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2014年12月05日

【レポート】中越に学ぶ視察研修会 川口・山古志編


11月20日(木)〜22日(土)の2泊3日の行程で、新潟県中越大地震の被災地へ
視察に行って来ました。
この研修は、これからの陸前高田の復興まちづくりに向けて、中越の先進事例から
住民主体の復興まちづくりのプロセスを学ぶことを目的に、
陸前高田まちづくり協働センターと公益社団法人中越防災安全推進機構主催で
開催しました。
非常に中身が濃く、充実した研修の様子を、2回に分けてレポートします。

新潟県中越大地震は、今から10年前の平成16年(2004年)10月23日、
川口町(現長岡市)で最大震度7を観測しました。
長岡には中越大地震を伝えるための「中越メモリアル回廊」が整備されています。
4施設ある内、今回の研修では川口、山古志、長岡の3施設を視察しました。

●川口きずな館●
中越視察_前編@

中越視察_前編A  

まず、旧川口町にある「川口きずな館」を訪問。
今回の視察研修プログラムにご協力いただいた公益社団法人中越防災安全推進機構の
稲垣氏から、中越大地震と東日本大震災の違いについてお話いただきました。
中越と東日本は山の災害と海の災害という違いもありますが、それ以外の違いも多々あり、
例えば犠牲者の数、インフラ整備の長期化、双方の震災が浮き上がらせた地域の課題など、
二つの災害の異なる部分を知ることができました。

違いを知ったところで、続いては川口町の復興に際して、
生活再建後にどのようにしてコミュニティづくり・再生に取り組まれたか、
川口の事例をお話いただきました。
ここではコミュニティの見守りや、農業の展開に向けた取り組みについてなど、
活発な意見交換が行われました。

●山古志復興交流館おらたる●
中越視察_前編B

中越視察_前編C  

二日目は山古志を訪問しました。
山古志は集落に続く道が寸断され、全村避難という大きな困難に立ち向かった集落です。
その復興の段階は、長岡に避難し応急仮設住宅で生活していた「復旧期」、
帰村を達成した後の集落再生に取り組んだ「再生期」、そして山古志全体の地域を
これからどう運営していこうかという「発展期」の三つに分かれていました。
それぞれの時期にそれぞれの立場でできることをしながら、役割分担をしつつ、
地域の復興を進めていたことをお話いただきました。

山古志復興交流館「おらたる」は、山古志の発災時から復興までを語るべく
物語性の強い構成となっています。
伝え繋ぐ施設のつくり方についても、非常に勉強になりました。
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