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2012年11月30日

【陸前高田の団体紹介@】NPO法人陸前たがだ八起プロジェクト

一日の最高気温が一桁台という日も増えてきて、めっきり冬らしくなってきた陸前高田市です。
日が沈むのが本当に早くなってきました。

さて、今日は陸前高田市で活動しているNPOの活動についてご紹介させていただきます。
震災以前にはNPOという言葉はほとんど耳にする機会のなかった言葉ですが、震災をきっかけによく聞くようになったのではないでしょうか。
物資の支援、子供たちへの支援、見守り活動、移動の支援…様々な形で被災者の生活をサポートしてくれています。
しかし、市内で活躍しているのは、何も外部からの支援団体だけではありません。

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モビリア仮設住宅内に事務所を構えているのが、「NPO法人陸前たがだ八起プロジェクト」です。
(「たかた」ではなく「たがだ」なのがポイントです)

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NPO法人陸前たがだ八起プロジェクト事務局長の蒲生 哲さんです。今回は蒲生さんからお話を伺いました。
陸前たがだ八起プロジェクトさんが事務所を置くモビリアは、震災以前はオートキャンプ場として大勢の方が利用していました。
震災直後には指定避難場所ではないにもかかわらず300人もの住民が避難してきたモビリア。キャンプ場という広大な敷地は、現在は市内でも最大規模の仮設住宅団地となっています。
陸前たがだ八起プロジェクトは、モビリア仮設住宅団地サポートセンター運営、仮設団地集会所運営、住民主体の活動のサポートなど、モビリア仮設住宅の支援事業を中心に活動しています。

様々ある業務の中でも重要と位置付けているのが、住民の自立支援です。
やりがいづくり、生きがいづくりに重きを置いて活動していますが、これは過去の例を参考にしているとのこと。過去の奥尻島、阪神、中越などの大災害に見舞われた被災地では、支援団体やメディアが震災の2〜3年後には大部分が撤退しているという共通項を持っています。
おそらく、東日本大震災も同様のことが起きるだろう、支えられたままその時を迎えれば、急に支えの手を失ってよろける人が出てくるかもしれない…そうなってしまわないように、その時にしっかりサポート出来るように、今は組織としての基盤をしっかりと整えているところだそうです。

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モビリア仮設住宅の集会所内に設置されている、モビリア仮設住宅サポートセンターの運営は、住民が安心・安全に楽しく暮らせるコミュニティづくりをミッションに掲げて運営されています。住民のみなさんの相談に乗ったり、戸別に訪問して見回りをしたり、また外部からのボランティア活動やイベントのマッチングなど様々な業務が行われています。
更に行政、社協、保健師などを交えたモビリア仮設住宅支援協議会も置かれており、各方面との情報共有、連携の仕組みが出来ています。例えば、「○○さん最近元気がないみたい…」と相談があれば、それを社協や保健師へ伝えることが出来るのです。
実は、仮設住宅団地の中にこうしたサポートセンターが設置されているのは、陸前高田市ではモビリア仮設住宅しかありません。しかし、他の地域へ行けば実はこの形が一般的なもの。
「モビリア仮設住宅団地を陸前高田市の仮設住宅のモデルケースにしていきたい」と蒲生さん。
復興が長い道のりであることを踏まえ、数年先を見据えて活動の計画を立てているのが印象的でした。

(柴田トヨさん筆の詩)
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(集会所壁にはいっぱいの写真とメッセージ)
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