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2014年11月07日

【レポート】第4回まちづくりコーディネーター育成講座

11月5日(水)、陸前高田まちづくり協働センターが主催する「まちづくりコーディネーター育成講座」の第4回を開催しました。
この講座は、平成25年度に当センターが作成・発行した「地域づくりハンドブック」を教科書に、全4回にわたってまちづくりを進めるためのノウハウをお伝えし、地域の中にコーディネーターを育成することを目指しています。
7月からはじまった本講座も、いよいよ最終回を迎えました。

H26講座4-1

H26講座4-2 

最終回のテーマは「事務力をつけよう」です。
第1回では「まちづくりを知ろう」というテーマのもと、まちづくりに必要な情報を提供できる体になるためのコツをお伝えしました。
第2回では、まちづくりを促進するためのコツとして、会議の進め方(会議ファシリテーション)を模擬会議を交えて楽しく学びました。
第3回目の「情報」は、伝えたい相手に情報を伝えること、理解してもらうためのコツを学びました。

今回は、様々な活動をしていくうえで必要な事務力の中から、「規約のつくり方」「事業計画のつくり方」「事業予算のつくり方」「事業報告のつくり方」「助成金申請のコツ」等をお伝えしました。

まちづくりの活動をしようと思った時、目的を同じくする仲間と団体をつくって、一緒に目的を達成するために様々な事業を展開します。
しかし、活動が長くなったり、環境が変わったりすると、「私たちはなんのために活動していたんだっけ?」と、目的に迷ってしまう時があります。
または、活動に参加しているメンバーの意思がバラバラになってしまったり、適切な会計処理が行われなかったりすることもあるかもしれません。
そんな時に、立ち返るものが「規約」です。(法人の場合は「定款」)
規約は団体を運営するための最上位のルール、「団体の憲法」とも言えるものです。
規約があれば、迷った時に見直して、「私たちはこのために活動しているんだ!」と確認することができます。

では、どのように活動を組み立てていくと、目的に近づいていくのでしょうか?
達成したい理想に対して、現在の状況との間にはギャップがあります。
このギャップを一気に埋めることは、とても大変です。
そこで、まずは身の丈に合ったところから、一段一段、階段を上がるように、事業をひとつひとつ考えます。
計画を立てたらやってみて、成果を評価し、改善するところを振り返り、次の階段をのぼる。
このステップを繰り返すことで、少しずつ理想と現実のギャップが埋まり、理想に近づいていくことができます。

計画を立てる時のポイントは、「6W3H」です。
・Why…なぜ?(事業をする背景・必要性)
・Whom…誰に?(事業の対象者)
・What…何を?(事業の内容)
・When…いつ?(時期・日時)
・Where…どこで?(場所・場・機会)
・Who…誰が?(事業の実施者)/誰と?
・How to…どのように?(手法)
・How much…どれだけの費用で?(事業にかかる予算)
・How far…どの程度まで?(目的・事業規模)

これらを一つずつ書き出して組み合わせたものが、事業計画になります。
そして、事業計画と「事業予算」「事業報告」はセットのもの。
計画がしっかりつくられていれば、無理や無駄のない予算を組むことができますし、報告書も計画に合わせてつくることができます。
ここまでの事務作業がしっかりできれば、助成金の申請書を書く時や、また報告書を提出する時に苦労することがぐっと減ると思います。

最後に「事務局あるある」と講師への質問の時間をもって、講座は終了になりました。
今回は座学のみでしたが、参加者の皆さんは熱心にメモを取りながら、講師の話を聞いていました。
特に予算書や収支報告に関わる部分が、特に関心の高い、そして必要性の高い話だったのではと感じました。

これにて、今年度のまちづくりコーディネーター育成講座は全講座が終了しました。
夜の時間帯が多い講座でしたが、毎回多くの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。
今後も、地域で活動される皆さんのニーズに添った学びの機会を提供していきたいと思います。

受講後、皆さんがコーディネーターとして、それぞれの地域に飛び出して、活躍していただくことが、私たちのゴールです。
コーディネーターの皆さんも、地域で活動している皆さんも、活動の中で悩むこと、困ったことがあった時には、当センターまでどうぞお気軽にご相談ください。

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陸前高田まちづくり協働センターでは、まちづくりに取り組む皆さんが抱えるお悩みや、困ったことの解決のために、以下のサポートを実施しています。
・NPO法人等組織の設立相談
・組織運営の相談
・企画運営の相談
・活動に関わる情報提供、照会
助成金情報の提供、申請書類の作成アドバイスなども行っていますので、どうぞお気軽に、センターまでご相談ください。
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