CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2012年12月05日

【高田の団体紹介A】NPO法人再生の里ヤルキタウン

12月に入り、市内では積雪も記録されました。朝晩は氷点下になる日も増えています。道路の凍結に注意しながら車を運転する時期です。

さて、今日は市内で活動する団体を紹介する第二回です。
みなさんは陸前高田市立米崎中学校の後ろの山に、重機で整備している場所があるのをご存知でしょうか。

DSCI0710.jpg

(左側の山の向こうが米崎中学校です)
ここでは園芸広場が解放されて、今は冬の野菜が育てられています。
約二坪ずつ区分けした畑は、20人ほどの住民が利用して農作業を楽しんでいます。

DSCI0707.jpg

他にもオランダから送られてきたチューリップを植えるための準備や、桜や梅などの花木を植えるための整備などが行われています。

DSCI0722.jpg

ここを管理しているのが米崎町を拠点に活動している、NPO法人再生の里ヤルキタウン。
震災以降“うつ病や孤独死などの二次的被害者、犠牲者をこれ以上一人たりとも絶対に出してはいけない!”を基本理念に、住環境整備とコミュニティ広場の建設・整備、そして被災地間交流など様々な活動を続けています。

DSCI0721.jpg

対応してくださった、理事長の熊谷 耕太郎さんです。
熊谷さんが活動を開始したのは、震災直後からでした。当時は福島県郡山市で働いていた熊谷さんは、震災後米崎町へ戻ってきて同法人を設立しました。
その縁もあり、福島県との被災地間元気交流「ふくしま&たかた元気交流プロジェクト」にも力を入れています。風評被害に苦しむ福島の様子を聞き、被災地同士で助け合わなければと思い始まった交流事業では、米崎町の住民が福島県二本松市を訪問して現地の被災者の方々と伝統工芸を通して交流したり、浪江町のご当地グルメ浪江焼きそばを楽しみました。
今度は福島の方に陸前高田市を訪問してもらいたいと、引き続き交流事業の準備を行っています。

再生の里ヤルキタウンが現在力を注いでいるのが、コミュニティ広場の創設事業です。
陸前高田市には震災後仮設の商店街が複数建ちました。しかしそこはあくまでも商店の集まり。“子供からお年寄りまで誰もが集まれるコミュニティー広場”がこの町にはない、そういう場所が今必要だと感じた熊谷さん達は、みんなが集まれる場所づくりを始めました。

DSCI0703.jpg

山の一角には花木を植えてヤルキタウン“花画廊”として一年を通して様々な花を楽しめるようにしたいと、ご自身の土地を提供して整備を行っています。場所を解放して花や眼下の景色を見ながらバーベキューなどを楽しんでもらうという構想もお話しいただきました。地域の方がお花見をしに来るのもいいし、また観光ツアーで外からのお客様にも立ち寄ってもらえる場所にしたい。そして、継続してまたこの町に来てもらえるきっかけの一つにこの場所をしていきたいと考えています。

DSCI0700.jpg

オランダから支援で届いたチューリップ2万5000株もこの場所に植えられます。花が咲いた時を想像すると、いまからわくわくして来ます。

DSCI0720.jpg

こちらは開設に向けて準備を進めている、法人名と同じ名前のコミュニティー広場ヤルキタウンです。海産物の取扱、ヤル貴婦人の会による産直コーナーを併設した喫茶「みんなの茶ロン」や生活の相談に対応するスペース、その他にもレンタルビデオ店やクラフト工房などが入る予定です。今後の土地計画なども考えると、住宅地の中心部分に位置することになるのではないでしょうか。

仮設住宅はもちろん地域の人たちが集まる場にしたいとヤルキタウンでは考えています。
先に書いた園芸広場では、別の町から米崎中学校仮設住宅に住んでいる方も農作業を通して他の住民と打ち解けられたなど、コミュニケーションの場として着実に成果を挙げています。
今後この輪が広がり、園芸広場や花画廊も含めたこの場所が、「ここに行けば誰かがいる。だから顔を出しに行こう」と思って外へ出るきっかけになることが期待されます。

ホームページはこちらからどうぞ ≫NPO法人 再生の里ヤルキタウン

NPO法人再生の里ヤルキタウンでは、花画廊に植える花木のオーナーを募集しています。
興味・関心をお持ちになった方、詳細を知りたいという方は同法人までお問い合わせください。
合わせて、活動上必要な備品など不足しているものがあります。詳細は下記リンク先ご覧ください。

皆さまからのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック