとの事でした。

現在、地域では保存会の皆さんが中心となり、子どもたちにも伝えられています。
地域の行事を守り、受け継いでいける事は、とてもすばらしいことですね。





2015年01月28日

◆レポート 女性のための防災リーダー養成講座


1月21日(水)、NPO法人まぁむたかた主催の
女性のための防災リーダー養成講座に参加してきました。

この講座は平成26年7月からスタートし、今回で7回目となります。
今回は「陸前高田市消防防災センター施設見学」「煙体験・消火器体験」を
消防士を講師に迎えて学ぶ内容となっていました。

講座スタートの際に消防署長よりご挨拶頂いた中に、
「いつどんな災害が起きるか分からないからこそ
今回のような研修会、講習会は大事だと感じている。」
「特徴の一つとして、特にも東日本大震災の経験をふまえ免震装置を
兼ね備えている建物であり、もしもの時に備えた建物としての建設をした」
との話もありました。

消防本部の中にも少しお邪魔させて頂きました。
本部は2階にあり、通常のお客様もここで相談なども出来るそうです。

防災リーダー1

仮眠室と出動準備室の間にレスキューロードが伸びていました。
ちなみに仮眠室は、女性専用も備えていることも伺う事が出来ました。

まだ見ぬ女性の消防士誕生に向けて
受け入れを考えている事が感じられました。

防災リーダー2

防災リーダー3

大きく生まれ変わった様に見られますが、規模的には同じだそうです。
訓練棟の部分が加わった事から、外から見ると規模が大きくなった様に見えるのかも
しれません。

特にも訓練棟に関しては、災害が起きた際には物資が運ばれるスペースにも出来るなど、
多くの機能を持ち合わせている場所として十分な広さを確保しているということでした。

午後はワークショップが行われ、参加者の皆さんの考えや思いを共有する場となりました。

第8回は、本日(1月28日(水)10時から)、朝日のあたる家で開催されているようです。
興味のある方は、ぜひ問い合わせてみてはいかがでしょうか。





2015年01月26日

◆レポート 長部地区 大漁唄いあげ乗付唄(のっつけうた) 



陸前高田市の地区のひとつである長部地区では、
「長部 大漁唄いあげ乗付唄」というものがあります。
その伝承活動と世代間交流が小正月に行われています。
今回は、なかなか見ることが出来ない練習の様子を見にお邪魔して来ました。

今から11年前、敬老会で参加者が披露した事が始まりで保存会が立ち上がりました。
情緒あふれるこの唄を、今後、子ども達にも歌いついで欲しいとの願いがあるそうです。

保存会の方の指導により、子ども達の練習がスタート。
何度か練習をしては休憩をはさみながらの2時間はあっという間でした。

乗付唄1

休憩の時間を使って「長部 大漁唄いあげ乗付唄」の歌詞についても学ぶ場となりました。
・「おつぼの松」ってどこの松か知ってる?
・長部坂って越えていくと気仙沼につながってるんだよ!
・野島ってみんな見たことあると思うよ。
・御崎様って海から帰ってくる時の目印だったんだよ。
他にも歌詞にまつわるあれこれを、保存会の皆さんよりお話頂きました。

乗付唄2

長部に生まれ育った子ども達が、これからもっとこの地域のことに関心を持ち
好きになって欲しいとの思いや、大漁唄を通して学校や子ども達、長部地域が一体となって
もっと大きく活動を展開していくことを願って毎年開催しているとの事でした。

≪「長部大漁唄いあげ乗付唄」について≫
「長部大漁唄いあげ乗付唄」の歴史は古く、今から400年前の寛永年間からと言われている。
「小舌網(こじたあみ)」「巾着網(きんちゃくあみ)」「巻網漁業」で歌い継がれてきた
労働唄と言われ、船が大漁して港に近づいた時や、海の守り神に対して大漁の報告と航海の
安全に感謝し、その気持ちを伝えるために唄ったもの。
 三陸地方で広く歌われている「御祝い」の旋律を踏襲しながらも長部独自の歌詞と拍子や
掛け声になっているのが特徴で、別名「長部斉太郎節」とも言われる。


 地域の歴史や伝統をこれからも受け継ぎ、また伝承して欲しいと感じた時間でした。




2014年12月09日

【レポート】第3回国連防災世界会議に向けたシンポジウム「防災・復興における女性の参画とリーダーシップ」


12月3日、福島市で行われたシンポジウム
「防災・復興における女性の参画とリーダーシップ」に参加しました。

内閣府が主催するこのシンポジウムは、
来年3月14日(土)〜18日(水)に仙台で開催される、
第3回国連防災世界会議のプレイベントでもあります。

陸前高田からも地域の女性リーダーが参加した他、
国連国際防災戦略事務局(UNISDR)駐日事務所代表の
松岡由季さんによる基調講演に続くパネルディスカッションには、
久保田陸前高田市副市長 が登壇されました。

国連防災世界会議に向けたシンポジウム@

国連防災世界会議に向けたシンポジウムA

テーマは「過去の災害対応の経験と教訓〜男女共同参画の視点から〜」

コーディネーター
・清原桂子さん【神戸学院大学現代社会学部教授】
パネリスト
・久保田崇さん【陸前高田市副市長】
・宗片恵美子さん【NPO法人イコールネット仙台代表理事】
・千葉悦子さん【福島県男女共生センター館長、福島大学副学長】
・信政ちえ子さん【広島市男女共同参画推進センター長】
・堂本暁子さん【男女共同参画と災害・復興ネットワーク代表】

まず、東日本大震災の経験を岩手、宮城、福島から、
続いて、今年8月に発生した広島市の土砂災害の経験や
国内に限らず世界の女性たちと連携して「女性の力で変革」を進める活動から、
それぞれに発表がありました。

久保田副市長からは、現在市長の提言により進めている
「ノーマライゼーションという言葉の要らないまちづくり」について、
「今回の災害では、災害弱者が多く犠牲になったこと、また、
震災による保育環境の変化があるが、最も厳しい立場の人にやさしい社会は
どんな人にもやさしい社会。子育てしやすい社会が防災に強い社会にもなる。
様々な立場の人が、普段から住みやすくて避難しやすいまちが、
ノーマライゼーションという言葉の要らないまちであり、男女共同参画にもつながるのでは」
との言葉がありました。

また、千葉さんからは、震災後、地域住民に寄り添い支援を進める中で、
支援側の女性団体がNPOになったケースもあり、全体として、
地域参加型の女性活動の活性化の底上げ になったとの話もありました。

国連防災世界会議に向けたシンポジウムB

国連防災会議に向けたシンポジウムC

全体では、復旧・復興に向けての意思決定の場への更なる女性の参画や、
女性のエンパワーメント・人材育成の必要性について多く議論されていました。

最後に堂本さんから、
「災害が見せる顔はそれぞれだけれど、共通することもある。
男女だけでなく官民が協働できるしくみ、しくみを形だけでなく実働させる意識、
そして意識を具体的な提案にして取り組むチカラをつけることが重要」
というメッセージがあり、とても印象に残りました。
これは、男女共同参画という視点に限らず言える事だと感じます。

各地でプレイベントが行われる中、
国連防災世界会議に向けた盛り上がりはこれからという印象でしたが、
陸前高田でも来年3月に合わせてシンポジウムが開催されるようです。